中高の文化祭も、大学の文化祭も、お迎えする文化祭も、遊びに行く文化祭も終わりましたー♪

娘の文化祭スタートはお友だち君の5月の男子校からスタートして、従兄弟の大学が11月で終わるイメージです。

 

 

さて、まずは娘校の文化祭ピンクハート

結局、中1から高2まで部活・クラス・委員会と3足の草鞋を履いて「シフトがー!シフトがー!」と叫びながら校内を走り回っているイメージでした。

とはいえ今年は両日、他校の友人たちや友だちの妹ちゃんを案内する時間が取れるシフトが組めたそうで、ウキウキが止まらない。

 

クラスはコスプレして入り口前で呼び込みをする係だったので、通りすがりの友だちに抱きつかれたり、写真を一緒に撮ったりしてとても可愛いかったです。娘推しとしては眼福の時間でした。

次に娘を見かけたのは委員会です。

陰からこっそり働いているのを見ていたら先生がやってきて娘を連行。

「おーい!◯◯(苗字)を連れてきたぞー!」そのままハッピ着てマイク片手に司会を勤めていました。お役に立っているようで何より。

そして部活では、幼稚園時代の友だちの妹ちゃんとママを歓待してくれました。

 

ミッション以外だと小学校時代のお友だちが土曜日・日曜日と来てくれて案内したそうです。

去年までは時間に空きがなくて、来てもらっても一瞬、自分のクラスでお茶して写真撮ってバイバイパーだったようなので良かったです。

また特筆すべきは、初めて!男子と!学校を回ったそうです。

自分はさんざん案内してもらっているのに、シフトが忙しいからと逃げ回っているのはどうかと思っていたので、メインで参加する最後の学年で恩返しできて本当にホッとしました。

とても目立つ子なので、文化祭の最中も終わってからも「あれは誰?」と聞かれ続けているそうな。

ぐふふ。これぞ女子校!

 

そして、お友だちの文化祭ブルーハート

来てくれたお友だちの文化祭にもお邪魔していました。

娘そして娘の友だちは「本当にJKなのか」というほど自分たちの写真を撮らない面々なので(だから娘の友だちともいう)お土産話だけですがお友だちが普段通っている学校に入れたのが嬉しそうでした。

また他のお友だちの文化祭の日は熱を出してしまい、行けなくて泣いていたっけ。

お呼ばれいただいた各男子校には例年通り「リア充というとんでもなく不本意な噂がたつと困るから」という謎の理由でお友だちを誘わず、高2最後まで単身で乗り込んでいっていました。

高2だけに仲良し君たちが文化祭における重要な役割を担っていてカッコイイ。

すっかり頼り甲斐のある男子になっているにも関わらず、うまく待ち合わせできないとママ友ちゃんが同じ委員会の男子をつかまえて(下からの付属なので親子ともども皆んな仲良し)グループLINEに「娘ちゃん(名指しw)が来ているので、すぐブースに来いって回して」と晒されて、これが男子校と男子ママなのか〜!と楽しかったです。

 

最後に大学イエローハート

志望している大学の文化祭には行けました!

そして某国立大学には学校帰りにひとりで行ってました。なにそのブラッと散歩感覚w

親戚のお兄ちゃんの大学にも行きましたが、本人が勉強している場所とは違うキャンパスだったので校内を案内してもらうというより、屋台で食べて食べて食べまくっていたそうです。何をしに行っている……。

 

娘は忙しー忙しーとトムとジェリーみたいに走り回っているだけですが、これが30年後どれだけ素敵な思い出になっていることかと母は言いたい。

なんだかんだ言葉通りの意味でいえばリアルが充実している、いわゆるリア充な人生だと思うのですが、本人としては「絶対にちがう!わたしは非リアなの!」だそうです。

 

とにもかくにも文化祭が終わってしまって寂しい。

制服姿で学校を歩く姿もあと1年少ししか見られないと思うと切ない。

とはいえ、来年も文化祭はなにかしらやっていそうですおばけ

娘ちゃん、やっと体調不良から脱出しました。

 

熱が下がって症状がなくなっても、体力が落ちていて頭痛やダルさが残っていたりで本調子にはなかなか戻れず、学校や塾に行く前にいつもグズグズ。またはイライラ。

基本、朝から晩まで機嫌が良い子なので「よほどツライんだな」と思いつつも、頭痛いと言いつつタブレットで遊んでいたりして、わたしもムカーとしていました。

 

しかし神はいました!

その名も『Pokémon LEGENDS Z-A』!

娘ちゃん、万全の体調で新しいポケモンをプレイするため、リリース数日前から必死に睡眠と栄養を摂って治していました。

ありがたや、ポケモン。

そして、困ってもいる、ポケモン。

 

とりあえず、我が家はガチのポケモン推奨派なのですが、やはり娘の手からSWITCHが離れないのは気になります。

今日も習いごとに行くバッグの中身がちらりと見えたらSWITCHオンリー。

お前は近所の公園に行く小4男子か。

 

しかしポケモンのことで怒りたくない。

幼稚園時代、小学校時代、いつの時代も娘を助け、チアアップしてくれていたのはポケモンでした。

しかも今回のZAは娘が5歳の時、平仮名を必死に覚えて自力でクリアしたXYのミアレシティが舞台になっているのです。

娘は懐かしさのあまり主要なキャラはもちろん、街の人や道で戦いを挑んでくるポケモントレーナーにも「わあああ、久しぶりですー乙女のトキメキ」「幼稚園ぶり以来ですねーーー笑い」(なぜか敬語)と涙を流さんばかりにSWITCHに話しかけている見ると、こちらまで胸アツ。

 

そんなわけで、勉強記録ダイアリーにポケモンのプレイ時間をマーカーで記すことを提案してみました。

いくらポケモンに話しかけるような娘でも、なんてったって花のJK16歳、エヴァとシンクロ率200%な14歳を、盗んだバイクで走り出してもおかしくない15歳を超え、それなりに思春期なので提案したら案の定キッ!!!!と睨まれました。

しかし、そこは母歴16年。

「時間制限をかけるために書くんじゃないのよ。やりすぎを注意するわけでもなくて、むしろポケモンができる時間が多ければ多いほうが勝ちのルール。勉強とか探求のあと、ダラダラしないでポケモンに移行できたら、より長くプレイできるでしょ。そしたら勝ちだから」という、要はポケモンを餌に無駄なダラダラ時間を減らそう作戦です。

キッ!と上がったまなじりが、スルンと下がりました。

「えー!何色のマーカーにしよっかな、ポケモン時間飛び出すハート

 

ちょろい。ちょろすぎる。

まあ、ポケモンができれば何でも良いのでしょう。

それにしてもゼルダの操作性が自由すぎて、もはや他のアクションゲームに戻れずに、今日もChatGPに「どうしたらいいでしょうね」と相談してしまいました。

赤緑世代のわたしは、ポケモンはRPGが良き。

ポタージュを飲ませ、休息をとり、やっと復調した娘でありましたが、あいだ3日もおかずに今度は風邪でダウン。

微熱の毎日、お粥の連休でした。

 

コロナ・インフルABすべて陰性でしたが、あまりにも微熱が続くので心配になって病院で血液検査をしてほしいとすがりつくも、「前回は胃腸炎で、今度は風邪と熱の原因がハッキリしているから検査しなくて大丈夫」と先生にお墨付きをいただいてしまいションボリ。

心配がおさまらない。

 

しかし、おかしい。

 

何かが、おかしい。

 

母の勘が告げる、おかしいおかしいおかしい。

 

そこで微熱の娘をガチ詰めしたところ、白状いたしました。

夜、お布団の中で絵を描いている、と。

世にも珍しい毎日22時にはお布団に入っている睡眠時間足り足りJKだと思っていたのに、いつのまにか睡眠不足JKになっていたとは!

 

理由を聞けば、自作フィギュアでたくさん❤️をもらったSNSでフォロワーさんからお褒めいただき、調子に乗ってラフ画をアップしたところ、「◯◯の絵も見てみたい」「あのキャラもお願いします」とオーダーが入り天にも昇る心地になりつい夜中に描いてしまった、と。

いや現在進行形で描いている、と。

SNSに興味がないはずだった自分に承認欲求が出てきてしまったのが恥ずかしくて、リビングにいる親の前で描くのも忍びなく、部屋も汚すぎて場所が作れず、結果寝る前にベッドの上で描いていた、と。(かわいい)

 

絵か。絵なあ。絵には弱いわたし。

勉強(探求含む)と絵、どっちも両立させて楽しむのは構わない。

でも睡眠時間は削るな。

絵に時間を取るなら、時間を溶かしているだけのコンテンツ視聴はやめなさい。

親の前で描きたくない気持ちはよーくわかるので、部屋に絵を描ける場所を作りなさい。(普通の机と工作用作業机があるのだから)

そんな話に落ち着きました。

 

こう書くと、わたしに娘が一方的に叱られて素直に反省しているようなストーリーに見えるかもしれませんが、とんでもありません。

白状に至るまで、ギャンギャン喧嘩しています。

親子喧嘩→ 白状 → 仲直りまでが予定調和で、暴言で織りなす我が家の風物詩となっております。

パターンが決まっているので、夫はやれやれと思っているようです。

わたしが怒髪天を衝かずに冷静に議題を提示し、娘も逆ギレせずに素直に白状する、そんな穏やかな形で問題解決ができる日が来るのでしょうか、いや、こない。

普段は考察好きな母娘なので理屈で成り立った会話をしているはずなのですが、こと喧嘩となると、それをわざとかなぐり捨てるので煽りが凄まじくお互いに手の内が見えるだけにややこしい。

でも基本平和主義な娘の思春期のストレス解消になっているのかな?と、そんな気もします。

 

そして大喧嘩の2時間後、娘は平熱に戻りました。なぜおばけ

 

そんなわけで体調不良の理由のひとつは睡眠不足でした。

くーぅ、JKぽいラブラブ

これも成長のひとつかもしれない。と、思おう。

タイトルで、クドカンと庵野監督を同時にインスパイアしてみました。

 

さて、すっかり失念しておりました。

2月1日に中学受験がスタートする地域では、小5の2月からを「新小6」と呼ぶように、9月から第一次選考の始まる総合型選抜の生徒は既に「新高3」だということを!

娘ちゃん、とっくのとうにシン高校3年生でしたよ。怖い。怖すぎる。

 

そんな中、推薦系塾の面談がありました。

主な議題は来期のコース選定と併願校選び。

併願校選びと言っても昔でいう滑り止めや中受の時のお守り校をどうしましょうという話ではなく、特殊な塾ならではのデータを活かした「こんな大学もありますよ」というアドバイスでした。

 

娘の活動や勉強したいことなどを考えて塾が選んでくれたふたつの大学は……まさかの旧帝大パック

もうひとつも国立でした。

当旧帝大の医学部で娘の先生のひとりが不定期で授業を持っているので、超お気軽な感じで「あ〜、知ってます〜その大学〜」と娘は言っていましたが、そりゃ知ってるじゃなくて聞いたことのある、の間違いだわ。おまえはなんも知らないわ。とんでもない話ですおばけ

 

文字を見た瞬間「いやいやいや!」とダッシュで逃げる準備をしている親娘に、先生は「ままま、聞いてください」とおっしゃってくださったので怖いもの聞きたさで耳を傾けてみると、確かに諸条件が娘に合います。楽しそう〜!

ですが国立の総合型選抜は専願であり合格したら入学は確約したものとす、だそうで、やはり恐ろしや〜恐ろしや〜と後ずさりしてしまったのでした。

 

あと、もうひとつの国立はビンゴ中のビンゴです。驚き!

表立っては知られていないのですが、実は娘が心酔しているリベラルアーツの日本における発祥の地と言ってもいい大学で、先生が生徒と大学の相性を深く考えてくださっていることがわかり、ありがたかったです。

ただし求められる評定平均が高くて現時点で届いていないのです。あはははー笑いちっとも笑えない。

 

併願校、どうしよう。

娘は行ってみて嬉しい体験をした場所が好きなので、先日のキャンプがあった大学も気になる模様。

あともうひとつ自治体の方と動いているうちに新しい扉を開けたようで、思ってもみなかった学部のことを気にし始めました。

 

とはいえ、中学受験の20日前、つまり1月10日に突然、今の学校に行きたいと言い出した娘ちゃんだけに、今から深く考えても仕方ないです。

直前で何がどうなるか全く読めない娘のギャンブル感強めな性格に今から震えが止まりませんが、まあ、なるようになるでしょう。

 

現在、身も心も低空飛行な娘を見ていると、シン高3は「いのち だいじに」にしながら倒れない程度に充実した1年になりますよーに、と願ってやまない母でした。

昔々あるところに、怠惰な気持ちと猪突猛進な性質という相反する要素を併せ持つ不思議な少女がいました。

 

毎日毎日、少女は「あーダラダラしたいー」と思いながらも、大好きな探求活動に励み勤しみ、総合選抜型受験への道をひた走っていました。

 

しかし或る日、突然、少女は目覚めてしまいます。

フィギュアを制作するという、とてつもない愉楽に。

少女は100円でほぼ全ての商品が買えるという夢のショップを幾つもめぐり、吟味した材料を手に入れました。

ホテル住まいの少女は支配人が「リビング」と呼んでいるラウンジの一角で、いちから推しのフィギュアを成型し、色を塗り、自作パーツをつけ、一体の素敵なフィギュアを作りあげました。(自室には工作用の作業机があるのにです)

出来上がったフィギュアを見ていた少女はふとイタズラ心を起こしました。

情報を収集するためだけに使っていた誰もいないSNSにフィギュアの写真をアップしたのです。

するとhashtagから遊びに来てくれた大御所の絵師さんが、なんと自分のフィギュアをRTしてくれるではないですか。

少女の作ったフィギュアの写真はプチバズり、見たこともない数字のハートやRTをもらってしまいました。

 

このせいで、少女は今まで興味がなかったSNSで発信することの楽しさを知りました。

作る工程が楽しかっただけでなく、憧れの人に認めてもらったフィギュアに少女はドハマりしてしまいそうです。

さあ、大学受験はどうなるのでしょう。

親の不安が募ります。

とはいえ良く見れば、人体の骨格を捉えている、しっかりとした量感のある魅力的なフィギュアではないですか。

(親の欲目ですが)初めて作ったとは思えない良い出来です。

 

そのため、フィギュアを見た父親も「将来は海洋堂もいいかもしれないね」と言い出しました。

 

そのせいで、母親も「だったら彫刻科を目指すのもいいわよ」と言い出しました。

 

ついには、ゲームショウシーズンだったこともあり、母親が(打ち上げしていた)ゲーム関係者と少女の塾に迎えに来てしまいました。

なぜなら少女のフィギュアの写真を見せたところ、面白がってくれた関係者がいたからです。

驚く塾帰りの少女に、ゲーム会社の人はフィギュアについての具体的な仕事話を教えてくれ、最後には「良かったら、そういう人に会ってみる?」とまで問いかけてくれたのです。

母親は心の中で叫びました。

「さあ、娘よ。どうするんだ!」

一瞬の沈黙ののち、少女はそっと静かに言いました。

「受験が終わったら、考えます」

そう。少女は誰よりも冷静だったのです。

むしろ「あ、忘れてた。うちの親って危ない人だった」と、少女の制御システムが作動したようです。

 

それ以来、少女はSNSをチェックしない日々に戻り、フィギュア2体目は定期テストが終わってから作ろうと決意し、また大学受験に向けて探求活動を頑張り始めましたとさ。

めでたしめでたし。

 

 

ゲーム ゲーム ゲーム ゲーム ゲーム

 

ピクサーも使っている「Story Spine」という8つの書き出しから始まるストーリーを組み合わせてひとつの物語を作るという手法で娘の数日を描いてみました。

 

テーマおよび結論は「娘より母がやばい」ですおばけ

夏の暑さで脳の一部がとろけてしまったかもしれません。

メルティブレインスライム

 

娘の大学受験の参考にさせていただこうと、健闘する諸先輩方の素敵ママブログをフォローさせていただいているのですが、目に踊る「指定校推薦」の文字に反応して、娘に「ね、ね、指定校推薦の発表あったーーー?」と聞いてしまいました。

 

娘も娘でアレなので「え!高2でもう推薦って決まっちゃうの!?」と驚き、「あ、そうそう。まだ高2だったんだ」と胸をなでおろすような、そんな夢の中を生きているような気分になりました。

気圧のアップダウンで頭痛がひどい、きっと、そのせい。

 

さて。そろそろ近づいてくる定期試験の影を見て、今やっと気づいたのが、評定平均を取るための科目選択と一般選抜で受かるための科目選択って違うんじゃない?ということです。

ははは。もう遅いけどおばけ

 

娘の場合、行きたい大学を考えると指定校推薦は評定平均がとんでもなく高いラインでなので、はなから無理なご相談です。

で、いま総合選抜用に評定平均を上げるため遅ればせながら全力疾走を始めた娘なのですが、ただただ評定平均をアップするためなら違う教科を選んでおいたほうが良かったかもね、という選択肢を今さらながら発見しました。

 

娘が高1の秋に最終決定した選択は、得意な科目ではなく、一般選抜にもつれこんだ場合を想定して実力をつけたい苦手科目だったのです。えらいと言えばえらい。

具体的にいうと娘は数学で受験するため国立クラスにいるので、理科が選べます。

よって得意であり好きな化学も選べるのですが、これを選ぶ3択が化学・生物・英語リスニングだったため、娘は「リスニングを頑張らなくちゃ」と、むっちゃ下位層をひた走る英語リスニングを選択したのです。

 

これがもし化学だったら上位層だったので評定に華を添えてくれていたのかも、とも、数学が思いのほか健闘しているので、「英語・数学IAIIB・化学」一般受験もいけたのかな?とも思いますが、時すでに遅し!

 

とはいえ、大学に行っても英語はある!

そして得意より苦手をとった娘の気概も汲みたい。

 

ということで、「はっ!なんということ!?」と気づきつつも、5分ぐらいで落ち着きを取り戻したのですが、現在、高1以下のお子さまを持つママさまには、一応お耳に入れておきたい情報でございます。

いや、そんなのわかりきったことを高2の秋に気づくのはわたしぐらいかもしれません。

娘もとうにわかっているかもしれません。選択した時点で覚悟していたかもしれません。聞いてないからわからないけど。

それをあたかも「初見ですわ!目」と言っているノンキなわたくしめをご笑覧いただければ幸いです。

 

ちなみに今は一般受験しか考えていないご家庭でも、中堅女子校の先生たちは探究学習の延長でなんとなく総合選抜ムードを出して来始めるので、ちょっとソワソワしちゃう感じもあります。念のためセキセイインコ青