マッドマックス【FURY ROAD】は【FURIOSA】を観てから観るとさらに胸が熱くなる傑作! | 【映画とアイドル】

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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015)

MAD MAX  FURY ROAD

 

 

 

 

 

 

 

 

【ネタバレ注意『フュリオサ』のネタバレも含みます】

 

 

 

先月25日に『フュリオサ』を観に行ったので、

その前日に買ってましたCD^^

『フュリオサ』を観たら絶対こっちも観たくなると思って

敢えて復習はせず『フュリオサ』を観ました。

 

 

 

この 初出しのビジュからワクワクしたよな~♡

 

 

先日、この『怒りのデス・ロード』の前日譚にあたる

『フュリオサ』を観たので⤵

 

映画館で観て以来9年振りに観ました!

 

 

いや~!! エモかった!!!

 

『フュリオサ』を観た後やとエモさ倍増🔥🔥

劇場で観た時より胸が締め付けられて泣きそうになりました😥

 

 

 

9年も経ってたから大まかなストーリー以外はほぼ忘れてて、

新鮮に楽しめたと同時に、

やはり凄まじい傑作やと思いましたね!

 

 

 

フュリオサがイモータン・ジョーに囚われた女性たちを連れて逃げようとする物語は、

フュリオサ自身も子供のころに悪漢に囚われた過去を知ると

よりエモいし、フュリオサの行動原理が分かってるから燃える!!

 

 

 

この女性たちが、フュリオサに逃がしてもらうだけじゃなくて、

しっかりと皆強い意志を持って行動しているところも熱かったです。

 

 

 

 

 

 

 

初見では、フュリオサが目指した緑の大地がすでに無く、

結局イモータン・ジョーが支配するシデタルという砦に戻る展開に

(戻るんかよ~‥)と絶望に近い気持ちにもなったんですが、

それを分かった上で、しかも『フュリオサ』を観てから観ると

この展開もしっくりくる。

仮に緑の大地に辿り着けたとしても

そこにイモータン・ジョーの軍団が攻めてくるやろうし、

結局はイモータン・ジョーと対決せざるを得ないわけです。

 

あのまま追っ掛けっこを続けても単調になった恐れがあるし、

戻る展開になったことで、イモータン軍団とのバトルが繰り広げられることになる。

逃げるだけなら捕まえればいいけど、

兵力が手薄な砦にフュリオサたちが戻ろうとするなら

戻る前に倒す必要がある。

 

 

これで熾烈なバトルが展開するし、

緑の大地は無くとも、

そこでの絶望と同時に

生きるために戦う術を覚えた女性たちに会うことによって

その女性たちとの共闘になるのが熱いし、

彼女たちがいたからこそ生き抜けたのも熱い。

 

 

緑の大地にいた女性たちとフュリオサの再会のシーンは

初見の時とは比べものにならないくらい感動したし、

美しい緑の大地を『フュリオサ』で観ただけに

フュリオサの絶望の叫びも胸に突き刺さりました。

 

 

 

 

 

作品賞を含め アカデミー賞の10部門にノミネートされて6部門で受賞したのに、

フュリオサを演じたシャーリーズ・セロンがノミネートすらされてないということに今さらながら怒りを覚える。

ただ、『マッドマックス』がアカデミー賞の作品賞にノミネートされたことは

自分の中では実は微妙やったんですよね。

アカデミー賞協会の会員たちに認められるような作品じゃなくて、

協会の連中が眉をひそめるような作品こそMADなハズやと。

 

 

マックスが輸血袋の替わりにされたり、

ギターや太鼓の演奏をするだけの連中とかw

さすがにキテる描写はあるものの

マックスのMADさはあまり感じられない。

フラッシュバックがややしつこいだけで、

完全にフュリオサに持っていかれてる感じ。

 

インタセプターは一瞬でヤラれるし、

やっぱりマックスの前日譚も観たいですねー!

そのためには『フュリオサ』がヒットしないと!

 

 

俺たちが一番観たいのはインタセプターやねん!!(笑)

 

 

 

 

自分のために人格を抜き取ったようなウォー・ボーイズたちを作っているところに

イモータンの非道さがよく出ていますが、

 

本来人格が欠如しているウォー・ボーイズのニュークスを演じたニコラス・ホルトが上手くて、

ウォー・ボーイズが人間として、男として目覚めていく描写が

ただの戦闘マシーンにしか見えなかった『フュリオサ』の後やとなおさらエモい。

 

ふと思ったけど、ストームトルーパーに人格を持たせたノリにも通じるかも^^

 

 

 

 

 

 

 

とにかくフュリオサの印象が強烈やったけど、

あらためて観ると、マックスやニュークスの協力がなければフュリオサは死んでたやろうし、

結局ひとりで立ち去るマックスが一番マックスらしくて良かった!

 

 

 

 

 

 

1・2作目に比べるとドラマ性があったけど、

『フュリオサ』を観た後やといい意味でシンプルというか、

シンプル過ぎると言ってもいいくらい。

 

‘行って戻る’という極めて単純なシークエンスを

ここまで超ド級のアクション映画に仕立て上げたジョージ・ミラー監督やっぱり凄いです。

 

 

 

 

戻る過程があったからこそ

フュリオサがイモータン・ジョーと決着を付けれたし、

成り行きとはいえ、

同じ砦でも、

これからはフュリオサたちが住人を引っ張ると思えば、

独裁者のものだった砦が

緑の大地ほどではないにしても

まるで希望の砦に見えたのが素晴らしいと思った。

 

 

今観ると、ロクでもない指導者のせいで混沌としている今の世界に

訴えかけるものがあるメッセージやと思いました。

希望の地は豊かな土地だけとは限らない。

 

 

人間のマインドこそが

未来への希望を実らせることができるんです―。