『007 ユア・アイズ・オンリー』⑥~非力なシトロエンだからできたダウンヒルのカーアクション!! | 【映画とアイドル】

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🎬007 ユア・アイズ・オンリー』⑥

FOR YOUR EYES ONLY (1981)

 

 

 

さて、いよいよというか早速

本編最初の大きな見せ場のカーアクション!

この動画を見てもらえばブログはいらない気もしますが(^^ゞ

あえて細かくスクショしたので、

この動画をBGMにしてご覧ください^^

 

 

 

今回のカーアクションの肝はなんといっても

ボンドカーではなく、一般車でしかも小型車のシトロエン・2CVが大活躍するところですね!

 

そりゃさすがのボンドも不安そうな顔にもなりますw(^^;

 

 

あちこちから追っ手が迫ってきてたのが分かる。

 

 

 

いきなり いいコーナリングです^^

 

 

メーターもかわいいというか、アナログな感じが今や懐かしい。

車の中も見せてくれるのがカーアクションの面白さにつながります。

メーターが撃たれるシーンって珍しい気がする。

 

 

ここで「I'm Sorry」=「お気の毒に」と言う

ムーアのイントネーションがいいです。

ムーアは声もいいんですよね♪

 

 

メリナのクールな反応もいいです。

でも、決して冷たい女性というワケではないのは

冒頭の両親と会うシーンで分かっています。

両親を殺されたことで影を背負ってしまったことが伝わってくるシーンです。

 

 

 

非力なシトロエンで逃げるからこそのハラハラ感!!

 

 

 

こういうカットも何気に凝ってると思います。

地べたに近い位置から撮ってますからね。

 

 

こういう機転もボンドらしいところ。

 

 

ギリシャで撮影されたそうで、美しい街並みも楽しめるのがいいです。

シトロエンが街の風景に似合ってます。

 

 

 

こういうちょっとした一言がムーア=ボンドらしいところ^^

 

ここ好きなんですよね~。

地元の人たちに助けてもらうところ^^

小型車やからできることでもある。

 

なんか 本物の地元の人っぽい。前のオッサンいい笑顔w^^

 

ここからのビル・コンティのスコアもいいです♪

 

悪い奴らにはブーイングww

 

 

やっぱり黄色が映えてます。

 

地元の人のシーンを挟むのもボンド映画らしい風味^^

 

 

 

ここからいよいよヘアピンカーブが連続する下りのカーチェイス!!

 

大人になって『頭文字D』にハマってから

ますます大好きになったカーチェイスシーンです!!!

 

 

敵の車はプジョーなのでフランス車対決!!

 

かなりのコーナリングテクニック!

 

車で追走しての撮影が見事!!

4人は腕利きのドライバーがいたことになります!!!!

 

 

『頭文字D』流に言わせれば これはダウンヒルバトル。

『頭文字D』のあるエピソードでは、

ダウンヒルスペシャリストの主人公に軽自動車で挑むドライバーが出てくるんですが、

つまり、下り道においては軽量で小回りが効くことこそが重要ということ。

そう!

山の上から逃げるのに実はシトロエンはうってつけやったということ!!!

ただ、それには卓抜したドライビングテクニックも必要というところもミソです。

 

 

ムーア=ボンドのお約束的シーンも上がる!!(≧▽≦)

 

敵はシトロエン相手なら楽勝と思ってるところも面白い^^

 

 

悪役の方もこの表情やから

楽しみながらハラハラできるのがムーア=ボンドのアクションの魅力♬

 

ゴロゴロ転がる姿もなんかハマってかわいいシトロエン^^

 

 

ここでメリナが躊躇なくギアをバックに入れるのがいいです!

 

運転をボンドに代わってもらったからってただ乗ってるだけじゃなくて、

機転を利かせてボンドをサポートしてこそボンドガール!

サポートくらいがちょうどいいんです^^

 

クルッと回れるこの機動性こそシトロエンの魅力!!

決して広くない山道もなんのその!

 

 

こういう状況でも凛とした表情のメリナが美しいです。

 

今回スクショ見てて初めて思ったけど、

ショーン・コネリーの『ネバーセイ・ネバーアゲイン』でも

ヘアピンカーブでアクションを見せてましたね。

 

こういうショットもカーアクションには必須。

 

ちゃんとメリナを守りつつ攻めるボンドがいいです。

 

 

2台で追走してくる敵同士の車を利用するのがボンドらしい。

ある意味敵が墓穴を掘ってる感じもボンド映画のお約束な気がする^^

 

フッと笑えるシーンがちょこちょこあるのがいいです^^

 

ここも墓穴掘ってる感ww

 

 

コレくるみかな~?

地元の農家の人に迷惑かけちゃってますが(^^;

この網みたいなやつがちょうどいいクッションになってる感じも上手い。

 

まさにこういうシーンこそムーア=ボンドの真骨頂!!!

ホントに大好きなシーンです♡♡

 

メリナが屈託なく笑ったのはこのシーンだけやったと思う。

そういう笑顔をこの局面で引き出すことこそムーア=ボンドの魅力ですね~!!

 

 

ここも、スタント・撮影・編集の上手さが光りますね~!

 

アクションは撮影と編集のテンポが大事ということがよく分かるカーアクションになってると思います。

そこにボンド映画らしさもしっかり随所に散りばめたジョン・グレン監督は

さすが007シリーズでキャリアを重ねた実力者やと思います!

 

 

ベンツはトラックも作ってるんや。

 

ロケ地の風土を活かしながら

最後もフッと笑わせれくれる(^.^)

 

 

激しいカーチェイスを終えて

よちよち走るシトロエンがよりかわいく見えます^^

 

 

このムーアの笑顔(^^♪

 

初めて観てから四十年以上経っても何回観てもワクワクします♫

いや、年々ワクワク度が増してます♬

 

ボンドカーを使わないことを掟破りと捉えるファンもいるかもしれませんが、

車のポテンシャルをここまでリアルに見せつつ

ボンド映画らしい遊び心も満載なこのカーアクションがボクは大好きです!!!!

 

危機を共有して乗り越えることで

出会ったばかりのボンドとボンドガールの気持ちが近づくのもお約束♡

クールなイメージが強いメリナの笑顔が見られる愛おしいシークエンスでもあります。

 

 

 

締めに見ましょう^^

楽しいでしょ?!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JAMES BOND WILL RETURN