旅のマンガと「旅行人」 | アジアのお坊さん 番外編

アジアのお坊さん 番外編

旅とアジアと仏教の三題噺

 主人公がバンコクを振り出しに東南アジアを旅するマンガ、「アジアのディープな歩き方」(旅行人)の続編、「インドまで行ってきた!」「ネパールに行ってみた!」(共に小学館)の2冊が合本で、「聖なるインド、はるかなネパール」というタイトルの新装版として、旅行人から出版された。

 インドを舞台にしたマンガには、「インドにて」(幻冬舎文庫)や「インドのアチャールくん」(情報センター出版局)などもあるが、「旅行人」のNo.128には実に事細かに旅のマンガを網羅して解説してある。

 先日、日本の本屋で若いカップルがロンリープラネットのガイドブックを見て、西洋人がよく持ってるやつだよね、重いよね、写真ある方がいいよね、と言っているのを聞いた。天下のロンプラですらこんな扱いを受けているということは、中には「旅行人」の存在を知らない日本人バックパッカー、というものも存在するかも知れない。

 バックナンバーを見れば、「旅人たちが忘れないあの一言」、「旅先でうかんだ素朴な疑問」、「私、死にかけました!」、「旅で英語を話したい」、「バンコクの二九年 前川健一」など、旅人心をくすぐるタイトルが目白押しだ。もしも本当に「旅行人」を知らない旅人がいたら、今すぐチェックを!


アジアのお坊さん 本編も今すぐチェックを! よろしくお願い致します。