今日は、ちょっと趣向を変えて、大学受験にかかる費用をまとめてみたいと思います。
去年、ちょうど受験したばっかりですから、大体いくらくらいかかるか分かってると思いますので、忘れないうちに書いてみましょう。
①センター試験受験料
3教科以上の受験だと18000円、2教科以下の受験だと12000円です。
基本はこの値段ですが、成績通知を希望すると追加で800円かかります。(任意の申し込みです)これは、センター試験で実際に何点取ったかが書かれているかが、ハガキでわかるというサービスですね。
ほとんどの受験生が3教科以上ですし、成績通知を希望する生徒も多いようなので、18800円が標準でしょう。
②私立大学受験料
これは大学によってバラバラです。が、大体同じくらいの値段なので、それを提示しておきましょう。
私立大学の受験方法には、2種類あります。センター試験利用入試と、一般入試です。
センター試験利用入試は大体10000~15000円で、一般入試は30000~35000円が多いですね。これより安い場合も、高い場合もあります。
但し、医学部だけは、なぜか受験料が高いです。一つにつき50000~60000円かかります。(大人の事情でしょうかね)
また、同じ大学で複数の学部を受ける場合、例えば早稲田大学の法学部と文学部を受けるというような場合に、割引があるかは調べないと分かりません。ある場合もあります。
どうやって調べるかというと、基本的には願書です。冬くらいになると、大学のHPに願書の取り寄せ方法がアップされるので、調べて取り寄せて下さい。
きっと、厚くて読む気がなくなるような、デッカイ封筒が送られてくると思います。。。
③国公立大学受験料
これは一律で17000円のようです。(10000円で受けられるところもある!?)
私立大学の半額くらいですね。安いです。
④何校くらい受けるのが普通なのか
私立大学って、何校ぐらい受けるのが普通ですか?という質問をよく受けるんですが、これは何とも言えません。人によってはバラバラです。
都内の子だと近くに大学がたくさんありますから10回くらい普通に受けますが、地方から泊りがけで受験なんて事になると5~6回でも多いんでしょうか。でも、強気な子だと私立を一つも受けないなんて子もいますしね。
ちなみに、学校や塾に相談すると、多めに受験して下さいと言われます。まあ当たり前ですよね。合格実績が欲しいですし、生徒の進学先が決まらなかったら責任問題になりますから。
但し僕のように、学校でも塾でも働いていた人間から言わせると、特待生扱いで授業料が半額だったり無料だった生徒だったら、やっぱりたくさん受験してほしいですね。
特待生だったのに、たくさん受けるのは嫌だって言われてしまうと・・・。聞き流してください。
ちなみに、僕は今回の受験では、センター利用入試2つ、一般入試4つ、東大前期の受験でしたから、受験料だけで18万円くらいかかってます。多分、平均よりも少し安く済ませたくらいかと思います。(ただの憶測ですが)
⑤入学金
国公立大学は、入学金が282000円、年間授業料が535800円と一律のようですね。入学時に支払う金額は、約80万円程度って事でしょう。
次に私立大学ですが、これこそバラバラですから何とも言えません。別々の会社みたいなものですから、願書で調べてもらうしかないですね。
とりあえず、国公立よりも高いと思ってくれれば良いでしょう。あと理系の方が授業料が高いって言われますが、あまり適当な事は言えないのでここまでにします。
⑥塾、予備校代金
これも、一人一人バラバラ過ぎてなんとも言えません。
ただ、どこかの塾に通って、必要な科目を全て受講し、夏期講習とか冬期講習なんかを全部取ると、100万円くらいは平気で飛んでいきます。
オススメとしては、僕が受験の時のお世話になっていた、スタディサプリっていうリクルートのサービス。良質な動画授業が見放題で月額1000円くらいです。テキスト代も一冊1000円くらいでしたが、予備校に通うと思えばタダみたいなものですから、あまり気にせず発注してました。
僕が年間でスタディプラスに支払ったお金は、多分20000円か30000円くらいでしょうか。多分、そんなものです。ありがたや~~!
⑦模試代金
模試の代金もバカになりません。
大体、一回受験すると5000~6000円くらいかかります。記述式だったり、東大模試だったりすると、もっと高いかもしれません。
年間で10個とか15個とか平気で受験しますから、それなりの値段になります。
それにしては、模試の成績表が返ってきても判定しか見ないで、一喜一憂して終わりだったりしますからね。もっと模試をちゃんと活用してほしいと思います。
ちなみに、以前書いて好評だった模試の活用法についての記事はこちらです。
模試の見方が分からない方は、是非読んで下さい!
東京大学文科三類に一年で合格します ⑳『模試判定の魔術』に騙されるな!(と明日の模試の目標発表)
http://ameblo.jp/pipinee/entry-12067281429.html
⑧その他
他にもお金がたくさんかかります。
地方であれば、受験の時のホテル代、新幹線や飛行機代も結構しますよね。昼食代、教材費、切手代などの通信費、振込手数料など考えればキリがありません。
お金をかければ受かるわけでもないんですが、お金をかけないと良い環境は作れません。
どこにどのくらいお金をかけるかは、経験のある方から色々話を聞くと良いでしょうね。質問してくれれば、僕も答えます。
僕の去年の東大受験では、ざっくり計算して45万~50万円くらいかと思います。
これはかなり少ないと思います。予備校に通わず、学校にも通わず、基本的に自習でしたから。
これがなぜ可能だったかというのは、平井基之の東大合格術シリーズで書いていますが、荒っぽくまとめてしまうなら、そもそも勉強の仕方や受験の合格の仕方が分かっていたからです。生徒を指導していて、受験指導のノウハウが積み重なっていましたから、それを自分に人体実験しただけです。
僕の考えは、数学が得意な子を育てるとか、英語が得意な子を育てるっていうわけではなく、そもそも成績の取り方が分かる子を育ててしまえば良いじゃんっていう所にあります。
環境の使い方とか、教材の使い方とか、模試の使い方とか、そういう細かい所をキチッと押さえているから、最低限のお金で最大の効果を出せるわけです。
今後も、文章で表現できる所はドンドン書いていこうと思いますが、中々文章にし辛い事がたくさんあります。それに詳しく書こうとすると、文章量が膨大になってしまう。
もし、ご興味ある方は、下記の連絡先にメール下さい!喋りに参りますので。
では、この辺りで今日は終わります。いつも読んで下さり、ありがとうございます。
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