絶賛テスト期間中。

今までは大好きな化学だったので無双状態を続けてきた理科1が、とうとう物理に変わってしまい、だいぶ雲行きが怪しくなってきました。

 

ある日、いつもの化学勉強方法

(1)トライイットの動画を見て、理解する

(2)問題集のさらっとした説明を流し読みして、いきなり問題を鬼解き始める

これをやろうとしたらしいのですが、ウンウン唸り始め、そしてとうとう泣き出しました。

 

「お母さん……物理の問題が解けない……」

 

物理。泣くほど解けないならもういいんじゃない?とお母さんは思ってしまうのだけど、娘は理科で地底行きは嫌なご様子。

 

そもそも苦手な単元で、得意な単元の勉強方法を用いても無理なんじゃないかな。

「だったらね、娘ちゃん。言いづらいんだけど、まずは……あれよ、あれ。あれを読んでみたら?」とアドバイス。

「お母さん、あれって何?」

「教科書よ!教科書!」

 

「キ ヨ カ シ ョ ?」

 

何その初めて聞きました、みたいな顔!

 

「教科書どこにあるのかな。見たことないんだけど、学校のロッカーかも……」

 

そうでしょうとも。

お母さん、そんなこともあろうかと(って、わけじゃないんだけど)大久保の教科書センターで理科と社会の教科書は2冊買っておきました!

理科や社会の教科書は重いし、分厚いし、持ち運ぶの大変だから学校に置きっぱなしにしてほしいと思ってダミーを用意してある、この過保護っぷり。

そんな教科書が12月になって、とうとう日の目を見ようとしています。

ピカピカの眩しい教科書。

 

はたして教科書を読み始めた娘ちゃん「なるほどね!そういうことか!わかった!解ーけーるー!教科書最高!」と大喜び。

笑顔が戻って良かった。無事に物理の世界のはじっこには入れたようです。

 

さて中学校3年生、新しく覚えた技は「教科書を読む」でした。

走るとか、ジャンプするとか、攻撃するとか、プレイステーションなら□ボタン、SWITCHならXボタンあたりに配置されそうな基本動作♪

チュートリアルが長いですw

 

(写真は1894年に発行された理科の教科書です。娘ちゃんと明治村に行った時に撮影しました♪)