『トラップ』はジョシュ・ハートネットの演技力とM・ナイト・シャマラン監督の手腕が光るサスペンス! | 【映画とアイドル】

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M・ナイト・シャマラン監督の作品は

当時大ヒットして評価も高かった『シックス・センス』を映画館で観ましたが

ボクはあんまり面白くなくて、

むしろ 賛否分かれたというか、『シックス~』の大成功の次で

外した感のあった『アンブレイカブル』が好きでした。

 

ただし、その次の これまた大ヒットした『サイン』に全く乗れず、

それで苦手意識がついたみたいで

それ以来ずっとシャマラン監督作は観てきませんでした。

 

ただし、本作は昔好きだったジョシュ・ハートネット主演で

予告もなかなか面白そうだったので

二十年以上ぶりにシャマラン監督作を観ました(^^ゞ

 

この予告↓前半というか序盤のけっこうなネタばらしがあるので御注意下さい。

 

結論から言うと、序盤のネタばらしを知ってても楽しめたし、

そこから意外な展開になっていく後半は完全に引き込まれて

最後には完全に心つかまれてましたね!

 

つまり、シャマラン監督への苦手意識が

二十年以上もの時を経てやっと解消されました^^

まぁ 一時的なものかもやけど(笑)

 

少なくとも本作は

ボクみたいにシャマラン監督が苦手な人が観ても楽しめる、

意外にまっとうなサスペンス映画だったと思います。

 

「思います」っていうのは、

そうはいってもクセのある監督には違いないので、

観る人によっては「こんなの真っ当じゃねぇ!」とお怒りになるかもだからです(^^;

 

 

 

 

【※ここからネタバレ含みます】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

娘の良き父親としてジョシュ・ハートネット演じる主役のクーパーが登場するので、

フツーなら(この人のよさそうな父親が殺人鬼なのか?)というサスペンスでまず引っ張りそうなものなのに、

予告ですでにクーパーが殺人鬼であるとネタバレ。

そこに妙なドンデン返しはなくて、

クーパーがコンサート会場のスタジアムから

厳重な警備体制をかいくぐって脱出できるか?のサスペンスになる。

 

こんな捕まえ方わざわざする? なんてツッコミは無しで(笑)

 

 

 

 

凶悪な殺人鬼と分かっているから感情移入まではしないものの

なぜかクーパーの脱出劇を応援したくなる不思議w

まぁ そこで捕まったら面白くないしねww

 

本編を観ると分かるんやけど、

優しい父親が実は殺人鬼だったという大きなネタバレを敢えて予告でやってたのは、

本作の肝はコンサート会場からの脱出劇ではなく、

むしろそこから先の後半こそが見どころになっているからです。

 

(そう来るかぁ~~!!)みたいな驚きの展開があります^^ゞ

予想できた人はほとんどいなかったんじゃないかと思うほどの

意外な展開になっていきます。

 

こうなるともう目を離せなくなるワケで、

本作はしかも、そこからもう一回・二回

予想しない・できない展開になっていくので

宣伝コピーの“「どんでん返し」のその先へ”は

あながち嘘じゃないどころか

まさにそんな展開になっていきます(^^;

 

 

コンサートをやっているアーティスト役の女優さんが可愛いなぁ~(!)と思って観てたら、

なんと(!!)シャマラン監督の娘さんとか!!(^^ゞ

 

 

知らずに観てよかったですw

 

レディ・レイヴンという役名が売れっ子アーティストっぽくていいと思ったんですが、

演じたサレカ・ナイト・シャマランはシンガーソングライターらしくて

本作でも曲作りも含めて実際にパフォーマンス♫

親の七光りではない素晴らしいオーラがありました☆

 

本作のような基本プロットであれば

アーティストはお飾り的なポジションでしかないものですが、

このサレカが意外なポイントになる面白さで思わず引き込まれました!!!

 

 

娘なら なるほど納得(笑)

 

 

 

 

「ネタバレ含みます」とか言いながら

シャマラン映画はやっぱり核心は言いたくないw

 

まぁツッコミどころは多々あれど?!

そこはもちろんシャマラン監督確信犯なんで

そういう部分も含めてトラップを仕掛けてるってとこでしょうか^^

 

ただ、今回はいい意味で王道的というか

少なくともボクは

まだシャマラン映画四本目ですが

一番真っ当で、だからこそシャマラン監督の演出力が光る作品やったと思います!

 

(あ!わりと正攻法でくるのね?!!)みたいなww

 

いや、正攻法なんて思うのはボクだけかな?^^ゞ

「シャマラン監督にしては」という枕詞を付けるべきかも?

なんせ『アンブレイカブル』の印象が強いからw

アレに比べりゃまともだろ?とww

やっぱ比べるもんじゃないわwww

 

少なくとも(そんなんアリかよ~?)みたいなトンデモ展開は

ボクから見てなかったし(いい意味ではあった^^)、

前半のスタジアムからの脱出劇を殺人鬼目線で見せる面白さ、

なんなら殺人鬼に肩入れさせられてしまう面白さ、

そして後半の二転三転するサスペンス展開と、

いや、やっぱり堂々たるサスペンス映画やったと言えます!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそもボクはジョシュ・ハートネットが一番のお目当てやったから

そこは大満足でした!!!!^^

 

サイコな殺人鬼と娘に優しい父親の二面性を完璧に演じていて、

ジョシュが演じたから前半は妙に応援したくなったんやと思います^^ゞ

 

 

日常では普通に良い人にしか見えない人間が実はサイコパスって

現実として多いことだと思うんですが、

そこの恐怖はしっかり描けていました。

ジョシュの演技力がこの設定を真に迫るものにしていましたね!

 

 

 

ジョシュを映画館で観るのは『30デイズ・ナイト』以来17年ぶりで

もう46歳だそうですが、まだまだ若々しかったです^^

 

 

ほぼ出ずっぱりな感じなので

ジョシュのファンには絶対のオススメです!

 

そして、ボクみたいにシャマラン監督が苦手な方にもオススメしたいです^^

 

ずっと気になってた『スプリット』と『ミスター・ガラス』をなるべく近いうちに観たいです(^^)

 

 

 

 

ある意味 ジョシュのアイドル映画やったかも?!w(注:ボク的にww^^ゞ)