🎬『007 ユア・アイズ・オンリー』⑯
FOR YOUR EYES ONLY (1981)
こういうカットも何気に上手い。
ワンシーンで状況を表現できていると思います。
トポルはピスタチオ(?)をずっと食べてるのも印象的ですよね^^
こういうキャラクター付けって大事。
そういえば、新婚旅行でギリシャに行った時にピスタチオのアイスクリーム食べた記憶があります。美味しかった^^
ロケ映像とセットを上手く融合させているのが
さすが007シリーズ(!)って感じです。
昔のボンド映画はスタッフの職人技を感じることができました。
おそらくスタッフはある程度固定していたと想像できます。
シリーズを積み重ねることで、技術の向上以上に
スタッフの熟練度でシリーズの完成度がどんどん上がっていってたと思いますね。
ブロスナン=ボンドまではそういうイメージがありました。
ロックは意外と細かい仕事もしてる(笑)
ココいいですね~^^
コロンボのチームはみんないいキャラしてるんですよね^^
こういうキャスティングの細やかさも007シリーズならではです。
この潜水服の登場のさせ方も上手い。
でも爆発したんじゃ?(笑)
まぁ、こんなもんクリスタトスなら何着、というか何体も持ってるでしょう^^
この ピスタチオの使い方もいいですよね~!
こういう細かいシーンで盛り上がるのが本作のいいところ。
あらためて『ムーンレイカー』からよくぞ大胆に作風を変えたというか
戻したと思いますね!
やっぱりプロデューサーのアルバート・R・ブロッコリは偉大でした。
007の権利をいよいよAmazonが完全に掌握したことで
ファンの嘆きの声をよく目にしますが、
ボクはそもそもバーバラのやり方に全幅の信頼は置いてなかったので、
いつまで経っても新作の製作が進まないよりは
新作を作りたいスタジオが実権を握るのは良いことやと思います。
何かと批判されるディズニーのスター・ウォーズ映画もボクは好きですし、
むしろ終わったと諦めていたSWシリーズを復活させてくれたディズニーに感謝してるほどです。
爆弾二つあったんやw
こういうところも細かいですね。
大きいから一つでも破壊力ありそうやけど^^
コロンボたちを先に逃げさせるボンドかっこいい。
冷酷なイメージのロックですが、ここでは
汗ばんで少し焦ってる感じを出してるのが上手い。
ブツも全部ダメになるから親分に怒られるよなw
ココ、スタントマンかなり体張ってますよね(;´・ω・)
寄りのシーンと遠景のミニチュアのシーンを組み合わせるのも
往年の映画ではよく使われたテクニックで、
今観るとより楽しめます♪
ここからはロケーションを活かしたアクションになるのもいいです。
マイケル・ゴタードの表情好きですね。
ここはムーア本人がやってるみたいで
なかなか危険なシーンに見えます。
もちろんプロのスタッフ集団やから安全は確保してるでしょうが。
この、しんどそうに階段を上がってるボンドに初見ではガッカリというか
(なんでこんな描写にしたんかな?)みたいに思った記憶があるんですが、
ここもリアルの追求と気づきました(^^ゞ
ここのムーアかっこいいですよね~!!
大好きな本作の中でも特に好きなシーンです!!!
ここでバンッ(!!)とかかる音楽も好き♪
フェラーラの落としまえをキッチリつけるところもいい。
ロックは冷酷なだけになおさら哀れ。
ムーア=ボンドとしては、最もハードなシーンともいえますが、
ムーア本人はこのシークエンスに抵抗があったそうで、
人の好いムーアらしいエピソードやと思いました^^
007シリーズにおいて、チェイスシーン以外で
一番燃えたアクションかもしれません!!
人形も上手いコト出ましたよね(笑)
フェラーラの復讐は果たしたから、
あとはメリナの復讐に焦点が絞られます。
いいチーム^^
ロックはやられっぷりも悪役らしくて最高でした!
JAMES BOND WILL RETURNE