「自由なきチベット 今も」という記事の載った2018年3月8日付けの読売新聞を、ある方が下さった。
2008年3月14日のチベット暴動から10年経ったが、今もこの問題は解決していない、といった内容の記事だ。
私はチベット暴動があった2008年3月にインドのラクノウに居たのだが、その時に読んだ3月24日付 「THE TIMES OF INDIA,LUKNOW」を、今も手元に置いている。
チベット暴動直後の記事なのにその記事の中で、ダライ・ラマ14世猊下は尚、怒りと憎しみを以ってはチベットの人々を救えないとして、慈悲を説いておられる。
10年後の今も、それを越える考えはないと、私は思う。
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