読経功徳 | アジアのお坊さん 番外編

アジアのお坊さん 番外編

旅とアジアと仏教の三題噺

毎日お経を上げて心を調え、気づき(sati=念)を取り戻す機会を与えられていることは、本当に有り難いと思う。

 

先日、短いお経や偈文を参拝者の前で使用したり、一人の時に心中で唱えたりするということを書かせて頂いた。

 

「諸行無常 是生滅法 生滅滅巳 寂滅巳楽」

「三界唯一心 心外無別法 心佛及衆生 是三無差別」

「是心是仏、是心作仏」

「一心頂礼十方法界常住三宝」

「羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶」

どの言葉を唱えていても、要は全部同じことを言っているのだと感じるのだが、短い偈文ではなくて、普通のいろんなお経を上げている時も、やはり全ては同じことを説いているのだなあと如実に思う。そう考えていると、ただ単にお経を上げているだけで、少しずつ心が調って行く気がしている。

 

 

 

                   おしまい。

 

 

※画像は台湾佛光山で購入した仏具です。

 

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