2024 岡山の旅 Ⅳ | 仏像ぶつぶつ…仏、佛……

仏像ぶつぶつ…仏、佛……

とにかく、仏像が好きな北海道のおばちゃんのひとり言です

前回のブログから、はや1か月も経ってしまいました。

自分の備忘録として忘れないうちに…と思いつつダラダラと過ごしてしまいました。


前回のブログのあと、GWもあり、GWあけには旅行もして、日ハム戦に3度ほど行き、中途半端に仕事もあり、つい後回しにしてしまいました。

5月の北海道は、20℃超えの日が2日ほどしかなく、安定の肌寒さでした。

6月もそれほど暑くならないようです。

こんな肌寒い時期に夏の予定をたてるから、ダメなんだよなーとか、わかっているけど、どこへ行こうかな?って思う んばばです。



さて旅の話に戻ります。一月末、東京から寝台列車で岡山に行き、備中松山城に。


前回、備中松山城から降りてきて、備中高梁の名所旧跡巡りをし、コンビニおにぎりを食べたところまででした。


JR伯備線、一時間に一本か二本しかありません💦

午後2時半の岡山行きに乗り、約35分。岡山駅でJR赤穂線に乗り換え約20分、『西大寺』駅へ。


直前に調べた情報では駅から徒歩10分とか…。

駅にあった地図板は風化してて全く分からず…

お堂は4時まで、急がなくては!!!

Googleで調べて向かうと、そこは………ん???

何もない。



矢印のところに着きました😭

金沢文庫もそうでしたが、地名と行きたい場所が同じ名前だと変な場所に案内されます💦

慌てて西大寺のHPを見て間違っていたことがわかり、あらためて向かいます!


平坦な道で歩きやすいけど時間がー💦

15分前到着。

思っていたよりも大きなお寺で、受付がわからない🌀🌀🌀



パンフレットより。

正面は仁王門の方ですが、私は迷って来たので、裏側の会陽橋の方から入りました。



本堂。

ここでお聞きしたら、客殿の方です…とのこと。

慌てて向かいました。



客殿の前の鐘楼門。この奥に入り口がありました。

ギリギリなんですが、大丈夫でしょうか?……とお聞きしたところ大丈夫ですよと。

ありがとうございます😭

拝観料をお支払いし中へ。

『どちらから?』「札幌です」『え?!』…いつもの会話です笑  札幌って遠いかな???


本堂へは渡り廊下のようになっていて、壁には、このお寺の最大のイベントである『会陽(えよう)』の説明が絵と文で解説されています。テープも流れていました。

 

『会陽』は、重要無形民俗文化財のお祭りです。

うまく説明出来ませんが、『宝木』(しんぎ)を奪い合う裸祭りだそうです。(あ、奪い合うのでは無く授かるものだと書いてました。でも数千人で、その宝木を取るのですよね?)

奈良時代からはじまった歴史のあるお祭りで2月の第3土曜の夜に行われるそうですが、2週間前のこの日でも準備の最中でした。(今年は2月17日)

私では説明出来そうもないので詳しくはHPを見てください😅

私は、このお祭りを結構前に、テレビのニュースでたまたま見たことがあるのですが、真っ暗で寒い中おしくらまんじゅう状態で、どうやって取れるのかな?と思った記憶があります。ここだったのか!!!


渡り廊下を進むと本堂の裏側に出ました。

ご本尊 十一面観音さまは秘仏でお厨子の中。お前立ちの仏さまにお会い出来ました。

ご本尊は令和10年にご開帳とのこと。開山1250年の記念だそう。歴史あるんですね。あと4年…行けるかなぁ。

お厨子が大きいので、ご本尊も大きいのでしょうか?

お厨子の後ろ側にも仏さまがいらっしゃいました。

おまいりしていると、階段があります。

??? どこへ行く階段? 本堂の中、お厨子の右側の前方。

仏さまを上から拝む? まさか?


上がってみたら、わかりました。

『宝木』を投下する窓(御福窓)がありました。なるほど。


渡り廊下を戻り、受付の横の階段を登ると牛玉所殿(ごおうしょでん)がありました。

そちらには、牛玉所大権現、文殊菩薩さま、青面金剛さま…他にもたくさんの仏さまが。


お礼を申し上げておいとましました。(もちろん私1人しかいませんでした)



お堂を出てからゆっくりと写真を。



本堂の上に先程行った御福窓が見えます↑


本堂の御朱印の所は5時までやってました。



三重塔。下の板張りはお祭りの時のためにはっているそう。



石門。唐風ですね。



正面にある仁王門。

ここから迷わずに西大寺駅まで行きましたが15分はかかりました😅 (10分じゃ行けない笑)


西大寺駅では岡山駅行きが40分待ち。もう急がなくていいのでまったりと待ち、岡山へ。

岡山から新幹線で京都へ向かいます。


続く。