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次女の障害について→コチラ
S医療センターの定期通院。
前回、貧血気味で鉄剤を処方されたので、
今回も採血をしました。
カーテン越しに悲痛な泣き声
大人だって慣れない痛み。
次女、頑張りました。
血液検査の結果、
貧血症状が少し改善されていたので、
引き続き鉄剤を服用することになりました。
この月齢の子どもはみんな鉄分不足になりがち。
珍しいことではないですが、
前回別の理由で血液検査をした際、
貧血症状が見られたので処方してもらえました。
計測では、
身長 75センチ
体重 8.2キロ
出生時、2300gと小さく産まれたわりに、
すくすく育っています。
問題は頭囲。
一歳を迎えた今回は41.2センチ。
出生時 33.0センチ
生後3ヶ月 36.5センチ
生後6ヶ月 38.7センチ
生後9ヶ月 40.3センチ
成長曲線からは外れまくっていますが、
一応成長は見られているので経過観察でした。
今回も一応増えてはいる。
恐る恐る、
小頭症について確認。
結果、
小頭症ですね。
あっさり確定診断となりました。
小頭症は、頭が異常に小さい状態のことで、
脳が小さく不完全に発達したことが原因で、
頭が小さくなります。
元々次女は、
前頭葉の多小脳回
脳室の拡大
嚢胞
サイトメガロウィルスによって
沢山脳にダメージがある上、
発達遅延や難聴などの症状も出ている。
ずっと頭は小さかったし、
今更驚くことでもないのですが…
診断がつくと、また重みが違いますね
今時点では痙攣やてんかん症状は出ていません。
今後の可能性のため、
脳波の検査は必要か主治医に相談しました。
結論としては不要。
てんかん症状が出ていない通常時の脳波を検査したとしても、
今後についての予測は難しい。
予防手段なども、現時点ではない。
ということで、このまま何事もない事を、
祈るばかりです。
今回の通院で嬉しかったこと。
定期的に循環器科で心臓の経過も見ていました。
本来なら産まれてすぐ閉じるはずの
心臓の穴が閉じておらず、
血液の逆流が見られていました。
一歳をすぎて、
病変という程の大きな穴でなく、
ほぼ閉じているので、
経過観察は不要となりました。
「小頭症」のインパクトが強すぎて、
その喜びは薄れてしまいましたが
何はともあれ、ひとつ心配事から解放された瞬間でした。