娘ちゃん、無事、いとこたちとの旅行から帰ってきました。

1日の地震、2日の事故と、相当に交通手段が乱れたようで日程を変えて延泊していましたが、旅行好きのお姉さんのおかげで全てスムーズに動けたようで助かりました。

 

で、例の物理は?と言いますと、やってきませんでした(笑)

その日までに終わらせると言っていた宿題が終わらずに英・数のテキストを旅行に持参していたり、一番嫌いな作文を旅行中に清書まで終わらせるよう追加の条件を出されたり(ひどい)、いとこのお兄ちゃんが突然ひとりで行きたい場所ができて旅行の中抜けをしたり、さまざまな困難のなか物理以外すべて終えてきただけでもエライ!

 

結果、帰ってきてからオンラインで見てもらっていたため、理lの義弟くんまで参戦してくれて贅沢な授業となりました。

そして、なぜ物理がボロボロだったかも良くわかりました。

教科書に載っていた公式は覚えた!が!

 

 
プリントと問題集にだけ載っていた公式はうる覚えで、全ての問題を教科書に載っていた公式を無理やり当てはめて解いたと……。でも、やり切ったので出来たー!と思い込む。娘あるあるです。

 

ついでに冬休み中、英数の平均点割れの理由を探ってもらってみたところ……。

 

英語:

●英単語集からの出題が0点

●リスニング問題集からの出題が0点

という事実が判明いたしました。

リスニングは、膨大な各教科テキストの下敷きになっていた専用問題集を試験当日の朝、発見して「あっ」と思ったけどスルーしたそうです。英単語はハナから覚える気ゼロ。さすが。

 

数学:

●パニック回避

数学は理解もしているし、小テストはいつも取れているのになぜ?と聞き取り調査を行ったところ「パニックになっているかも」という供述が得られました。

うん、中学受験の算数の時も良く言われていたパニックですが、本人の口から出たのは初めて。

英語はともかく数学の点数にショックを受けていた娘なので、チャンスとばかりに多面的にテスト時の心理状態をインタビューしてみたところ、サピ4年生で算数がガタ落ちしてからの苦節6年、初めて深い心理に触れることができました!

小テストやテキストは間違えてもいいやと思っているので軽い気持ちで解けるけど、テストだと間違えてはいけないと思って直感の解き方を「こんなに簡単なわけがない」と不採用にし、こねくりまわして考えたほうの案で解いていて✖️になっているかも、と。

深く納得。なので年明けのテストでは「実験的」に最初に思いついた解法で解いてみて、と約束しました。

数学になってやっと息がつけるようになったものの、小学校の時は算数の点数が突然とれなくなってSAPIXから転塾したようなものなのでトラウマがあるのでしょう。

娘の抱えているであろう不安感をぬぐうために、あえて「実験的」という言葉を使って逃げ道も示唆しましたが、これでファイナルアンサーな気がします。

実力ありなしはさて置き、まずはパニックラビリンスから出してあげたい。

 

全科目共通:

●問題の読み間違え

英数に限らず、答えなければいけないものを間違えるという痛恨のミスをしてきます。

例えば今回であれば漢文の問題で「書き下し文」を書け、と言われているのに「訳文」を書く。

書き下し文は得意なので、これで全問落とすことの切なさよ。

 

そんな聞き取り調査を踏まえて、挽回チャンスにもなる休み明けの英・数復習テストで下記のことに挑戦してみることになりました。

英語:単語とリスニング問題、満点を目指す

数学:直感の解法を採用

英・数共通:→問題に◯と_を引く

 

この試験は既に終わっていて、あとは返却待ちです。

娘が晴れ晴れと「なんか全部、お兄ちゃんやお母さんの読みが正解だった気がするー」と言っていたので、楽しくテストに挑めたようで何より。

一歩でも前進できてたら嬉しいな。

 

中3で今ここ!?な可愛い精神年齢な娘ですので、中受の皆さんや年下な皆さんのお役に立てるかなという思いと、備忘録代わりに書いてみました。

 

写真は母が小学生の時にお世話になっていたという蓬莱町の寺子屋さんです。

新年のお散歩で急に思い出したそうでビックリしていました。寺子屋って!w

母が通っていたのは文京区の誠之小学校なのですが、こちらのお寺さんでは放課後、近隣の(!)大学の学生さんが子どもたちの宿題を見てくれていたそうなのです。なんと恵まれている時代。