本当の節分 | アジアのお坊さん 番外編

アジアのお坊さん 番外編

旅とアジアと仏教の三題噺

 節分の行事は、お寺でも神社でも行うが、お寺の節分は、単なる追儺(ついな)ではなく、独自の意義と作法がある法要だ。
 
 そんな難しい節分の意義を、一言で表す法語の掲示を、先日、とあるお寺の門前の掲示で見かけた。 
 
     ぬけぬけと 「鬼は外」とは その口で
 
 調べてみると、同じ意味で、「ぬけぬけと 鬼は外とは 笑止なり」という法語もあるそうだが、「その口で」の方が、上手いと思う。
 
 季節の変わり目を機に、この口を、あの心を、リセットするのが節分だ。
 
 
 
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