よっちゃん(兄の妻)から、お母さまの着物のリメイクを頼まれたのは、去年の12月のことでした。
その着物ですが、シミがたくさんありました…。
よっちゃんが「参観日に着てた姿を覚えてる」と言うのですから、かなり古いし、よく着てらしたのでしょうね。
昔のお母さんは、授業参観に着物姿がスタンダードでした。
裁断の前に、シミのある箇所に赤い糸で印を付けておきます。

そして、裁断は…、先生にしてもらっちゃいましたぁ~
柄の方向を見て、かつ、シミを避けて、なんて上級ワザは、私にはムリ(^^;ムリ(^^;
…でね、ミシン♪カタカタ♪

はい、出来上がり♪♪♪
3カ月かかりましたぁ…。
さて、着物1枚から、ブラウスなら2着作れるのですが、今回はダメでした。
柄が一方向で、シミもあったので、布地の真ん中に型紙を置く裁断をしたため、残ったのは細長い布ばかりだったんです。
でね、それを接ぎ合わせてフレアスカートを作ることにしました。

なんと! 12枚接ぎです。
シミは避けられなかったのですが、ヒラヒラしてるから、あんまり目立たないのではなかろうか…と思ってね。
上下合わせると、こんな感じです。
よっちゃん、これを着て、孫の保育参観に行くらしい…。
今のおばあさんは、働く娘の代わりもしなきゃならんのですよ。