WALKERA TALI-500 バッテリーの処分 | Dr.Pipo's Laboratory 2 Experimental Report

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楽しくなければ模型じゃない!大人の趣味として楽しもうと思っております。それ故、独りよがりで的を射ない内容もあるかもしれませんが、それはそれで御笑読くだされば幸いです。

Walkera TALI 500 というヘキサコプターがありました。

まだドローンの規制が敷かれる前で、10年以上前に購入し、友人らと海辺や山のキャンプ場、ラジコン場などで飛ばして楽しんだのが懐かしいです。

ヘキサコプターですので、プロペラは6枚です。

大きなアルミケースに入っていました。

もちろん、FPVも付いており、12chのプロポ(DEVO F12E)に付属の画面でみれました。

また、スキッドも自動で上下するという凝り具合。

結構大きくて重いので、むしろ安定したのを覚えています。

 

 

今では、自由に飛ばせなくなってしまいましたので、すこぶる残念です。

規制前に購入の物は、そのまま飛ばせるようにしてほしかったです。

今や、ドローンコレクションです^^;

他にも飛ばせなくなりコレクションになったドローンは、ごく初期の6軸どころか3軸ジャイロなどの安定装置がないものや、自作物など、たくさんあります。

ごく初期のドローンなんて、ジャイロがヘリのテール用の1軸が1個だけなので、めちゃくちゃ飛ばすのが難しいです@@; 空撮なんてやる余裕は皆無です。

ヘリより難しいと思いました。

 

TALI500のバッテリーは、当時では珍しいインテリジェントバッテリーになっていて、6Sの5400mAという大きなものが付いていました。

バッテリーは、時々チェックしていたのですが、最近放置してしまい数年経っていました。

 

先日、ふと思い出し、バッテリーを入れていたLipo保存袋を覗いてみて、ビックリ仰天。

予備も入れた2個のバッテリーがパンパンに膨らんで、外装の一部が割れています。

一瞬、爆発するかもと怖くなりました。

当時は2万円近くした高価なバッテリーです。

 

2014年7月と8月にバッテリーチェックしたまま^^;

片方はケースが割れています。

片方は、外装の補強テープを外したところで、ケースが閉まらずに弾けました。

ここまで膨らむと、機体のバッテリー格納部分には入りません^^;

 

やむなく、安全に廃棄することにしましたが、このインテリジェントバッテリーって曲者で、

自分は嫌いです。

と、申しますのも、代替品がないのです。

コネクターも専用だし、汎用品が使えない。

本体よりも、この専用バッテリーで利ざやを上げているんでしょうね@@;

 

とりあえず、電圧チェック。

片方は、18v以下に落ちていて、残量もほとんどなく、放電もできない状態。

もう片方は、さらにパンパンですが、なんと、しっかり22v以上あるし、容量も80%は入っているようです。

 

数回の放電で、終了間際です。

各セルの電圧もまだ良好ですね^^; もったいないTT;

 

目を離さないように注意して放電させます。

1Aにならず、0.3A放電で、ほぼ放電しきるのに12時間以上かかりました。

 

このまま、塩水につけようと思いましたが、今では入手困難で貴重な専用バッテリーですので、今後の為に、コネクター部分や外装を取り出せないかと思い、意を決して、分解してみることにしました。

 

不燃シートを敷いて、その上で注意して取り組みます。

 

まず、2個のトルクネジを外します。

それから、スイッチ、残量インジケーターなどのある全面御パネルを外します。

 

ついで、以前見た時に、若干ふくらみがあるようだったので、周囲をテープで巻いて保護していました。

で、このテープをカッターで、注意してす~と切ると、、、。

 

バッテリーのふくらみで、パチッと外装の数か所の留めががはじける様に開きました。

 

で、内部に容易にアクセスできましたが、開けてビックリ。

 

 

電子基板に、コネクターでバッテリーが繋いであります。

 

おお~^^

 

そうです、コネクターを外して、他の汎用の6s5000mAほどのバッテリーと交換できそうなのです。

これは助かります。

 

djiはじめ、他のインテリジェントバッテリーも見習ってもらいたいものです。

基盤に直付けではなくて、このように汎用コードで繋げられるようにするべきです。

 

外装のケースや基盤部分は保存しておきます。

取り外したバッテリー部分のみを、塩水につけて排気処理をします^^v

 

破裂寸前です^^;

怖い。