バギー船長を切り刻んだ、ロロノア・ゾロですが

バギー海賊団の一味は、皆不気味に大笑いしています。


不思議に思うルフィ、ロロノア・ゾロ、ナミ。


突然、ロロノア・ゾロの後ろから刀を持った手だけが攻撃してきました。


実は、バギー船長は、悪魔の実の「バラバラの実」を食べた能力者だったのです。

バラバラの実とは、斬っても斬れないバラバラ人間になる悪魔の実です。


急所は、外れましたが相当な深手を負ったロロノア・ゾロ。

一気に形勢が逆転です。


そんな時に、ルフィが

「後ろから刺すなんて、卑怯だぞ!デカッ鼻ァ‼」とバギー船長に叫びます。

バギー船長に1番言ってはいけない言葉、「デカッ鼻ァ」。

激怒した、バギー船長は、ルフィーに剣を飛ばします。


それを、口でくわえて止めたルフィは、

「お前は、必ずブッ飛ばすからな!」と不敵に笑います。


「てめェら3人、この場で死ぬんだ」と叫ぶバギー船長。


「ゾロ逃げろ」

のルフィの合図で、ロロノア・ゾロは機転を利かし

逆にバギー海賊団の大砲を一味にぶっ放し、

その間にルフィ、ロロノア・ゾロ、ナミの3人は酒場の屋根に逃げます。

ナミに「お前は誰だ」と聞くロロノア・ゾロに

ルフィは、「そいつは、うちの航海士だ」と答えます。


一方、海賊”道化のバギー”船長は、3人から宣戦布告を受けたといきり立ちます。

盗まれた”偉大なる航路”(グランドライン)の海図が戻って、

新しい船員、ナミも加わり

「俺たちの航海は、実に快調だ!」と酒場で大騒ぎのバギー海賊団。

バギー海賊団と酒場で飲み競べをするナミ。

実は、ナミのお酒の強さは、尋常ではありません。

バギー海賊団の仲間が、酔い潰れている間に、バギー海賊団の

お宝を頂こうという魂胆です。



ナミのせいで、檻の中にとじ込められたルフィに食べ物を渡している

ナミの所に、バギー船長がやってきて、

皆の目の前で、バギー海賊団の大砲、バギー玉で

ルフィを消し飛ばし、バギー船長への忠誠と共に世界を制す

大いなる野望をここに誓え!ルフィを派手に殺してしまえ!と

迫ります。



大砲を撃ってルフィを殺さないと自分が殺される。

でも、無暗に人を殺すと自分も海賊と同類になる・・。

どうしてよいか分からず手が震えてるナミに、

檻に閉じ込められてるルフィはいいます。

「中途半端な覚悟で海賊を相手にしようとするからそうなるんだ」

「人が簡単に殺せる事が海賊の覚悟?」と反発するナミに

「違う。自分の命を懸ける覚悟だ」と答えます。




ぐずぐずしているナミに痺れを切らした、バギー海賊団の1人が

大砲に火をつけてしまいます。

思わず、その男を殴り倒すナミ

「私は、非道な海賊には同類にはなりたくない。

私の大事な人の命を奪った大嫌いな海賊と同類には・・。」と叫ぶナミ。

それで、海賊が嫌いなんだと、ルフィも納得しますが、

裏切り者のナミにバギー海賊団が襲いかかります。


大砲の火を手でもみ消し、バギー海賊団と1人で戦うナミ。

窮地のところに間一髪、海賊狩りのゾロが、現れてナミを助けます。

ゾロの登場に喜ぶルフィですがゾロは


「お前なァ 何遊んでるんだルフィ!

鳥に連れて行かれて見つけてみりゃ檻の中か。 アホ」と。



そんなロロノア・ゾロにバギー船長は

海賊狩りのロロノア・ゾロを殺せば、自分の名があがると

ゾロに斬りかかってきます。

それに応戦したゾロは、一発でバギー船長を切り刻み

ロロノア、ゾロの強さに感心するルフィですが・・・。


バギー海賊団の一味は、不気味な笑いでそれを見ています。







ここからコミックの第二巻になります。


海賊専門泥棒のナミは

自分と組めば儲かるとルフィを誘いますが、

ルフィは興味をしめさず、断ります。


一方、酒場の屋上では

バギー海賊団船長「道化のバギー」が

自分のミスで盗まれたグランドラインの海図が

戻ってこないのに、痺れを切らし

悪魔の実の能力と大砲で

船員を吹き飛ばしてしまいました。


町の住民はバギー達を恐れ、避難しています。

町人の家に勝手に上がりこみ、

ルフィはナミから

道化のバギーは、昔自分の赤鼻をバカにされただけで

村をひとつ大砲で吹き飛ばしたことのあるほどの

無類の大砲好きな海賊だということを聞きます。


ナミ自身は一億ベリーを稼いで、ある村を買うことが

目標です。

その為にバギーから海図を盗み、グランドラインへ入って

もっと大金を稼ぐ必要があります。

航海術も持っています。


ちょうど航海士を仲間に入れることと

グランドラインを目指していたルフィも

喜び、ナミに海賊の仲間になってくれと頼みますが

突然ナミが「いやっ!!!」と言い

自分が世界で一番嫌いなものは海賊だと怒りだします。

しかしあるアイデアを思い付き

バギーの所へ一緒についてきてくれたら

考え直してもいいと言うので

ルフィはナミと一緒にバギーのところへ行くことになりました。


ナミの策略に引っ掛かったルフィは縄で縛られ

バギーの前に連れだされてしまいます。

ナミはバギーに海図を返し、

親分(ルフィのこと)とケンカしたので

自分をバギー一味に入れてくれと言いだします。

ナミを気に入ったバギーは部下にすることを許可します。

これもまたバギーの宝と海図を奪う、ナミの策略でした。


海で出会ったバギー海賊団の3人に船を漕がせて

ルフィが落ちた町に連れてきてもらったゾロは

ルフィのことが聞けるかもしれないと

バギーのところに行きます。

海を航海するのに

航海術をもってないのおかしい、
早いとこ“航海士”を仲間に入れるべきだ

と言うゾロに対し、

ルフィは

コックと音楽家も入れたいと言い出します。

お腹が減った、ルフィとゾロでしたが、
鳥をみつけたルフィは、

ゴムゴムで鳥に向かって捕まえようとします。

しかし、反対に自分が鳥に捕まってしまいます。


一人残された、ゾロは

急いでルフィを追いかけますが

その途中に海で溺れていた、

海賊”道化のバギー”の一味の3人と出会います。

ゾロにボコボコにされた3人は

何で、海に溺れていたかのいきさつを話します。

天候を操る可愛い女の子に

まんまと騙された、とのこと。


このままではバギー船長のもとに帰れないと言う

バギー海賊団の一味に

ゾロがバギーのことを聞きます。


”道化のバギー”とはバギー海賊団の頭で

悪魔の実の能力者だということです。

一方、謎の女の子を追いかける他のバギー海賊団の一味に
大砲で打ち落とされたルフィは、

その女の子の前に落ちてきます。

グランドラインの海図を盗み

追いかけられていた女の子はルフィのことを

「親分っ!!」と呼び、「後は任せたわ!!」と

逃げ出しました。


残されたルフィはバギー海賊団の一味に狙われますが、

麦わら帽子を飛ばされると

「おれの宝物に触るな」と怒り

剣を持った彼らに勝ってしましました。


それを覗いていた女の子は

ルフィの強さに感心し

「私は海賊船の泥棒っ!!

ナミって言うの

私と組まない?」

といきなりルフィを誘います。


この第8話で、1巻が終わります。

ゾロとルフィが、斧手のモーガンを倒した事により


海軍基地がある町は、斧手のモーガン大佐の支配から解放されました。



ゾロが、仲間になったルフィは、


海賊王になるべく ”偉大なる航路”(グランドライン)へ向かうと宣言します。



一方、コビーは海軍将校になるのが夢ですが、


以前アルビダの海賊船で2年も雑用係をしていたので、


その素性が海軍にばれると、入隊できません。


そこで、ルフィが、海軍の前でコビーと自分が友達ではないとサル芝居を


します。  ルフィから殴られるコビーを見て、そして2人の友情とコビーの


海軍への思いが認められて、晴れてコビーは、海軍に入隊できました。



コビーと海軍に見送られて、1人目の仲間 ”海賊狩りのゾロ”を引き込み


ルフィの船は旅立ちます。


しかし、彼らは重大なミスに気づいていませんでした。









ついにルフィによって解放されたロロノア・ゾロは、
ルフィの一人目の仲間として、ルフィとともに戦います。

絶妙なコンビネーションで海軍を圧倒するルフィとゾロは、
ルフィは斧手のモーガンを、ゾロは海兵たちを圧倒します。

海軍将校になることが夢だったコビーにとって、
力で私利私欲のために自分の思い通りに海兵を動かすモーガンは、
コビーの夢をブチ壊すようで、ルフィにとっては、
それも許せません。

その怒りもあって、
それまでは力による恐怖で海軍を支配してきたモーガンを
ルフィは一方的に攻め立ててルフィたちの勝利か?
と思ったそのとき、モーガンのバカ息子ヘルメッポが、
卑怯にもコビーを人質にとって形勢が逆転したかに見えましたが、
コビーは、「死んでもルフィたちの邪魔をしたくはない」と、
コビーの覚悟は本物です。

覚悟を決めたコビーにヘルメッポの脅しは効きません。

ルフィは一人目の仲間ゾロを信じて、自分を狙うモーガンは無視して
コビーを人質に取るヘルメッポを倒し、
ゾロはルフィをアシストしてルフィを狙うモーガンを倒しました。



第5話は、海賊王を目指すルフィと大剣豪を目指すロロノア・ゾロの

話です。



モーガンのバカ息子、ヘルメッポに取られている


ロロノア・ゾロの刀を取り返すべく


ヘルメッポの部屋に乗り込んだルフィ。


無事にゾロの大切な刀を3本とも、取り返します。



一方、ゾロは幼い頃にした「くいな」との約束を守る為に


海賊王を目指す、ルフィの仲間になる決心をします。


ゾロの幼馴染の「くいな」は、不慮の事故で亡くなってしまいます。


その「くいな」に、ゾロは


「天国にまで、おれの名前が届くように


世界1強い大剣豪になる」と約束していたのでした。


第4話は、斧手のモーガンの登場です。


この海軍基地で、最高位の大佐のモーガンは

自分の事を「最高に優れた人間」

「偉い人間がやることは全て正しい」と豪語する悪党です。


そんなモーガンは、自分の像を権力の象徴として、

基地の頂点に設置しようとしていました。



ヘルメッポに大事な刀を撮られたゾロの為、

その刀を取り返すべく、海軍基地本館に乗り込んだルフィですが。

なんと、そのモーガンの像を壊してしまいます。


モーガンは怒り、「あいつを捕まえろ。俺が殺す」と叫びますが

ルフィは、ヘルメッポを連れて、ゾロの刀を探しに行きます。


一方、ゾロの縄をほどいて、助けたコビーは、

海軍に打たれてしまいます。




第3話は、ルフィがゾロと初めて出会った時の話です。



海軍基地に捕まってるロロノア・ゾロに会いに行ったルフィとコビー。


海軍基地の町は、海軍大佐モーガン親子に支配されています。


海軍基地には、海軍大佐モーガンの権威を傘に着る、

バカ息子のヘルメッポの飼い犬を切った海賊狩りのゾロが捕まっていました。


一ヶ月、そのまま飲まず食わずではりつけの刑に耐えれば

助けてやるというヘルメッポとの約束を信じたゾロですが、

ヘルメッポは、そんな約束を守るはずがありません。


それを知った、ルフィはゾロを助けて仲間に引き込む決心をします。