MAN OF STEEL (2013)
今年は『スーパーマン』づいているので^^
『マン・オブ・スティール』も観ました
劇場公開時にブログをUPしていましたが⤵
かなり絶賛してました🎦👍
今回、リチャード・ドナー監督とブライアン・シンガー監督のを観た直後に観たせいで、
ドナー版・シンガー版ほど盛り上がれなくて、
あらためてボクは『リターンズ』が一番好きやと思いましたね。
本作は賛否分かれていて、
否定派が多いイメージがありますが
ボクはもちろん肯定派です。
ザック・スナイダーが監督した本作は
スナイダーらしい圧倒的なビジュアルが凄くて、
十年近く経ってもその迫力が全く色褪せないことを確認できました!
『ダークナイト』のクリストファー・ノーランが製作していることもあって
ダーク寄りな作風にはなっていますが、決して画面が暗いことはなく、
ストーリーも暗いというワケではなくて
リブートとして上手く練られていて見応えがあります。
まず、クリプトン星のイメージが大胆に改変されてて驚きますが、
好き嫌いはともかく、
その圧倒的な映像の迫力に目を奪われます。
スーパーマンが子供の頃の回想シーンを挟みながら、
大人になっているクラークが自分探しをして
ロイス・レインと出会うストーリー展開は上手く考えられていて、
悪役はゾッド将軍たちなので
1作目と2作目を合わせてリブートしてる感じなのも上手い。
『スーパーガール』を彷彿とさせる飛行シーンがニクい!!!
ジョナサン・ケントとマーサ・ケントを
ケヴィン・コスナーとダイアン・レインが演じていて凄くいいんですが、
ボクにとってはなんといってもヒロインの
ロイス・レインを愛しのエイミー・アダムスが演じるのが最高で
もう、このキャスティングだけで80点はいってます(#^.^#)
一番好きなスーパーヒーロー映画のヒロインを
一番好きな映画(『魔法にかけられて』)の愛すべき女優さんが演じるなんて!!
クラークがスーパーマンのスーツを身にまとい
初めてのスーパーマンとしての活躍が
ロイスを助けるため(!!)って
ここをきっちりおさえてるのが素晴らしい
ドナー版の時代では表現が難しかったであろう
クリプトン星人どうしの高速バトルを
見事に映像化したスナイダーはさすが!!!
ここゾという時に男気を発揮するローレンス・フィッシュバーン(笑)
ビル壊しすぎやろ!とかのツッコミも目にしましたが
原っぱでとっくみあっても盛り上がらないし、
戦いによる二次災害を続編『バットマン vs スーパーマン』のとっかかりにしたからこれもアリ。
マイケル・シャノン演じるゾッド将軍が、
こいつなりにクリプトン星の復活を願って動いてるのがいいし、
それによってラストのスーパーマンとゾッドの対決が
よりエモくなってるのがいいです。
侵略SFとしての面白さもあって
これもスナイダーらしいセンスかと思いますね。
力を持つことに対しての葛藤を
暗くなり過ぎずにしっかり描き、
人助けとは、命を助けるだけではなく
人の心も救うということをさりげなく描写してるのもいいです。
リブートでありながら
カル=エルが地球に到着するシーンなどは省いて
デイリー・プラネットに入社するシーンをラストに持ってきたりと
上手く変化をつけてドラマチックなストーリー展開にして
まさに現代の新しいスーパーマンを登場させた
スナイダーはさすがです!
ボクとしては
スナイダーならではの
最新技術を駆使しての
スーパーマンのダイナミックなアクションが観れて
それらのシーンが十年経っても迫力満点ってのが最高ですね!
そうは言いながらも、
ドナー版や『リターンズ』の方が大好きですから、
本作が不評なのもよく理解できます。
でも、ボクにとっては―
これだけで最高なんです
💙💖