評価がつかない | My Life ~もっと気楽に~

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シングルマザーの、子供と仕事と日々の出来事。今は息子との模索する日々がメイン。

昨日、学校へ返却物を持っていった。

 

ちょうど、担任の先生が帰ろうとして、

玄関に出てきたところだった。

 

返却するものと、提出する書類を渡すと、

 

「期末テスト受けられなかったので、

 通知表の方は評価が斜線になってしまいます。

 それをご了承頂きたいのと、

 一応期末テストの問題です。」

と封筒にいっぱいのプリント類を渡された。

 

その後、学年主任の先生も出てきた、

来週の卒業式に向けての学校の動き等を聞いた。

 

 

帰りの車のなかで、思った。

 

確かにテストは受けられなかったし、

今後受けられるかどうかもわからない。

 

だけど、確定する前に、

今の状態だと評価がつかなくなること、

なので、なんらかの形で息子がテストを受けられないか

そういう打診とかはないんだな~と

ただ漠然と思った。

 

家に戻って、

息子に評価がつかない事を伝えると

「1日かけて、(受けていない)テストやるのに」と。

 

う~ん、でも、もう時期的に

先生たちは通知表を作成してしまってるんじゃないかなー。

 

息子は不満げな感じでした。

 

もちろん、学校のペースは早くて、

先生たちも色々忙しくて、

登校できない息子を待っていられない。

それはわかる。

 

あ、これ、あの時と一緒だひらめき電球

 

別の日にしてほしいと言ったのに、

期末テスト前日に家庭訪問に来て、

先生たちの自論を一方的に話し倒し、

そうして帰っていった。

 

翌日のテストのこと、

必要なものがあるかどうかも、

何も告げず。

 

結局、学校側、先生の対応と、

こちらがしてほしい対応、

求めている情報の提供が噛み合わない。

 

 

息子が学校と繋がれるようにと

話し合いで提案が出ていながら、

テストが受けられないから評価はつかないと、

それが決定してから告げられる。

 

でも、もしもね、

決定する前に言ってもらえてたら・・・

 

その為に1時間ずつでも

学校に行ってテストを受けるとか。

 

なんとか午後だけ別室登校で、

そこでテストを終わらせるとか。

 

そういう選択肢を

息子自身が、出せたかもしれない。

 

そう、息子が自分で学校と繋がれることを

自ら示すことが出来たかもしれない。

 

評価がつかない事を話したら、

テスト受けるって言ったくらいだからね。

そうできた可能性はあるってこと。

 

 

先生にしてみれば、

あれだけテスト前にも熱心にアプローチしたのに、

彼は逆にプレッシャーになったと

結局テストを受けられなかったじゃないか。

 

そう思うかもしれないけどね。

(あくまで憶測ね)

 

要は、

ポイントがズレている。

 

そう、まさにこれだひらめき電球

 

なぜ、ずれるのでしょう?

 

それはね、

不登校の生徒、

つまり息子に寄り添ってないから。

 

話し合いのときとかの言葉では、

一見理解を示しているようだけど、

きっと根底は変わっていない。

 

スクールカウンセラーの先生にも言われた。

 

息子の学校は、受験で選抜された子ばかりだから。

息子のように躓く生徒が、あまり居ない。

ほとんどの生徒がスムーズに学校のレールにのって、進んで行ける。

なので、先生たちも、息子をそこのレールに乗せることだけに必死。

 

副学年主任の先生が、

担任、学年主任と違った提案を出してくれたのは、

副学年主任の先生は去年まで別の

受験して入るのではない中学校に居たからかもしれない。

 

息子の学校の仕組みに

担任や学年主任ほど

染まっていないのだと思う。

 

 

昨日のブログにも書いたけど、

怒りとか、学校を敵対視するのではないのです。

 

もうね、これが学校という組織なのだと。

改めて実感させられるだけ。

 

そして、そこに適応できないからといって、

社会に適応出来ないということはないのだと。

 

だって、私、一応自立してる大人ですのでニヤニヤ

自分で稼いで、

住むところ、食べる事に困ること無く、

子供も育ててます(不登校だけどさ(笑))。

 

その大人が、そう思えるのだから。

 

で、そう思う大人が沢山いて

社会を作っているのだから。

その社会には、学校行かなかった人たちは沢山いるのだから。

 

だから、学校に立ち向かうでも、

学校に合うように無理強いするでもなくね。

 

息子には、息子にあったやり方で、

社会と繋がっていけるようになってほしいだけ。

 

生きていくのに大切なのは、

学力ではなく、柔軟性だなと。

 

ここ最近、しみじみ思う。

 

仕事でも、人間関係でも、

何かあった時に、

臨機応変に対応してける柔軟性が

一番大切だし、必要な事なんじゃないかな。

 

それがある人は、

大変な事もきっと上手く乗り越えていけるし

人生を楽しめると思うんだよねニコニコ