英検の日に娘とケンカしてしまいました。

もともと大事な試験の日はお互いのテンションがおかしくなり、勢いで大ゲンカして「もう受けない!」となるのは、中学受験本命校2月1日当日も行われていた定番中の定番なので、もはやそんなものは無問題。

日曜日も「英検、もう受けないからね!」と言いながら英検会場にズンズン入っていきました。娘、漢だ。

 

 

試験が終わった頃にはニコニコして、ふたりでお茶などしていたわけですが、問題は帰ってから。

 

「じゃーん!お母さん、お知らせがあります!明日、古典の冬休み復習テストでーす。あとでお母さんテストしてね」

 

冬休み中に出されていた課題のテストでありますが、もちろん何ひとつやっていない。

そこのことについて物申したい気持ちがあるものの、もう中3。

ここから数時間、自力でガッツリ頑張って仕上げられれば、それも自走への第一歩になるでしょう。

そのうえ英検も終わったばかり。

日曜日なので夫もリビングでくつろいでいる。

いつものようにリビングで勉強というわけにはいかないだろうなと思っていたら、案の定「部屋で勉強してくるねー」と自室にこもってしまいました。

えらいね、がんばって!

 

そして20時直前。

ご飯のあと『ダーウィンが来た』を観ている娘にいやーな予感がして「そろそろ古典、お母さんテストしない?」と言ったところ、「あ、あと30分待って」と明らかに慌て始めました。

三章分テストがあるので全部は終わっていないのかな?と思い、「一章仕上げてから次の章に移ったほうが効率いいから、まず第一章だけでもやってあげるよ」と言ったところ、その第一章もまったく終わっていない。

えーーーじゃあ、部屋にこもっていた数時間なにをしていたので・しょ・う・か!

 

別にいいんです。部屋で遊んでいたって。

MacbookでNetflixもHuluもアマプラも見放題だし、SWITCHも部屋にあるし、本もたくさん、実験や工作のための材料も作業机もある。くつろげる自分専用のYogiboもある。

遊んでリラックスするための部屋だから、楽しそうに好きなことをしてくれているのはとっても嬉しいし、英検終わって息抜きするのもいいと思う。

でも20時までほとんど何もやってないってなぜー!

 

冬休み中から、ずっと「古典もテストだよー」「古典もやっておきなよー」と声がけし続けていたテスト勉強を寝る時間の2時間前に始めるとは、、、わなわなわな。しかも大の苦手な教科。

(壁に貼ってある冬休みの宿題一覧にテストありと書いてあったので存在は知っていたものの、いつテストかは知らなかった)

 

お前はわたしかーーー!

そう、わたし譲りの「直前までやらない」回避型の性質であることはわかっているけれど、火事場の馬鹿力を有するわたしとは突貫工事の腕っぷしと経験値が違う。

横で見ていると第一章も終わってもいないのに、ベッドに入るいつもの時間・22時を過ぎるとこっくりこっくり。

「眠くなるなら、なんでもっと早く着手しないのーーー!冬休み中あんなに時間があったのにーーー!しかもわたしがあれほど言っていたのにーーー!」

というわけで大げんか。

 

でも娘を怒った翌日はとてもつらくて悲しくて、なんならポロリと泣けてきたりもします。

もう怒らないようなシステムを作り上げたい。

どうしてもやらなければいけないことを後回しにしているうちに忘れてしまうなら「To Doリストボードを自作させよう」と、思いつきました。

市販のTo Doリストボードもありそうだけど、ここは工作の好きの娘だけにあえて自分で作らせたい。

さっそくSeriaに行って白いホワイトボードとマーカーを買ってきました。

そしてコピー紙の裏紙に、どんなフォーマットにするかふたりでそれぞれラフ案を書いては検討し、結果、こんな形の表になりました。

 

●今日の日付

●締切日

●やること

この3つが書ける8項目が表になっています。

マーカーで書いているので消えないのが良き。

そして娘が自分で作ったというのが、持続力の後ろ押ししてくれるといいな、と思っています。

 

とりあえず今日は楽しく作って、使って、終わった項目は消してご褒美にポケモンのマグネットを貼りました。今度は推しの自作のマグネットを作って貼るそうです。

定着してくれるといいな。三日坊主の大僧正みたいな娘は、なにか取り入れてもすぐにブームが去って形骸化するのを何年も繰り返してきたから安心はできません。

でも今日のところはpicot家オリジナルのTo Doリストボードが工作できただけで楽しかったのでヨシとしよう♪