あぁ、タイトルをつけ忘れ・・・笑* -23ページ目

2008/12/04


早く夜にならないかな
早く電気消えないかな
フタリ並んだ写真なんて
見たくない

あなたの夢は大きすぎて
私の足は小さすぎて
無理して歩けばいつかは
はぐれちゃう…

小さな頃から
いつも一緒ね
手をつなぐのだけは
照れくさくて
ためらって

あなたに背を向け
言った嘘
目を見て言えた?
そんな訳がない

ポロポロ落ちる
大きな涙
街灯の明かりも
なんだか綺麗だわ
私が信じた
この決意を
どうかあなたは
受け取って

早く夜にならないかな
早くあなたの朝が来ないかな
フタリの距離は
時計もくるわせる

変わる景色
傷ついた心
フタリで愛の全て
分かち合う幸せ

手を振る勇気も
ないままに
小さくなってく
飛行機眺めてる

ポロポロ落ちる
プラスチックの玉
あの頃の私は
本物と信じて
フタリで歩いた10年を
大切にしまった
ネックレスのよう…

糸が切れて
転がる玉
街灯に照らされて
なんだか綺麗だわ
私の足じゃ
追いつけない
あなたが代わりに
叶えるのよ

あなたなんか
居なくて平気
私はあの頃よりずっと
強くなって
一人も平気

気付かない訳ない
あの嘘
どんな気持ちで
持って行ったのだろう

ポロポロ落ちる
大きな涙
さよならさえ言えない
本当は
平気じゃない
コロコロ転がる
プラスチックが
やっと分かったの
本物 私には

ポロポロ落ちる
大きな涙
街灯の明かりも
なんだか綺麗だわ
私が預けた
フタリの夢
どうか叶えてね
心は一緒よ
どうか叶えてね
フタリの夢

2008/12/02


heaven
ありのまま 私をどうか
伝わってよ…届けたいの
いっぱい重ねた
そんな嘘守りたい?

rainy
落ちる滴は 彼の夢
昇るわ…愛の海へ
だけどダメなの
辿りつけない

胸の中には
たくさんの夢が
あふれるの
今も ほら
だけど彼には
翼が生えて
飛びたいの
飛びたいの…

dreaming
雲の上よ そこにあるの
ずっと待ちわびてた
答え見つかると
まだ信じてる

翼が生えてしまったら
嫌でも 何でも
飛ぶの
雲に触れて
堕ちていくわ
…滴になって
雨が降れば
それは彼よ

助けて欲しい
届けて欲しい
街は 静かになって
いい匂いがしてきた
キラキラ
光る虹が空を渡って
ヘブンリー
ヘブンリー
空は 広くなって
空気が振るえだした
キラキラ
濡れた靴は踊る

blooming
彼の夢よ 咲かそうよ
大切な笑顔が枯れないよう
嘘はもうやめよう?
ひらいて…きっと

sweety
彼の夢は 叶ったの
どんなに苦しいか
分からない
私には
翼はない

heaven
探していた 愛の海
辿りつけないまま
夢を追って
花が咲くの
彼が キラキラ
咲かせるの

2008/11/21

私は嘘をつきました
小さく
声にもならない声で
「私は大丈夫」


昔庭にはたくさんの
花 オレンジ あか 白 広がって
そこで出来た苺を毎年
ジャムにしてみんなで食べました

ブランコで蝶を追いかけて
どこまでいこう 行けるとこまで
庭の終わりの壁の向こう
見てみたいなと臨みました

もがくのは 醜いですか?
蝶になるのを夢みてる
そんなことにも気付かない
何かに私はもがいてる

私は嘘をつきました
小さく
声にもならない声で
「私は大丈夫」
それ以外なんて言ったら
彼女の涙が止まっただろう?


元気がないけどどうしたの?
―どうもしない いつもの 発作
何に頼れば治るのか
考えてる そんな病気は治らない

耐えるのは 罪ですか?
蝶になるのを夢みてる
小さくなって 縮こまって
なにかに私は耐え続ける

嘘をつきました
小さく
精一杯のつくり笑顔で
「私は大丈夫」
そうすることでしか
自分を護れない弱い自分


壁の向こうは栗林だった
棘がたくさん刺さる
―痛い
栗も私と同じ
かわいそうな病気

みんな蝶になりたいの。

私は嘘をつきました
(大きな嘘)
小さく
声にもならない声で
(つくり笑顔で)
「私は大丈夫」
それ以外なんて言ったら
彼女の涙が止まっただろう?

知っていた 嘘じゃない
(蝶がすき)
だけど大丈夫じゃない
(追いつけない)
「頼りが欲しい」
そんなこと言わない
蝶は自分と戦って
蝶は苦しみに耐え抜いた

私も蝶になりたい。

みんな蝶になりたいの。

私は蝶になりたい。

みんな蝶になれるの