他に各種宗教団体や、団体ではない個人の宗教者の方々、果ては自称宗教家、霊能者の類に至るまで、インターネットを利用しての双方向の布教活動というものは、たくさん存在していることだろう。
ただ、ホームページやブログ以外の各種ソーシャルネットワークを利用した布教は、急激な勢いで増えてはいるが、いずれもまだまだ今後の新展開を控えた、過渡期にあるような気がしなくもない。
ところで、2013年6月28日付の京都新聞に、インドの複数のヒンドゥー教系巨大寺院が、ウエブサイトを利用した礼拝や寄進の受付を行っていて、大きな成果を挙げているという記事が載っていた。
インドでも、こうした傾向には賛否両論あるとのことだけれど、これは決してIT大国でありつつ、宗教大国でもあるインドならではの、特別に突出した現象なのではないと思う。
例えば西洋人住職が預かる日本仏教のお寺の海外別院や、アメリカのキリスト教団体などを始め、他の国の仏教寺院、宗教団体のいろんなホームページにおいても、こうした傾向は顕著だ。
「バーチャル納骨堂」みたいな、インターネット上の仮想空間にしか存在しない宗教施設の話は今回はさて置くとして、既存の神社仏閣を母体に、ネット上で祈願や供養、相談や布施を受け付けること自体は、日本でも、もう珍しくない。
日本にしろ、外国にしろ、寺院側の意向を反映して、そうしたホームページが出来るのか、ウエブサイト制作会社の方からアイデアを持ちかけるのかは知らないが、インターネットを通して寄進や礼拝を受け付ける傾向が、必ずしもビジネス臭くて宗教にふさわしくないとは言い切れない。
要はきちんとした布教を行いたいという真摯な誠意があるか否かが大事な訳だけれど、例えば比叡山の元三大師堂のホームページ。祈願や供養も受け付けるが、日本におけるおみくじ発祥のお寺だけあって、インターネットを通して元三大師みくじを引いてもらうことが出来るとのことで、私は大変面白いと思った。
一体どんな風にしてインターネットを通しておみくじを引くのかを、私がくだくだとする説明するよりも、試みにリンクを貼らせて頂きました。
さて、皆さまはいかが思われましたでしょうか?
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