ふふふふふふ。

いつだって、そうは問屋が卸さない、それが娘ちゃんクオリティ!

 

昨日はこんなことを言っていましたが……

 

 

 

今朝も可愛く「今日もね、ベッドの中でびーびーしー読んでから起きてきたよ!」と教えてくれた娘ちゃん。

何の気になしに「へー、なんの記事だったの?」と聞いたところ、「えっと、昨日の続き?」と答えてくれました。

 

怪しい。

海よりも深く、山よりも高く、怪しい。

たぶんBBCは読んでいるのだろう。

でもひとつのニュースを何日もかけて読むのはおかしい。

しかもニュースの内容ではなく昨日の続きという答えで逃げているのもおかしい。

 

つ・ま・り♪

「英語」de「新聞」は、まだ早すぎて、BBCの画面を見て英語を読んでいるだけで満足している気配大!

主目的は「日本の政治経済、世界の情勢を知ること」

なので英字新聞はかっこいいけど日経新聞を読むことのほうが、今の娘ちゃんにとっては大事なのです。

 

とはいえ朝は揉め事は避ける派。

「そうなんだ!今度チューターさんに読み方のレクチャーも受けてみよっか?」と言うにとどめました。

 

で、帰ってきてから新聞を読む目的に立ち戻って話をしてみると、案の定、「朝、寝起きに10分でBBCを読む」にこだわる、こだわる。

 

「もっと朝早く起きろってこと?じゃあ明日から9時に寝る!」

「日経新聞を読んでいたら朝ごはんが食べられない!」

「日経新聞は何分で読めばいいの?15分?どこを読めばいいの?全部?」

「夜、読むんだったら塾が遅い日はどうするの?土曜日にまとめて読むの?」

「じゃあ、土曜日の習いごとはやめろってこと?」

 

とにかく今の状況を変えるのなら、英字新聞はいつ読むのか。日経新聞はいつ読むのか。

読むなら、その代わりに何か減らさないと人間としての生活がままならないと、ほぼパニックになり、こちらが言ってないアレコレまで攻め込んできます。

 

まーねー。娘はめちゃくちゃ忙しいのです。

とはいえ娘自身もお母さんには反発しつつ、頭では学ばなければいけないこともわかっている。

押して引いて、引いて押して、結果、チューターのお姉さんにお薦めされたBBCを読むのは英文読解対策として続け、今から一緒に日経新聞を読んでみようよ、ということになりました。

 

まずはふたりで新聞を広げ、タイトルだけ見て、記事の中身をどれほどまで推理できるゲーム!

「英労働党」という文字を見れば「へー、イギリスには労働党っていうのがあるんだね」と知り、「自動車のプラ再生化を産官学」で開発し欧州対応」とくれば、欧州の提示する自動車の輸入規制に再生プラスチックの項目があって、産業(クルマ会社)、官庁、学問の3つで開発をする、ということがわかる。(たぶん、だけどw)

新聞社の整理部さん、ありがとう。

めっちゃ、まとまってる。

 

というわけで、新聞は怖くないよー。

タイトルで推理するゲームだよー。

 

と、なだめ、不安を取り除き、読んでもらいました。

途中からは「へー、新聞って面白いね」と波に乗り、30分かけて読了。

「面白かったよ!慣れれば15分で読めると思う」とスッキリした顔で教えてくれました。

 

でもこの調子だと毎日、新聞を読ませるのは手こずりそう。

自分に必要な時間なのにも関わらず、やらされている感があり、じゃあ他の何を間引いていいのかわたしに交渉してくる、そんな雰囲気があるうちは、まだ自分事だと思っていない証拠です。

とりあえず理屈で押し切って、7月中は読んでみよっか、という約束を取り付けました。

 

先は長ーーーーーーーーーーーい。