『プロメテウス』はリドリー・スコット監督自らがエイリアンの起源に迫る!!目が離せないSF映画! | 【映画とアイドル】

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この『プロメテウス』のブログはすでに2・3書いてるんですがメモ

下矢印下矢印

 

 

 

『エイリアン2』と『4』を観て、

また観たくなったので六年振りに観ました。

 

本作は『エイリアン』の前日譚になっていますが、

リドリー・スコット監督が一作目以来、再びメガホンをとっているのがなんといっても見どころです!

 

スコット監督が構築したSF映画としての映像の素晴らしさは

先に上げたブログに書いたので、

今回は内容について考えてみたいと思います。

【完全ネタバレ】です。

 

「考えてみたい」と書いたのは、

本作は『エイリアン』の前日譚というだけではなく

人類の起源を描こうとしているので、

テーマが壮大なんですよね。

 

その分、ボヤッと見てたら←

序盤は置いていかれそうになります?!w

 

 

そもそもオープニングのシーンがいまだにピンときません(笑)

ボクがバカなんでしょうか?(笑)(笑)

 

この白いオッサンがw人類の起源であることは

本編を観ていたら分かるんですが、

このオープニングで何を飲んでるのか?

なんでコレ飲んだら細胞分裂みたいなことになるのか分かりませんw

 

今回ブログを書くにあたってネットで調べてみたら、

スコット監督自身のインタビューで、

このオープニングの星は地球であったことが分かりました。

コイツのDNAが川に流れることによって地球に人類が生まれた、ってなコトみたいですが、

こいつが人類の起源ということなのは分かっても、

なぜコイツが誕生したのか?は

今回観てもボクには分かりませんでした。

そもそもそこまでは描いてないのかな?

また数年後に観たくなると思うので、

その時にそこを意識して観ようと思います(^^ゞ

 

 

 

 

 

 

ウェイランド社の宇宙船で探索に行くという時点で

もうそれが純粋な探索にはならないことが分かります。

 

マイケル・ファスベンダーがアンドロイドのデヴィッドを見事に演じていて、

一見誠実そうに見えますが、

ウェイランド社のアンドロイドであれば会社の利益優先の行動を取るワケで、

今回の鑑賞ではデヴィッドが悪役に見えましたね。

なまじ人間が出来てそうなwキャラやからなおさらタチが悪いと思いました。

 

男にエイリアンを寄生させて、

その彼女の妊娠によってエイリアンを地球に持ち帰ろうなんて

酷過ぎるやり口。

 

それに気づいたナオミ・ハリス演じる考古学者が

自分のお腹にメスを入れてエイリアンを取り出すシーンのエグさときたら‥。

このクリーチャーをあえてCGで描かないことで気持ち悪さ倍増。

 

 

惑星にいたヤツも気色悪くて、

ここらへんのスコット監督のいい意味で悪趣味な見せ方が最高です。

 

考えたら一作目もグロいシーンあったし

なんせ“SFホラー”の金字塔やからね!

 

 

 

 

 

 

 

 

現代の映像技術でSF的映像が洗練されているだけに、

グチャグチャなところがwより際立つ

ある種のミスマッチ感も本作ならでは。

 

 

 

 

 

 

序盤ですでに一作目の雰囲気があるし、

 

 

終盤には一作目で印象的やったところのネタも分かる仕組み。

 

 

この宇宙船が実は地球に向かうつもりだった、

すなわち、人類の起源である人型の巨人が

その人類を滅ぼそうとしていた、ということが分かるんですが、

その理由は分からないまま。


 

まぁでも、常に人間同士で殺し合いの戦争をしてる人類は

外の星から見たら 滅ぼした方がいいと思われても仕方ない気もするな。

こんな愚かな知的生命体は地球人だけなんじゃ?と思う。

 

 

 

 

本作の内容の探求をするつもりが

なんか違う方向に行ってる気もしますが^^;

本作は人類の起源を描いているというよりは

エイリアンの起源を描いてると思うんです。

 

そこが正に『エイリアン』の前日譚であるって事やし、

考えたら巨人だってエイリアンを使って人類を滅ぼそうとしたんやから

やろうとしたことは人間と同じような事と言えなくもない。

 

巨人の起源こそ知りたかったような(^^ゞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一連のシーンをあらためて観ると、

シャーリーズ・セロン演じるメレディス・ヴィッカーズは人間だったと思います。

 

まぁ、セロンの美しさを堪能できるだけでも本作は価値あります^^

 

 

 

 

 

あらためて観るとツッコミどころもいくつかあるんですが、

スコット監督くらいになるとそんなコトは分かった上でやってるし、

一見 壮大で深遠なテーマを描いてるようで

観終わるとグチャグチャなエイリアンが一番印象に残るって

やっぱりこれはまごうことなき『エイリアン』シリーズ作品!

 

スコット監督が三十年以上振りにエイリアンを撮ってくれたことがまず最高で、

期待に違わぬ作品になっているところがさすが(!)としか言いようがない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実はそこそこ前に買ったまま観れてなかった

次回作の『コヴェナント』をやっと劇場で観て以来観れます(笑)