アパラチアンチューン sally in the garden をクローハンマースタイルで | クル・クルリン小話

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アメリカ(USA)の音楽というと全てポップスばっかりと思われていますよね。
 
でも移民の国なので実際には世界各国の民族音楽が凝縮され更に独自に発展したような場所なんですよね。
 
そんなアメリカには200年ほど前からは大西洋を渡ったスコットランド、アイルランドの人達がアメリカの東海岸に到着しています。
 
その後、内陸部を目指して進んでいくんですが目の前に立ちはだかるアパラチアンン山脈に遮られ、そこに定住する方たちも多く。
 
そして独自の文化を形成します。
 
それが後の
オールド・タイム・ミュージック
ブルーグラス・ミュージック
カントリー・ミュージック
ポップス
に繋がるのですが。
 
そんな中で最初に生まれたオールドタイム・ミュージックにはスコティッシュ、アイリッシュの影響がかなり色濃く残っている処に奴隷として連れてこられたアフリカの人々が持ってきた楽器(バンジョー:エコンティ)と音楽が融合し、独自の世界観のある曲が沢山あります。
 
多くはアパラチアン・チューン(アパラチアの伝統曲)として今日まで引き継がれています。
 
今回はそんな中でも好きな
「sally in the garden」
という曲を演奏してみました。

 

 

演奏法は伝統的なメロディッククローハンマースタイル。
 
チューニングは5弦からgCGCD
 
ダブルCチューニングと呼ばれるチューニングです。
 
他の楽器と一緒のときは2カポや4カポでDmやEmで演奏しますがソロのときにはノーカポでCmが好きですね。
 
譜面ならこちら

 

 

 

バンジョーTABも検索すれば出てくると思います。