東京大学文科三類に一年で合格します ①受験の戦略家日本一への道 | 東大に文理両方で合格した男が綴る、受験の戦略

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しばらく間があいてしまいましたが、4月から平井は何をやっているんだシリーズ、ついに本編です。


3月までで山梨の高校の職員を辞めた事までは、先日の記事で書きました。


新生活での変化 退職秘話①


新生活での変化 退職秘話②



では、私が4月から何をしているかと言うと…受験勉強です。嘘ではありません。


それもただの受験勉強ではありませんよ。もう一度東大を受験しようと思っています。



これをお読みの多くの方がご存じの通り、私は東大出身です。


18歳の時に理科一類、つまり理系で合格しました。


しかし今度は文系でも合格しようと思っています。


すると『理系も文系も東大に合格した人』になれるんですね。


なんとなく凄そうくらいは思うかもしれませんが、イヤイヤこの年になってそんな事する意味ないでしょうと思われるでしょう。


ということで、(実は自分の頭の整理もかねて)これから数回、私の東大受験の理由をご説明します。


今回は第一回


①『受験の戦略家日本一』


私は20歳から受験業界に携わってきました。


でも、この業界で生きていこうと決めたのは、17歳の時です。


17歳の頃はよくも悪くも周りが見えていないですね。当時から日本一を目指していましたし、業界の風雲児になろうと思っていました笑


高校二年生なのに、中二病というか、、、


(実は、今やっている家庭教師の仕事のコンセプトも、これから目指していくことも、当時考えていた事とほとんど変わっていません)



それが就職してしばらくすると、その夢も本気になれなくなってしまいます。


頭の片隅に置いてある夢と、実際の行動がかけ離れていて、大変苦しく思っていました。


しかし、自分はこの業界で生きていくしかないんだ!そう思って、勇気を出して高校退職を決めたという経緯です。



様々な期待や思いがありましたから、中途半端ではやってられません。


だったら、中二病を再発して、受験業界で日本一を取ろうと思い直しました。



普通、受験業界で日本一になろうと思ったら『分かりやすい授業』と『人気』で勝負していくでしょう。


しかし、私はその分野ではありません。


私の狙っている日本一は『受験の戦略家日本一』です。


私の過去の経験からお話しますと…


受験生本人は一生懸命勉強しているのに、先生の誘導が間違っているため不合格の悲しみを味わせてしまう事が多々あります。


そして先生たちも、戦略に関して知っているようであまり知りません。


受験業界では、受験指導のマニュアルみたいなものが暗黙のうちに用意されています。


自分の夢を見つけて、それに合う大学を探して、分離選択をして、あとは各先生が自分の科目に責任を持って、一生懸命成績を伸ばしていく。


これは一見正しそうに見えて、実は穴だらけだと私は思っています。



各先生が一生懸命に、英語の成績を伸ばそうとしたり、数学の成績を伸ばそうとしている。


これは、分かりやすく戦いに置き換えると、刀の振り回し方を一生懸命に学んだり、鉄砲の打ち方を練習したり、ひたすら筋トレをしたりしているようなものです。


そうすると、確かに強い兵隊はたくさん生み出せるでしょう。


しかし、強い兵隊をたくさん集めても、作戦が間違っていては戦争に勝てません。



サッカーなどのスポーツでも同じです。


サッカーの上手な選手がたくさん集まっても、作戦が間違っていては試合では勝てません。



それと同じで、いくら時間をかけて勉強をしても、作戦が間違っていては合格は勝ち取れません。


つまり裏を返せば、私が生徒に関わるあらゆる情報を熟知して、最適な方針を打ち出すことで合格率を飛躍的に上げられると、私は信じています。



※実は、ビリギャルに代表されるような、偏差値が飛躍的に上がったというような、一見奇跡のような話も、ポイントは戦略にあります。



では、なぜ多くの先生がそこから抜け出せないのでしょうか。


それは、一つは先生たちも戦略的に受験をしたわけではないからでしょう。


しかしもう一つは、多くの先生たちが『科目の専門家』だからです。



英語の先生は英語の事しかわからないから、数学の事は数学の先生に任せきり。


数学の先生は数学の事だけ。



すると英語の勉強と数学の勉強のバランスを取るのは、原則として本人だけになってしまいます。


よく、好きな科目だけ一生懸命に勉強して、苦手科目を克服しないまま受験して不合格、なんて話を聞くと思いますが、それはここにカラクリがあります。



英語と数学のバランスを取ってあげる第三者の大人がいれば、必要な勉強を必要なだけ勉強できるはずですよね。


しかし、英語にも精通していて数学にも精通しているような先生は、ほとんど皆無でしょう。



そこで、私はこの鉄の常識を破ろうと思っています。


私自身が、理系も文系も両方とも東大合格出来れは、このバランスを取るのに最低限必要な科目の知識は十分身に付きます。


普通の先生であれば1科目が専門、ごくたまに二科目教えられる先生がいます。


しかし私は最終的には全科目を目指しています。


その一歩目として、もし次の3月に東大の文系に合格出来れば、少なくとも6科目は東大レベルで身につけることが出来ます。



という事で、受験生にとっての最高の戦略家になるため、今日はそろそろ勉強を始めようと思っています。