「こころ旅」が心に刻まれている件 | 笛吹きの備忘録

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火野正平さんが亡くなられましたね。

彼が自転車で、視聴者から寄せられた「こころの風景」を訪ねる『こころ旅』を、ずっと見ていました。

観光地ではなくて、生活圏にある何でもない風景、でも投稿者にとっては大切な風景が紹介される番組です。


私も投稿したことがあって、採用されたのですよ!

2014年秋の旅、大阪府の最終日でした。

⤴️これは、放送された時のテレビ画面です。
ネットから応募していたのですが、採用にあたって、同じ文面を手書きにしてほしいと、ディレクターさん(?)から電話がありまして、スッゴク良い便箋(字がきれいに見えるとか…)を買ってきて、滅多に使わない万年筆で、何度も書き直して清書したものです。
その時の放送が「こころ旅」ホームページで紹介されています。

どうってことない高校時代の思い出を綴っただけの手紙が採用されて、通学路の商店街や神社の境内が紹介されました。
高校時代の友人たちは大騒ぎでしたね。

「こころ旅」って、どこにでもある住宅街や畑、里山、川沿いの道などを自転車で通りすぎるだけなのですが、静かな映像と、正平さんの視線に留まった思いがけない発見と、彼の一言が楽しい番組でした。

この時の放送で正平さんは、私と同じ高校の出身だけど、たった1日で退学したとカミングアウトされたのですよ。
芸能活動が忙しくて、入学式しか行ってないとか…。

高校3年間を友だちと面白おかしく過ごした私の手紙を、正平さんはちょっと切なく読んでくれました。

思い出も、そこにつながる友人たちも、大事にせなアカンと、今も心に刻んでいます。

⤵️数年前のブログにも書いてました。