よく食べるラーメンは?
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話はやや唐突になるが、
Mulgrew miller の Song for Darnellという曲がある
この曲の持つ雰囲気がとても好きなのである
ミュラーは、1955年生まれの
アメリカ人Jazzピアニスト、作曲家、教育者である
彼の演奏スタイルはハードバップ、モーダル・ジャズ、
ポスト・バップなど多岐にわたるJazzの要素を融合させ
独自のものを編み出している
このSong for Darnellは
ミラーの代表曲の一つで、1985年にVictorという会社から
発売されたアルバムに収録されている
ミラーの繊細なピアノタッチと
深みのあるハーモニー、そして即興性豊かな演奏が
特徴的だ。
♬♪♫♬♪♫♬♪♫♬♪♫♬♪♫♬♪♫
ミュラーの独創性は
アルストテレスのミメシス(模倣)ではなく
音楽の楽しさを追求している
まさにプラトンのイデア論のような
形相を探求しているのだ。
音の交差、相互作用は、予測不可能かつ
必然的でもある音の流れが感じられる
♬♪♫♬♪♫♬♪♫♬♪♫♬♪♫♬♪♫
これは実はミュラーに限ったことではないので
のちのちにJazzを聴きながら私の中で勝手に深化させて
いくとしよう
この拙ブログの読者であれば
もうお気づきかもしれない
そう、ラーメンもそうである
中国でうまれたラーメンは
日本で独自のジャンルを築き上げた。
まさに模倣からはじまり
独自性を追求した1杯なのである
日本の中でもさらに深化を遂げている
師匠の味と技を盗み尊敬して継承しつつ
そこに絶妙に自分なりの工夫を混ぜ込んでいく
食材の極みのスープと共鳴する麺、
それにコーラスのように付帯する具材やトッピングで
奏でられたカオスアンサンブル
それがラーメンである
音楽と同じ仕方で語ることができる
楽しく複雑な そして美味しいものなのである。
ではではみなさま
おやすみなさい