🎬『007 ユア・アイズ・オンリー』⑳
FOR YOUR EYES ONLY (1981)
こういう ロケ地のお祭りみたいな描写もボンド映画のお楽しみ♪
ボンド映画には‘観光映画’的な魅力が欲しいです。
ムーア=ボンド作品にはその要素が強かったと思います。
この場の雰囲気に笑顔のボンドがいいです^_^
こういうシーンから
スパイ映画的なシーンへの流れも自然。
まさに007映画らしいシークエンスと言えます。
Qってけっこう出張しますよね(笑)
新婚旅行で行ったギリシャのツアーでは
メテオラにも行けたんですが、
その時は吹雪いてて(^.^;
まともに景色が見れなかったんです。
それもあってまた行ってみたいんですよね(^^ゞ
メテオラのスノードームを迷いながらも買わなかったのも後悔してます(笑)
絶景のロケ映像が素晴らしい!
やっぱりボンド映画にはこういう絵がないと!!
トポルと手を組んだことが
クライマックスに活きる展開も上手いところ。
メリナもしっかり戦力になるのがいいです。
ボンドガールも凄腕スパイみたいな設定より、
本作のメリナくらいのバランスが好きですね。
基本的には普通の女性でも
いざという時には力を発揮する、みたいな。
このワンカットでも
照明の当て方とか考えたんでしょうね。
本作は細かく振り返るほど
こだわりを感じるシーンが増えていきます。
あとはATACをソ連に渡すだけなのに
やたら時間を気にするクリスタトスの小物感が逆にいいですw
体を張ったアクションがクライマックスにくるのも本作らしい!
まぁ地味っちゃあ地味ですが、
舞台設定を活かしたアクションとして秀逸やと思いますね!
クライマックスにまた
セカンドボンドガールが登場する展開もよかった!
こういう展開珍しい気がします。
普通は途中で消えるというか、途中で死んでしまうパターンも多いから‥。
躾を人のせいにしたらいけませんw
ビビの髪型かわいい(*^^*)
アイススケーターから女優になった人を他に知らないから、
リン・ホリー=ジョンソンは稀有な女優さんやったとも言えるし、
当時アイドル的な人気があった彼女を上手く起用したのも
007シリーズならではのアンテナ感度の良さやと思いますね!
リンありきの脚本やった可能性もあるかもです。
こんなにソワソワするなら
もっとガード固めとけよw
まぁちゃんと配置はしてましたが。
ロッククライミングはこの作品で初めて見たと思うので、
興味深く観た記憶があります。
鳩はジョン・グレン監督のお約束になりましたが、
ジョン・ウー監督のイメージが強いですよね。
思い返せば『MI:Ⅱ』ではいきなりロッククライミングのシーンが出てきましたが、
あれはカッコつけでw
こっちが本物感あります。
スタントマン使ってても(^^ゞ
ここでメリナを制止したトポルよかったです。
007のクライマックスとしては地味めなアクションですが、
静かなぶん、サスペンスとしてのハラハラ感があって
ここもスパイ映画的な面白さがあっていいです。
ここで‘カンカンカン’と鳴る音が響いてしまうハラハラ感もいいです。
あえて音楽をかぶさないことで盛り上がるのは
本シリーズとしては珍しいアクションかと思います。
そして、ここからがまさに
ほぼ無音ならではのド迫力!!
ここは文字通り息を呑みました!
この‘アッと驚く’瞬間があるアクションこそが
ボンドアクションの真骨頂です!!
ここらへんの地味な攻防もいい^^
コイツなかなか健闘しましたけどね(^.^;
ここからのアクションも実は地味ですが(^^ゞ
いよいよクライマックスです―!
JAMES BOND WILL RETURN