リドリー・スコット監督のSF映像を楽しめる【プロメテウス】は “『エイリアン』の前日譚”! | 【映画とアイドル】

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本作の続編に当たるはずの『エイリアン:コヴェナント』の日本公開が来週に近づいてきたので復習。

 

 

 

 

本作は‘エイリアンの前日譚’として企画がスタートしたにもかかわらず、実際に撮影が始まったら

監督のリドリー・スコット自身が「エイリアンの前日譚ではない」みたいな発言をしたからガッカリしたんですが、観たら モロに『エイリアン』の前日譚やったというねw^^

 

結果的にはスコットに上手くミスリードされた形で、劇場で観た時はサプライズ的な面白さも感じることができました。ラストシーンなんかはニヤリとしましたね!^^

 

 

 

ウェイランド社が出てくる時点でモロやしw 序盤で1作目のジェリー・ゴールドスミスのと同じようなスコアが流れるので、本編ではミスリードをする気は全くナシww

だから『エイリアン』ファンは序盤から引き込まれること必至です。

 

スコットが監督したんじゃないのに『2』を彷彿とさせるシーンがあるのも嬉しい^^

 

 

主役の考古学者を演じるノオミ・ラパスは本国版『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』でリスベットを演じた女優さんですが、ボクは観てないので個人的には馴染みのない女優さんで、ルックスも好みじゃないからその点ではノレませんでしたが、重要な役どころで美しいシャーリーズ・セロンが登場するから問題なし!

近作『ワイルド・スピード ICE BREAK』では見事な悪役演技を見せつつも さすがに年齢を感じさせるようになってきたのでw 最高に美しいセロン嬢を拝める作品としても貴重です(*^.^*)

 

 

 

 

演技派のマイケル・ファスベンダーはさすがに素晴らしいし、船長を演じたイドリス・エルバは本作辺りからかなり目立つ俳優さんになりましたね! ボンド役者候補に名前が挙がったくらいですから、スター俳優の仲間入りを果たしたと言っていいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出だしこそ、人類の起源にまつわる壮大な物語の雰囲気を醸し出しますが、探索する惑星に到着してからはモロに『エイリアン』の世界観。

現代の映像技術でSF映画を描くことを楽しんでいるスコット監督の姿が目に浮かびます^^

アナログな時代やった『エイリアン』でも見事なSFX(死語w)を見せてくれたスコットですから、

現代のCG技術で描く映像はもはや完璧!

クリーチャーの部分はあえて特殊メイクを使っているようなところも流石ニクイです。

 

 

 

お腹を切開してアレを取り出すシーンなんかエグイですが;^^ こういう描写も敢えてやってしまうところも好きですね。 今年で80歳とは思えないバイタリティです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当初要求した製作費が高すぎると、スタジオから脚本の書き換えを余儀なくされたそうですが、

スコットほどの監督はそうそう現れないから、たとえ巨額な製作費がかかっても 好きに撮らせてあげて欲しかったですね。最初に考えていたプロットと映像がどんなものだったのか?いまだに気になります(^^ゞ

 

ニール・ブロムカンプ監督による『エイリアン5』の企画が頓挫してしまったので、こうなったら元気なうちに

スコット監督自身で『エイリアン』シリーズを完結させて欲しいです。

 

 

 

 

 

 

まずは 『コヴェナント』で、前日譚にどのような答えを出しているのかを楽しみにしたいと思います♪