スコティッシュボーダーパイプで Running in the Rain って曲を弾いてみます | クル・クルリン小話

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スコットランドには同じ指使いで音域や音色の違うバグパイプが幾つか有りまして。
 
 
10 ハイランドパイプ
4 ボーダーパイプ
0.7 スコティッシュ・スモールパイプ
0.6 シャトルパイプ
 
名前の前の数字は音の大きさの感覚的な数値でしょうか。
 
自分はボーダーパイプとスコティッシュ・スモールパイプを持ってましてライブ時に屋外のときはボーダーパイプ。
 
室内のときにはスコティッシュ・スモールパイプを弾いています。
 
今回はボーダーパイプを弾いてみました。
 
ちなみにハイランドパイプを室内で演奏するとお客さんを破壊するので室内用に作られたのがボーダーパイプという事なのですが・・・・
 
これでも十分破壊力は残ってて(笑)
 
練習時に耳栓は欠かせません😅
 
いくらジジイとはいえ難聴になるには未だ早いので演奏時にはとても気を使っています。
 
そんな室内用と言われてるけど屋外で使ってちょうど良い音圧のボーダー・パイプとオクターブマンドーラで合わせてみました。
 

動画では伝わりませんが最下位音のG、またはその上のAの音で装飾音を出すと体にブルブル振動が伝わりますし最高音のAの音だと耳の横で怒鳴られている位の音圧があります。

 
ちなみにちょっと音程狂ってますね。
 
リードを替えたのですが未だ細かいチューニングをしていない状態です。
 
曲はハイランドパイプの曲で、
 
「Running in the Rain」
 
です。
 
手元に譜面は有るんですが出処がわからなくなったので申し訳有りませんが出せなくて。
※著作権とかで詰められるの嫌なので。
 
この曲はキーがBmなんですがスコットランド系のパイプは基本的な音がAの楽器でその楽器でBmのキーを弾くととても良い感じに聴こえます。って自分が思ってるだけ?😅
 
考えるに自分のレパートリーもスコットランド系だとBmがかなり多いです。
 
でも後ろで鳴ってるドローン(ずーっとなり続ける音)の音はAなんですよね。
 
このドローンはAなのにメロディーはBという構成に絶対音感持ってるお友達は気持ち悪くて聴いてられない。
 
なんて言うんですが。
 
パイパーや民族音楽やってる人の耳だと多分、そんなに気持ち悪く聴こえなくて。
(と、個人的には思ってます。)
 
長3度や短3度、完全4度や5度、更に数学的に説明の付く度数でハモってる以外の音程の差を利用した音楽って世界には沢山あって。
 
きれいに長2度でなり続ける気持ちよさに目覚めると違和感なくなってくるんですけど・・・・
 
って勝手に書いてますけど要はAが基音のパイプでBmの曲を演奏すると気持ちいいよって話でした。
 
でわでわ😉