あれはいつのことだったのか…。
去年の10月だから、10カ月ほど前ですね。
よっちゃん(兄の妻)から、着物リメイクを頼まれたのは…。
可愛い柄の銘仙と、渋い縞(たぶん雅びな名称があるのでしょうが、私はこういうこと無知なのですよ)の着物を預かって、リバーシブルのジャンパースカートを作りました。
それが、これ⤵️
…で、その残りの生地で、パンツくらいなら作れるよ♪と話したら、ガウチョパンツがほしいと、またまたご注文をいただいて、やっと完成しました。
銘仙と継ぎ接ぎして、フレンチスリーブのブラウスも作ってみました。
合わせると、こんな感じ♪
まだちょっと生地が残ってるので、手提げバッグも作って、それでも、まだもうちょっとだけ銘仙のほうが残っているのですよ。ホントにちょっとだけ…。
私、この「端切れ」というものが、着物地だと処分できないのです。
洋服地の端切れなら、お皿やお鍋の油汚れを拭き取るのに使って、ポイと捨てることができるのに…。
かつて、寝たきりになった父の介護のときは、お尻を拭いて、ポイポイ捨てておりました。
でも着物地の端切れは、そういう使い方ができない…、そもそも捨てられないのですよ。
その着物を大切に着ていた方の怨念…いやいや思い残しを感じる…?
絹(あるいは蚕)の神さまのバチがあたりそう…?
(カトリック信者ですが、八百万の神々もリスペクトしとります)
「もう! お母さんったら、こんなに端切れを溜め込んで!」と、私亡きあと娘たちがボヤくだろうなぁ…。