プラユキ・ナラテボー師の単行本の著作は3冊です。どの本にも、師がタイのチャイヤプームのお寺で修行・指導なさっているチャルーン・サティ瞑想の実践方法が、図解入りで説かれています。
最新作の「脳と瞑想」(脳科学者の方との対談・2014年発行)には、坐禅瞑想、歩行瞑想の次に、「言わば裏技」として、「指先瞑想」が説かれています。
2作目の「苦しまなくて、いいいんだよ。」(2011年発行)にも、本格的に場所と時間を定めて瞑想が出来ない場合、例えば乗り物の中ででも、親指と人差し指をこすり合わせることに対して、気づきを持つことが可能だ、ということが、詳しく書かれています。
さて、日本のお寺には「弾指」(たんじ)と言って、親指と人差し指で音を出す作法があり、密教や禅宗などで使われていますが、天台宗の「台門行要抄」には、目次にも省かれているくらいの短さで、たった一行、「正念法」というものが載っていて、詳しく書いてはいけないのですが、修法中、雑念が起きたら、弾指を三回行うように指示があります。
チャルーン・サティ瞑想についても、私が中途半端なことを、ここでお伝えしてはいけませんので、是非、プラユキ師の書かれたものを実際にご覧頂きたいのですが、文字通り、弾指の間にも、気づきを忘れないようにすることは、可能なのだなあと思います。
※プラユキ師の著作や、雑誌への寄稿、タイや日本における活動状況については、篤志家の方が公式サポートブログ「プラユキ・ナラテボー師 よき縁ネット」を運営して下さっています。
「日本人上座部僧」も是非ご覧ください!!
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アーナパーナサティ瞑想の解説書「観息正念」、
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