『イコライザー THE FINAL』~悪党には容赦なし!【勧善懲悪映画】として完璧な第三弾!!! | 【映画とアイドル】

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1作目も2作目も映画館で観て、

主役のロバーツ・マッコールのキャラが大好きやったから

3作目の本作もトーゼン楽しみにしてましたが、

観に行くタイミングが合わないまま

上映終了になってしまいそうなところで

タイミング合いました!

 

やっぱり観たい映画は公開したらスグ行かないと

よほどヒットしてない限りスグ上映回数が減って

時間が合いにくくなりますね(^^;

 

結果的に映画館で観てやっぱり良かったです!

 

 

 

 

【ネタバレも含みます】

 

 

パンフレット税込880円

 

 

 

 

 

 

 

まず、今回の舞台になるイタリアのロケ映像がとても美しいので

これだけでもスクリーンで観る価値があったと思うほどでした。

 

その街の風景だけでも美しいのに

撮影のアングルも凝っているシーンがちょくちょくあって、

ドローンを使ってるのかな(?)と思うようなシーンもあって

わりとまったりしている序盤も映像で楽しめました♪

 

序盤はまったりしてても、

しょっぱな強烈でした!!

『イコライザー』ですからね(^^ゞ

 

ここを悪党の視点で見せることで

マッコールの恐ろしさを感じさせる演出がなかなか。

 

三作通してアントワーン・フークアが監督を務めていますが、

今回は前二作とは作風を変えているイメージで、

ともすれば退屈になりかねない展開でしたが、

先に書いたように、ロケ効果抜群の映像に目を奪われるし、

1作目でも序盤はまったりしてたんですよね。

でもそのまったりはマッコールのキャラクターを描くために必要なもので、

それがあるからこそ悪党への反撃が盛り上がる!!

 

3作目やからキャラ紹介的なところはいらないのに、

今現在のマッコールの心情を丁寧に描いているのがさすがフークア監督。

 

これがあってこそ悪党どもを成敗するシーンが盛り上がるんです!!!

 

だから1作目を退屈に感じなかった人は楽しめるハズです。

 

まったりしているところがあるとはいっても

2時間未満にまとめているので無駄に退屈することはないです。

 

ラストシーンがどうなるのか?

久しぶりにドキドキした作品でした^^

 

 

 

ダコタ・ファニングちゃんが出てるのも大きな魅力でしたが、

(子役時代のイメージが強いから ちゃん付けしてしまいますが、来年30歳だそうです^^ゞ)

ダコタちゃんとデンゼルが18年ぶりの共演というのにも惹かれましたね。

ただし、その『マイ・ボディガード』をボクは映画館で観たのに全くといっていいほど記憶にないです。つまり、ぶっちゃけつまらなかった記憶しかないんです(^^;

 

だから久々の共演に対する感慨はなく、

純粋に、好きなシリーズものに好きな女優さんが出てる楽しみでしたね♬

 

 

てっきりイタリアでたまたま出会う女性役で、

なんならダコタちゃんを悪党から救うパターンかも、と漠然と思ってましたが、

まさかの!(少なくともボクは)CIAの切れ者捜査官役!

 

 

これが意外にも(と言っては失礼やけどw)ハマっててよかった!

そりゃもう立派な大人の女優やもんな^^ゞ

 

どうしてもボクら世代は『アイ・アム・サム』の可愛らしいダコタちゃんのイメージがあるんですよね~(^.^)

 

そんな彼女が大ベテランの名優ワシントンと堂々と渡り合っている姿には感慨を覚えました(感慨あったやんw)。

 

そんなダコタちゃん以上に好印象を残したのは

ボクは初めて見たガイア・スコッデラーロという女優さん。

 

美しい女優さんで、彼女が演じるカフェ店主がマッコールに好意を寄せ、

二人のほんのりとしたラブストーリーみたいになっていたのがよかったです(^.^)

あくまでもほんのりとしてて、大人同士のガッツかない感じがよかったですね^^

孤独さがある意味売りのマッコールが

女性に素直に好意を示したのが観ていて気持ちよかったです^^

 

 

そう、本作はマッコールが人とのつながりの素晴らしさ、楽しさを感じていくところが丁寧に描かれているから、その彼ら・彼女らの街を暴力で牛耳ろうとするマフィアに対するマッコールの怒りに共鳴できるんです。

 

 

ここらへんのフークア監督のサジ加減が見事です!

 

 

 

地元の正義感の強い警官(国家憲兵)が可愛い娘の目の前で何度も酷い目に合わされて、

娘ちゃんの将来が心配になるほどでしたが、

 

この子を演じたディア・ランザーロという子役がすごく可愛らしくて、

将来人気女優になる可能性が高いと思います。

 

 

マフィア側は悪玉の兄貴にチンピラ風情の弟という

ありがちな設定で、描き方がステレオタイプなのは監督の確信犯やと思います。

 

悪玉は雑に描いてwマッコールは丁寧に描く、みたいな^^

 

 

 

ただ、悪事による金の流れでテロまで起こる描写があるのが現実的で、

テロの手法で主要人物を狙うシーンもリアルで恐ろしかったですね。

こういうリアルさとフィクションとのバランス加減も絶秒です。

 

 

 

 

 

 

ヴィジランテ(自警団)ものでこんなに映像が美しい映画は観たことないですね。

 

 

それでいてマッコールの制裁はイタリアのマフィア相手やからか残虐度を増し、

美しいシーンと凄惨なシーン、

静かなシーンとアクションシーンのメリハリが非常に効いてて

過剰に見せ場をツッコんだり、ストーリーを複雑化させなくても

一級のエンターテイメント作品は作れるというお手本みたいな映画!

 

 

悪玉の最期があまりにも哀れで

ボクにしてはめずらすく同情してまうほどやったんですが(^^;

もちろんヴィジランテものとしてはそれでよし!!

 

イタリアンマフィアを相手に結果的にひとつの街を救うほどの大活躍を見せながら、

ラストはいかにもマッコールらしいエピソードで帰結する鮮やかさ!!!

 

だいぶ作風が違うと思わせながら、

実はまごうことなき〈マッコール映画〉であったことがわかる気持ちよさ♡

 

そういえば ナプキンをテーブルにきっちり敷くシーンは執拗に出てきてたな^^

 

なんだか 好きじゃなかった『2』が無性に観たくなりました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今さっき買ってきました(笑)(笑)