新国立劇場で『コジ・ファン・トゥッテ』を観てきました。
オペラです。
でも、オペラパレスじゃなくて、中劇場のほうです。(英語表記ではPlayhouseだと、今日、知りました)
新国立劇場オペラ研修所終了公演なのね。
だからチケットは一律4400円! お安いっ!
常々、オペラ鑑賞したいと思ってはいるのですが、チケットがお高くて…。お安いD席(4000円くらい)はすぐ完売になるし…。
しか~し! 今日は最前列で鑑賞いたしました!
(演奏は、新国立アカデミーアンサンブルで、指揮は星出豊さんでした)
…で、もちろんイタリア語で上演されて、日本語字幕をチラ見しながら、歌を聴きます。
『コジ・ファン・トゥッテ』とは「女はみんなこうしたもの」という意味で、恋人が出征したあと、残された女たちが浮気するかどうか、当の恋人が賭けをして、しかも本人たちが変装して女を誘惑するという、そもそも設定が、そんなアホな!という感じの喜劇です。
オペラ初心者には分かりやすいストーリーで、モーツァルトの聴いたことあるようなメロディにも安心感を抱けるし、研修生の皆さんの熱演はもちろん伝わってきて、楽しめましたよ。
ただ、喜劇なのに、笑いのツボがいまいち分かりにくかったです。
日本語字幕に「一人にして」と出たときに、イタリア語の歌が「ボッチー ♪」と聞こえた、というたいへん個人的ツボがありましたか…。