オウムを飼うのは何しろ初めてなので、いろいろな情報が欲しくてネット検索していました。


すると、あるパロットフォーラムに行き着いたのです。そこである飼い主さんが、「自分のセネガルのことを「天使」と表現している人がいるけど、ちょっと信じられないな。うちのは「グレムリン」だから。」というコメントがありました。


見た瞬間、まったく同意してしまいました・・・。友達や知り合いには「もう可愛くって、私の小さな翠の天使です。」と紹介していますが、実態はグレムリンそのもの。


映画、グレムリンのテーマ曲に歌詞をつけてテーマソングまで作ってしまいました・・・。


「甘えん坊でわがままで食いしん坊で寂しがりや


なんでも欲しい欲張りでおもちゃはなんでも独り占め


それは誰かと尋ねたら、・・・」


と続く歌で、2番には「なんでも齧る なんでも壊す 邪魔したりしたら咬みつくよ  おやつも欲しい トレーニングはいや ご褒美だけ欲しいのよ  それは誰かと尋ねたら・・」


と。延々と続けることができます。散らかしや、分捕りや、壊しや・・・・・・ もうグレムリンそのもので、しょっちゅう「ぐわわわわ」と言っては横暴の限りをつくしております。


まあ、歌ができるほど可愛いってことで・・・。


話は変わって、先の選挙以来、「イギリス人とは何か」みたいな話題が目に付くようになりました。外国人(主にEU圏内からの移民)で英語を理解することなしに英国で暮らしている人々に対する風当たりがキツイようになりました。もちろん、生活保護などの社会保障を受けているのは移民ばかりということはありません。私なんかは、「社会保障に一切頼らない」ことを証明するためにいろいろと財産の詳細なんかも(相棒も含めて)提出したんですから。だから移民イコールイギリス国民の税金で暮らしているわけじゃないんですけどね。


「イギリス人であるためには英語を話すことが最低条件」とする人の割合が大幅にアップしているというニュースもあります。


私なんぞは英語をしゃべると、「え、英語わかるの!!」とびっくりされたことが何回かありますから・・・。英語を理解し、話すことができてもイギリス人と見なされることは一生ないんですからちょっと複雑です。ゆえに「国籍は絶対に変えません。」と少し意固地なくらいに言い続けてるわけですが。


でも、周りの人からは「いろいろめんどくさいんだから、イギリス人に変えちゃったら??」とか気軽に勧められています。


私の可愛いグレムリンはイギリス生まれ・育ちですけど、アフリカルーツです。移民排斥が進んだら、アフリカに「帰るのか??」とか冗談で言われてますが・・・・。こんな暴れん坊、先方も「お断り」でしょうね。


もう 緑の小さなフーリガンだから・・・。

アズキやそのほかの煮豆が大好きなのですが、ここではあまり思うように豆は手に入りません。アズキも大豆もあるにはありますが、(金時豆とか黒豆は無い、というかあるのかもしれないけど見かけない)粒がとても小さいです。


たまに実家から支援物資としてアズキ系のお菓子や豆そのもの、あるいは真空パックになった煮豆を送ってもらうと、大事に保存しながら楽しみます。大事においておきすぎて賞味期限が切れていることもあります・・・・。


それでも、日本にいたころには母に甘えていたり、市販のものを自由に買っていた豆類もイギリス暮らしをきっかけにとうとう自分で炊くようになりました。

人間やってみればある程度のことはできるもんです。


イギリス人は豆を食べるのがヘタなのか、かの有名なデリア・スミスという勲章ももらったお料理の先生でさえ、その著書で「豆は発展途上国では主食にもなっている重要な作物です。」程度の説明があるだけです。で、アズキもお米とサラダにするとか(お赤飯じゃないです、本当に野菜と混ぜてサラダにしてる)ぐらいの紹介です。


そのほか豆料理としてはベイクドビーンズ(トマト味の少し甘い料理)とかチリビーンズ(これもトマトベースで唐辛子なんかでアクセントをつける)がある程度・・・。


ある日、いつものスーパーでちょっと気になるものを見つけました。ヒヨコマメのペーストです。「ホモス」というような発音をしますが、ヒヨコマメを煮てペーストにしたものを基本に、玉ねぎで風味をつけたもの・チリペッパー入り・ビーツできれいなピンク色をつけたものなどいろんなものがあります。


これ、以前から知っていたのですがなんとなく買いそびれていました。でも、遊びにきたお友達のCちゃんがチリペッパー入りを食べさせてくれて以来、はまったのです。


なかなか美味しいやん。これ。ちょっとなめらかなペーストはディップがわりに野菜につけてもよし・サンドイッチペーストのようにパンに塗ってチーズやハムをはさんでもよし・もちろんそのまま食べてもいいんです。


こんなに美味しいものなのに、豆の食べ方を知らない?のか健康志向の人以外はあまり買うことがないようです。スーパーでもしょっちゅう見切り品になっています。1ポンドのものが10ペンスぐらいになってたりします。食べたことのないフレーバーはこのときにいろいろと買ってきて、楽しんでいます。気に入れば定番化。野菜嫌いの相棒も喜んで食べるので必ず買うのです。


これはたぶん、中東とかアフリカ系の人々が食べることが多いのかもしれません。そのおかげで豆好きの私も知らない美味しい食べ方を経験することができました。


ところが割合と食に保守的なイギリス人年輩層が多いこの地域、「エキゾチックなものは食べられない」とする人が多いのか、いつも「見切り品」に。


あまり売れないと、そのうちに販売中止になるだろうかと心配にもなります。


糖尿病患者とその予備軍の増加に苦慮しているイギリス、こういうヘルシーな食べ物をもっと食べるようにすると、おかしなダイエット器具や薬に頼らなくても十分に健康になるのに、とおせっかいながら思います。

イギリスで暮らしていても、ここは田舎なのであまり生活に変化がないような感じがします。近所やスーパーで会う人がみんな「外人」という意外はとくに変わったこともなく、かえってとても不便なことのほうが多いです。 っていうか私が「外人」なんですけどね。


ロンドンあたりの都会だと外国の雰囲気も楽しみつつ、日本にいるのと変わらないような便利な生活もできるように見えてうらやましい・・・。


まあ、事情を知らないだけかもしれませんが。


このシーズンになると私が恋しくなるものに日本の「桃」があります。まだちょっと早いでしょうか。

いつも父が「お前、好きなんやから好きなの選んだらいい。」と言ってくれて一箱、大喜びで買ってもらっていました・・・。


和歌山県は荒川の桃、大きく・甘く・ジューシーでなんともいえません。一箱買って、父は味見にひとつだけ食べます。あとはみーんな私。朝ごはんに・夜のデザートにと毎日最低でも2つは頂きました。(親の口から食べ物を取り上げる、と相棒に言われていた所以でもあります。ハイ、確かにそうですよね。)


ところが・・・。イギリスに美味しい桃はなかったんです・・・。もちろん桃はありますよ。スペインからね。固く・小さく・香りだけ桃。香りに誘われて買ったものの何度「まあ、雰囲気は堪能したから。」と自分に言い聞かせたことが。


ところがある日、あの大好きな荒川の桃に匹敵するくらいにおいしい桃を見つけたのです!!それは「ドーナツピーチ」といわれるちょっとひしゃげた小さい桃です。日本の基準だと桃というよりもビワとかイチジクくらいでしょうか。香りも味も絶品、ジューシーでなんとも言えません。


「そんなの、食べたことないぞ。」と怪しんでいた相棒も「うまいなこれ。桃がこんなに美味しいって思ったのは初めて。」とコメントいたしました。値段は4個1ポンド。3個あわせてやっと荒川の桃1個分くらいの大きさになります。お値段は4個で半額いくかいかないかぐらいでしょうか・・・。


ガレージセールに行ったときに、地元の八百屋さんも出品していてこのドーナツピーチが箱で売られていました。いい香りがそこらじゅうに広まっていました。バイクだったので、ちょっと無理があって買ってくることができなかったのが残念ですが、今年こそは十分準備して箱買いしようと約束しています。


でもね・・・。父なら箱買いしても「お前の好物だから。」と私が好きなだけ優先的に

食べさせてもらえたんですが。相棒なら無理だろうな。


食物バトルの勃発か・・・。今年は可愛いオウムにも食べさせたいから大変です。グリズリー相手に月の輪がどこまで対抗できるでしょうか。