📺ドラマ『Eye Love You』最終話
【ドラマのブログは基本ネタバレです】
みなさんはロス抜け出せたでしょうか?(^^ゞ
いやぁ〜!
驚くほどの!?ハッピーエンドでした
敢えて言うと、拍子抜けなくらい(笑)
このドラマが凄く前向きなラブストーリーなのはわかってて、そこが大好きなんですが、
まさかここまでそれを貫いてくれるとは思ってませんでした^^
【幾億光年】を聴きながら読んでほしいです(^^♪
9話まで観た印象から、バッドエンドはないな、と思ってましたが、
ハッピーエンドは疑わなかったものの、普通のドラマならそこまでにハラハラさせる展開がありますよね。
このドラマであれば、テオが死にかけるような展開にして一旦落としてからのハッピーエンドがパターンやと思うんですが、
ハラハラはテオがソウルに帰ったことくらい。
それならいっそ前のめりなままのテオを貫き通してほしかった気もしましたが、自分に何かあったら侑里が辛い思いをするからと、テオが引いた展開も説得力はありました。
あと、テオの故郷であるソウルのシーンをしっかり入れたいという
製作陣の思いも感じましたね。
ただ、やや引っかかったのは、ミン・ハオ自身の例しかないのに、何故あそこまであの絵本のお話が現実化すると信じ込んでしまうのかがいまいちピンときませんでした(^.^;
まぁ盛り上げ要素のひとつやからいいんですが、もう少しそこに説得力があればよかったとは思います。
これについてはこのドラマをすすめてくれた上の娘(二十歳)も同じ意見でした^^ゞ
あと、娘は「花岡が少し調べたらわかることを何でミンがわからへんねん」と、なかなか鋭いツッコミをしてました(^^;
テレパスの能力を消すやり方がアイヌの伝説に基づいていたのは上手い設定やと思ったので、絵本のお話が現実化してしまうことを信じるに足る理由にも何かそういう設定があればよかった気はします。
9話までのブログは先に場面をスクショして、それに文を乗っけてたんですが、
今回は先に文章を書いてるので思ったことそのまま書いてます(笑)
今までのブログでボクがこのドラマが大好きなのは伝わってると思うので、今書いてるのはもちろん批判などではなく、本当に思ったこと・感じたことをそのまま書いてます
このドラマのボクの中での一番のハイライトはやっぱり6話のラストでしたね〜!
まぁフツーならあそこが最終話になる気がするけど、そこから第二章の〈交際編〉に入ったのは新鮮でした。
二人が付き合っちゃったら、もう切なくてキュンキュンするシーンは楽しめないかと思ったら、そこから侑里のテレパスの能力に焦点を当てて、二人の愛の行方に想いを巡らせる展開は上手かったと思います。
とにかくこのドラマは、侑里にテレパスの能力があることと、その侑里が言葉が違う相手に恋することでテレパスの能力が効かない設定にしたのが上手くて、ただ韓国人俳優を初めて連続TVドラマで主演させたという話題性だけではなく、ストーリーに韓国人男性が登場する必然性があったのが素晴らしいです。
最後まで観て感心したというか感動的やったのは、このドラマが本当に人に対して優しかったというところでした。
これほど嫌な人間が皆無な連続ドラマは観たことない。
フツーなら、主人公に対する悪役か敵役が必ずいるもの。でも、侑里のまわりはみんな味方ばかり。
ボクは主人公が人の心の声が聞こえるなら、絶対人間の嫌な部分、汚い本音の部分を描いてそれで話を盛り上げるやろうと確信してましたがそれも見事なまでに皆無。
花岡が実は侑里のことがずっと好きだったとわかるエピソードでテレパスの能力が最大限に活きるなんとも美しい展開。
ボクはへそ曲がりやから、人間のドロドロした部分にも期待しましたが←ホンマに全くなかった(笑)
ボクにとって人の心の声が聞こえる=人間の汚い本心が分かってしまうイメージしかなかったんですが、このドラマの作り手たちは違いました(^^ゞ
あくまでも、言葉が完全には通じない恋人たちのラブストーリーのスパイスとしてテレパスの能力を使って、テレパスで聞こえるのはテオの侑里への本物の愛の言葉ばかり
自分の邪念が恥ずかしくなるほどのwピュアな展開で本当にキュンキュンしっぱなしでした
まぁもともと学園モノとか好きなんで、こういうラブストーリーも大好きなんですが、ティーンエイジャーではなく、いい大人同士のラブストーリーでここまで純粋にキュンキュンさせてくれた脚本も演出も本当に素晴らしかったと思います。
テオがラッコが好きで、あの、まだたどたどしい日本語がピュアなキュンキュンにつながったのもホント見事!
サブキャラもみんな良かったんですが、
山下美月ちゃん演じる真尋がコメディリリーフ的なポジションにいながら
要所で侑里をしっかり支えていたのが良かったです。
花岡が最後までイイ奴過ぎましたね~!!
「人が頭で考えてることが100%だとしたら、言葉で相手に伝えられてることって
実は5%ぐらいしかないらしい」
「それならその5%、大事に使わなきゃ勿体なくない?」
↑
ボクは大事な相手には 言葉でちゃんと伝えてるつもりですが、
これが本当ならもっと言葉を大切にしないといけないと思いました。
言葉を本当に大切に使っていたのがテオですね。
「ボクは聞こえないけど 侑里さんの気持ち分かります」
「侑里さんの気持ち いっぱい分かりたいです」
「大丈夫です。ボクたちなら大丈夫です」
「ボクは、侑里さんを愛してます」
テオのまっすぐな愛情表現・言葉がホントに気持ちよくて
二階堂ふみちゃん目当てで観始めたのに
チェ・ジョンヒョプにすっかりハマりました(^.^)
彼女のテレパスの能力を受け入れるなんて、
よほど自分の愛情に自信がないとできないことです
最初は明日香もテオが好きかと思いましたが、
それはアッサリ無しにしたのは正解でした。
ゴリけんさんは癒しでしたね^^
花岡とミン・ハナがいい感じになるかも?とも思いましたが、
年齢差があるのかなぁ。
ミンと上手いこといったら会社も盤石なんやけどw(考え方やらしいww)
クライマックスはとにかく幸なシーンの連打で
気持ちよかったです(^.^)💍
屋上が似合うカップル😊
ボクはヘソ曲がりやからw
侑里のお父さんが亡くなって
侑里のテレパスの能力が必要なくなる展開を予想していました。
侑里のテレパスの能力が無くなってこそ
侑里とテオは幸せになれると思ってたからです。
でも、このドラマの作り手たちには
誰かの不幸で成り立つようなハッピーエンドなんて頭にありませんでした。
韓国語表記も入れた作り手の愛情を感じます♡
途中怪しげやった飯山教授もただのいい人やった(笑)
大間々昴さんって知らんかったけど、音楽よかったなぁ~
志らくさんはセリフを覚える必要がなくてラクやったと思うw
小野田も真尋と合わせてだんだんコメディリリーフ的なキャラになりましたね^^
この二人のエピソードも微笑ましかったです
「侑里さんのことが好きです」
「大好きでーす!」
二階堂ふみちゃんは十代のころから演技派として活躍してきたぶん、
こういう可愛らしい役はあんまりなかった印象があるんですが、
30歳になる手前のタイミングで こんなかわいいラブストーリーに主演して、
しかも今までで一番可愛くてキレイな姿を見せてくれたのが本当に嬉しかったです(*´▽`*)
また これからが楽しみな女優さんになりましたね(´ω`*)
この、素晴らしくピュアでハッピーなラブストーリーを届けてくれた
キャスト・スタッフの皆さんすべてに「ありがとう」の気持ちです
「감사합니다:カムサハムニダ」(^o^)