『ゴジラ −1.0』はゴジラが真に恐ろしく、真に感動できる大傑作!!!!! | 【映画とアイドル】

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『ゴジラ −1.0』 全国公開中

大阪Tジョイ梅田 ドルビーシネマにて鑑賞🎦

 

 

 

いやぁ〜!参った!!

 

山崎貴監督の作品はヤマトの実写版を映画館で、 

ルパンのCGアニメをテレビで見たことしかなかったので、

出来が未知数でしたが

完全にヤラれました!!!

 

映画館では10本くらいしか観てませんが、

今年ナンバーワンです!

 

 

 

 

  

 

【具体的なネタバレはなるべく避けますが、一部ネタバレ含みます】

 

 

 

 

 

 

本作は賛否分かれてるみたいなんですが、 

絶賛のボクも序盤のドラマ部分は、日本映画にありがちな 役者のオーバーで型にハマった演技と展開に辟易しかけましたが、

ゴジラ上陸のシーンの真の恐ろしさにグッと引き込まれ、

そこからはドラマ部分にも引き込まれて、

最後には号泣していました(因みに一緒に観てた連れも号泣)。

 

結果的には序盤であざとく感じた山崎監督のドラマ演出も計算され尽くしたものであったことがわかって、まんまと泣かされました。  

 

まんまと泣かされたとか書き方がナンですが、

山崎監督の演出は迫力満点のVFXもドラマも素晴らしかったです!!

 

ボクが序盤ドラマにノレなかった感覚を最後まで感じてしまった人が多分否定派になっていると思うんですが、

ゴジラのシーンの迫力は誰もが認めるところかと思います。

 

 

ゴジラが東京に上陸するシーンは

ボクが今までに観たゴジラ映画の中で一番恐ろしかったです。

それはつまり〈最高のゴジラ映画〉だということです!

 

 

 

原子爆弾・放射能の恐ろしさをゴジラの描写で今までで一番強烈に感じたし、

そこにもつながる反戦のメッセージは

まさに本来のゴジラの姿でした。

 

 

懸念され、実際序盤は抵抗を感じてしまったドラマパートも中盤以降はグイグイ引き込まれたので、まさに文句なしのゴジラ映画です!!

 

 

 

 

 

最初に予告を見た時に今さら戦後の話にしてたことで期待感が薄れましたが

実際に観ると、戦争末期と終戦後を舞台にしたからこそのドラマとして成立してて、

本作には明らかに【反戦映画】としての軸があるのがまず良く、

当時の日本政府、そして今の政権をも批判している姿勢を明確にしていることに少し驚き、ボクは激しく賛同しました。

 

山崎監督がこんなに骨太な人だとは思っていませんでした。

 

 

主人公の敷島が特攻から逃げてきた設定なのも惹かれたし、

演じる神木隆之介の程よく抑制の効いた演技もよかったです。

 

キャストみんな濃くて、最初は演技とかベタ過ぎると思いましたが、

それが観てて段々気持ちよくハマってくるのも見事でした。

長くなるので個々のキャストにはここでは触れませんが、

 

敷島の相手役になる浜辺美波は『シン・仮面ライダー』に続いて今回も素晴らしくて、

ともすれば陳腐になりがちな怪獣映画・怪人映画のドラマパートを締めた功績は大きいですね!!

 

あと子役ちゃんが‥。あれは反則やわ(泣)←

 

観方によってはヤワなドラマに見えた方もいるかもしれませんが、

そこには‘生きていくことの大切さ’が明確に謳われていて、

去年、死にたくなるくらい追い込まれたボクとしては

その、「生きろ!」というメッセージに自然に涙が出てきたし、

ラストはもう嗚咽するくらい号泣していました。

 

ここまで号泣したのは、

『ディープ・インパクト』以来25年振りでした。

思えば『ディープ~』も地球滅亡の危機から生き残ろうとする主人公たちの姿がクライマックスにはありました。

 

人間生きていたら絶望する瞬間は誰でもあると思います。

無い人がいたら羨ましいですが、

そんな人だっていつかはそういう時が来るものやとボクは思います。

だからこそ、

本作の生き抜くことの大切さを問うメッセージに心の底から感動できました。

 

 

 

 

 

 

戦争という現実をぬるま湯の中のようなこの国で毎日見せられ、

いまだに罪のない子供たちがたくさん戦争で亡くなっているこの世界に毎日絶望している中で、

戦争はやってはいけないものだという思いと、

でも、目の前の大切な人のために命を懸けることは人間あるということ、

そして、何より大事なのは、その目の前の人のために命を捨てるんじゃなくて

生きることなんだ(!!)というメッセージに

気持ちが震えるほど感動しました。

いや、感動なんて甘いもんじゃない。

それは胸の奥深くにまで刺さってくるかのようなメッセージでした。

 

 

山崎監督は一人で脚本も書いているので、

そのVFX技術も合わせて

まさに山崎監督だからこそできた最高のゴジラ映画になったと思います!

 

 

 

 

この⤴動画を踏まえた

岡田斗司夫さんの動画も⤵面白いです。

 

 

ボクは庵野秀明監督が大好きで『シン・ゴジラ』も楽しめましたが

アプローチが全く異なるとはいえ『ゴジラ -1.0』はそれが霞むほどの素晴らしさでした!!!

 

『スター・ウォーズ』の新作を山崎監督に撮ってほしい(!!)とまで思いますね!

 

 

ネット上では賛否分かれていますが

デカいゴジラは大きなスクリーンで観てこそ楽しめるものやし

日本が世界に誇るキャラクターが

ハリウッド版を軽く凌駕していたのは快感でもありました♪

 

 

 

 

 

 

生きて

抗え!!!!!