日本で黄衣のテーラワーダ僧を見かけたことがありますか? | アジアのお坊さん 番外編

アジアのお坊さん 番外編

旅とアジアと仏教の三題噺

 先日、京都駅で黄衣のテーラワーダ僧を見た。雨の日に、傘を差してお一人で歩いておられた若いお坊さんで、できれば近づいてタンブン(お供養)の一つもさせて頂きたかったのだが、距離があったので跡を追えなかった。
 
 日本でテーラワーダ(上座部)仏教のお坊さんに出会うことは稀だから、とても嬉しかった。京都の大学に留学している外国人のお坊さんはたくさんいるのだが、台湾や韓国のお坊さんも含めて、なかなか町でお見かけすることがない。京都でテーラワーダ僧を見かけたのは、小僧時代、一度だけ外に出してもらった日に、大型書店を目指して京阪三条に降り立った時だけだから、ずいぶんと前のことだ。
 
 東京でも一度、タイでの修行を終えてすぐ、上野のアメ横でタイのお坊さんに出くわした。この時は嬉しくてたまらずに、タイ語で話しかけてタンブン(お布施)させて頂いたものだ。
 
 もしかしたら、東京には京都より遥かに多くのテーラワーダ僧の方がお見えになるのかも知れないが、東京に行くこと自体が少ないので、私の場合は、この時、一度だけ黄衣のお坊さんを見かけたきりだ。
 
 日本に一時帰国されたプラ・ユキ・ナラテボー師とお会いした、というような場合は別として、これまでに日本でテーラワーダ僧の方をお見かけしたのはこの二回だけしかなかったから、先日、京都駅で黄衣のお坊さんのお姿を見たことは、私にとっては誠に嬉しくて有り難い僥倖ではありました。サートゥ、サートゥ、サートゥ。
 
                   
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               インドの小僧さん
 
 
 
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