前回のブログで、高山寺、神護寺とまわり京都駅に向かうバスに乗るところまででした。
いつものように、多少は調べて来ているものの、ノープランの行き当たりばったりの旅。
京都駅に向かうこのバスが途中、仁和寺の前を通るのは知っていましたし、京の冬の旅の特別拝観で金堂の裏側の五大明王画が特別拝観出来るとのことでしたが、私が行った日は拝観休止の日でした。
五大明王画は、初公開時に行きましたが、また見たかったし、いつもは入れない金堂に入りたかったのですが残念💦
…で向かったのは
旅の初心者だった20年程前…京の冬の旅だけ行っていたので、相国寺と大徳寺は毎年どこかの塔頭が公開されていたので来ていましたが、仏像にハマってからは疎遠になっていたので久しぶりの相国寺です。
相国寺の塔頭、いくつあるんでしょうか?
ここは、初公開とのことでしたので、来たことないです。
仏像ありそうなところなので来ました。
仏像は、看板の写真のお釈迦さまと右は開基の僧像、左は聖観音さまでした。
お像とは距離もあり、目を凝らして拝観させていただきました。
単眼鏡も持っていましたが、あの状況では出しづらい💦
他は、掛け軸とお庭。
伊藤若冲が師と仰いだ、大典(だいてん)禅師のお寺だからでしょうか?
掛け軸は釈迦三尊、松鶴図、涅槃図などなど。
仏さまのお堂の前にあったお庭は枯山水でした。
掛け軸があったお座敷の奥にあったお庭。 山茶花でしょうか? ツバキ?
この左側の板戸の虎の絵もみて、玄関先に戻ります。
入り口のところには、移築された左甚五郎の欄間がありました。
掛け軸も欄間も、凄いのかどうなのかよくわからない美術品音痴のんばばです😅
外に出てすぐに『慈照院』と言うお寺が。
もちろん閉まっていますが、何年前か忘れてしまいましたが、入った事があるなぁと思い出しました。
6年前と11年前に公開があったとか…11年前かなぁ。
中は…当然全く覚えていません💦
法堂の裏側。仏像好きになってからは全然来てなかった相国寺。
こうして見ると何度も来てたかも。見覚えあり笑。
ここから、また少し歩いて行くと
相国寺 光源院。 ここも初公開。
室町幕府13代将軍、足利義輝の菩提寺で、義輝の戒名から光源院という名前になったそう。
前日まで、拝観休止中だったそうで、この日からまた拝観出来ることになったそうです。良かった〜。
ただ、拝観休止になる前は、別料金ですが、書院でお茶とお菓子がいただけたそうですが、それは中止になっていました。
入り口を入ってすぐに襖絵。 2021年作ですから最近のものですね。
普通の桜の絵かな?と思っていたら、説明の学生さんが『何人かいるんですよ』と。
よーく目を凝らして見ると、あちこちに小さい人が隠れていました。かわいい。
その隣の部屋には十二支の襖絵。
正面には、虎と龍。
半分づつ開けてあり、隙間から小さめのお厨子に入った釈迦三尊と十六羅漢が見えます。後ろにはお位牌がたくさん。
かなり小さい仏さまなので、アップにした写真のパネルが置いてありました。
そのまた隣の部屋は、最初の襖絵の方と同じ作者の方
新しい襖絵。 向かい側に掛け軸が。その横からお庭へ。
お庭の写真、撮っても良かったのに、撮ってません😓
『十二支の庭』と言う名のお庭で、各干支の石があり、わたしも自分の干支の石を探してみたりしました。
お庭を見たあと、渡り廊下を渡り、元々の入り口横の奥の行者堂へ。
小さいお堂には、中央に岩の中に座っている役行者像がいらっしゃいました。
左側には不動明王+矜羯羅童子+制咜迦童子の三尊。
右側には弘法大師像。
お堂も含めて、明治の廃仏毀釈でこちらのお寺に来たそうですが、どうやってどういうところから来たか…というのはわからないそうです。
帰りに撮った行者堂。
入り口は、この後ろ側にあります。
相国寺まわりは終了。
続く。