インド 仏跡 前正覚山まで、ブッダガヤから歩いた話 | アジアのお坊さん 番外編

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旅とアジアと仏教の三題噺

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 ブッダが悟りを開く直前に登ったとされる仏跡、前正覚山(ぜんしょうがくざん)まで、ブッダガヤ駐在同期のY師と共に、ブッダガヤの村から、歩いて参拝したことがある。

 車でなら、尼蓮禅河(にれんぜんが)沿いの旧道からガヤ寄りの橋を渡って行くのだが、それでも決して便利な道ではない。

 ましてやブッダガヤから歩いてだと、時間がかかる上に、知らない人には道も分かりにくい。大塔から尼蓮禅河をスジャータ村の方に渡って野道に入るのだが、途中、小さな集落があるだけで、季節によっては腰くらいまである小川を越えねばならないから、万人にお勧めできるコースではない。

 それでもブッダが歩いた当時を彷彿させる、良き巡礼路ではある。

※写真は道中に見えた前正覚山です。
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