タイトルの答え、それは「ドッチモー!」です。

 

娘は中1の2学期中間テストで成績が地に落ちました。

進学校はR4で80%取れなかったことがなく、入った時の学力診断テストでも上位だったため、心底安心しきっていたところに突然噴出した超凶悪な点数を見て大ショック!!!!!!

(本当に悪かったのです。分布図によればトータルで下位10%)

 

ショックのあまりネットで検索し続けて、数学を手取り足取り見てくれる親切先生を見つけました。

テーマは「学校の勉強についていけるようにしてください」

土下座せんばかりの勢いで、お願いしたのは「中学受験時代、算数が苦手だった私立女子校生」に特化した塾です。

娘の場合、算数が苦手だったもなにも「面倒だから特殊算を覚えない」という謎のポリシーを持っていたので、得意なんだか不得手なんだか全くわからず、特殊算を知らないのにそこそこ取れていたなら数学は得意になるかもしれない疑惑(というか希望いや妄想)もあったのですがそうもならず、結果、算数・数学の才能は闇の中。

 

先生は娘のそういうグダグダな性格をご存知だったので(わたしが言ったからw)「特殊算はともかく、数式は覚えないと本当に高校数学からついていけなくなるよ」と何度も何度も繰り返し提言をしてくださり、そして覚えているかチェックを冒頭にしてくれました。

 

そんな娘のアホさ加減に根気良く寄り添ってくださった先生のおかげで、ジワジワと成績を上げていったのですが平均点少し超えたところでピタリと頭打ち状態になりました。

宿題や傍用問題集の出来や学校で行われた外部模試の結果を見ると、もう少し上に行けそうなのに足踏みが続いています。ぶももー。

 

娘は理科が好きなので(地歴古典嫌いとも言う)、理数で勝負をかけたいらしく、数学は少し背伸びをしたいところ。

でも先生に甘え、宿題もケアレスをしなければ満点いけるのにいつも間違いあり。先生も最初のできない印象が強かったのか「苦手な数学で平均点を取ってえらいですね」というスタンスから脱却できていないように見えました。

 

そ・こ・で ♪

はい、満を持してのテコ入れでーす!

そう。塾はどうするか問題に向き合い、実際に動く時がやってきたのです。

 

 

 

 

 

某難しい塾の春期講習用のレベル分けテストをプリントアウトしてやらせてみる。

できるんじゃないかな、と思っていたら、やはり一番上のクラスの点数を叩き出す。

集団塾に連れて行きテストをした上で、最難関クラス担当の先生とビッチリ1時間、問題を解き直しをしながら面談をする。

先生「この子、数学できます。絶対について来させるので自分に預けてください」

娘「先生の教え方、めっちゃわかりやすい!習ってみたい!」と強い意志で集団塾へ。

 

というわけで春休みから東大を目指す子たちと同じ教室で数学を学び始めました。

隣りの席は御三家女子ちゃんで同じアニメが好きなことで仲良くなり、帰りにふたりでその日にやったところを復習して帰るというルーチンもできたそうです。

 

で、中間テストの結果。

驚くほど数llも数Bも成績が上がりました。2ブロックほど躍進したイメージです。

習いごとの提出物が忙しすぎて副教科の一夜漬けで手いっぱいになり、数学は普段の勉強だけでトライしたので、娘は「やっぱり先生すごい!」と感動していました。

成績は1回上がっただけのことなので次回はわかりませんが、数年の停滞からパン!と抜けられて、人は先生から「できるよな!ついて来られるよな!」と信じてもらえると何とか食い下がろうとするものなのだな、と思いました。

 

ただ、やっぱり中1のドン底成績から這い上がらせてくれたのは「大丈夫。大丈夫。ここは暗闇だけど先生が手を引いてあげるからゆっくり一緒に歩いて行こうよ」と優しく導いてくれた先生だったとも確信しています。

先生には感謝しかありません。

 

というわけで、同じ人間でもその時その時によって必要とする先生が違うのだな、と、そんな感想を書いてみました。

 

娘の行きたい学校・学部のうち数lllまで必要とするのは数少ないので、高3で固まった志望によっては今のクラスは続投せず数llBを固めるクラスに変更するかもしれませんが、難問を前に「考えて考えて考えたらわかったー!」と楽しそうに解いている娘にキュンとしてしまうので、続けたいうちは続けてくれると嬉しいなと思います。

 

さて!そろそろ頭打ちが続いている英語も打破したーい!

 

写真はカタもミスジも「ドッチモー!」食べたひとり焼肉ランチat自宅です。ごちそうさま。