前回の記事 、たくさんの方に読んでいただきありがとうございます。
さて、今回はその続きです。
前回は、戦略家日本一になるという話でしたが、今回はその実現可能性についてです。
私が過去に、いくら先生をしていたからといって、30歳にもなって1年で東大合格出来ることは、普通は無理です。宝くじを当てるようなものでしょう。
なぜなら、大学受験の先生というのは、普通はある一科目しか専門科目がないからです。
下に詳しく書きますが、東大受験では7科目が必要です。
だから、そのうち1科目がとても出来ても、合計点を稼ぐことはできません。
英語だけがメチャクチャ出来たとしても、数学や国語が全くダメでは受からないのはわかりますよね。
という事で、今回は4月はじめの時点の現状をご披露しようとおもいます。
まずは、最低限のルールを。
東大に合格するには、
①センター試験(一次試験、通称『センター』)
と、
②大学別の試験(二次試験、通称『二次』)
を受けなければなりません。
当然、センター試験の方が簡単で、二次試験の方が難しい問題が出題されます。
この二つの試験の合計点で競います。
※センター試験の点数は、約10分の1に圧縮します。
そして、私が使う科目は、
英語 セ + 二次
数学 セ + 二次
国語 セ + 二次
日本史 セ + 二次
地理 セ + 二次
物理 セ
化学 セ
の7科目です。
※数学はⅡBまでとか、理科は基礎科目がどうだとか、細かくありますが、割愛します。
要するに、この7科目を頑張って勉強すればよいという事ですね。
さて、私の場合、過去に先生をしていたという事で、他の受験生とはスタート地点が違います。
今日は、そのうち、有利な点だけをご紹介します。
有利な点は、なんといっても『7科目勉強しなくても良い!』ところにあるでしょう。
というのも、私はずっと数学の先生をしていましたから、数学の勉強はこの一年はまともにするつもりはありません。
恐らく、今の力で東大の数学の問題を解いても、目標点を越えられるでしょう。
これで1科目引いて、残り6科目ですね。
次に、新事実!
なんと私は、数学よりも物理の方が得意なのです。
現役生の時も、物理の方が良くできてましたし、学習塾の時にも東大受験を目指している生徒たちの専門コースで物理を教えていました。
しかも、文系で受験するので、物理はセンター試験のレベルまでで良いのです。
これで、さらに1科目引いて、残り5科目ですね。
そして、もう一つ。
化学も勉強しなくて良いでしょう。
化学は本格的に教えていませんでしたが、生徒への質問対応などを中心に、極端に実力を落とさないように、ずっとこれまでも勉強していました。
これで、残り4科目ですね。
でも、これ以上は減らせません(笑)
という事で、私の受験勉強は、4科目に集中することになります。
英語、国語、日本史、地理の4つです。
さて、ここまで読むと
『何だ簡単じゃないか!』
と思うかもしれません。
しかし、残り4科目が大変なのです。
だって、普通だったら、東大受験だろうが何だろうが、得意科目で勝負しますよね。
でも、今回は理系から文系の転換です。
つまり、本来自分が苦手にしている科目を勉強して東大合格レベルに引き上げなければならないのです。
想像してみてください。
皆さんが、中学や高校の時に、見るのも嫌だった、あの科目を一年中ずっと勉強して、東大合格レベルに仕上げる作業を…
しかも、それが何科目もある。
という事で、次回は私の不利な点をまとめてみようと思います。