NEVER BEEN KISSED (1999)
先日久しぶりに観た『ウェディング・シンガー』がやっぱり凄くよかったから、
『ウェディング・シンガー』の大成功で勢いに乗って
ドリュー・バリモアが自身のプロデュースで大ヒットを放った
『25年目のキス』を これまたかなり久しぶりに観ました!
もう これはボクが大好きな【学園モノ】の王道中の王道なんですが🏫
ヒネリを加えたプロットでありながら
【学園モノ】の王道作品になっているところがたまりません!!(≧▽≦)
【学園モノ】のお約束の学園内カースト、
つまり イジメっ子とイジメられっ子の関係が描かれるワケですが、
最後にはイジメっ子もいいコになっちゃう清々しさが最高です
それもこれも ドリュー・バリモアが演じた
イジメられっ子の方のジョジーのキャラがすこぶる魅力的だから👍👍
言葉の使い方が上手くて新聞社に勤めている25歳のジョジーが
念願の記者としての初仕事で高校に潜入取材する、という
一見無茶な展開がw面白い^^
でも、ジョジーの高校時代の回想シーンがけっこうイタくて(^^;
本当に可哀想やったりするので(´;ω;`)
基本学園コメディでありながら、
不遇な高校時代を過ごして
大人になった今でもキスの経験すらないジョジーが
図らずも散々だった人生をやり直すかのような展開に自然になってきて
ドラマとしても目が離せなくなってきます。
ジョジーはあくまでもやりたかった記者の仕事に奮闘しているのに、
それが自分の人生の再生になっていく面白さ。
今観ると驚くほどのオールスターキャストですが、
これもプロデューサーとしてのドリューの才覚の賜物やと思います。
悪い子チャンがジェシカ・アルバちゃんとか最高やん😍←
イジメられっ子側の立ち位置に
実は美人のリリー・ソビエスキーちゃんがいるのもニクいキャスティング!
ジョジーが好きになる高校教師のサムを演じたマイケル・ヴァルタンの爽やかなイケメンぶりも凄くいいから、
ラブストーリーとしてもすんなり入れます
普通なら教師が生徒に恋するなんてちょっとアレですが、
ジョジーは本当は大人やから、
サムが人をちゃんと見抜く力があるように見える。
だから教師が安易に生徒を好きになる展開には見えないところがいいです
ボクも言葉を知ってる女性は好きやから
サムにはスグ感情移入できました^^
内面も好きにならないと絶対本気にはなれないから
ジョジーの弟を演じたデヴィッド・アークエットがさすがのナイスサポート^^👍
アメリカの学園モノのお約束、‘プロム’をクライマックスに持ってくるのはもちろん、
そこでジョジーが、
高校時代がどうだったかなんて大人になって実社会に出たら関係ない(!!)
と、まさに高校生活を謳歌している子たちに叫ぶシーンの刺さりようときたら―💘
ここをきっかけにイジメっ子たちもジョジーのことが好きになるのも納得。
だって真実の言葉やもん。それはハートに絶対伝わるもの💖
いかにも売れそうなスキャンダラスな記事ではなく、
ジョジーが自分のありのままを記事にしてそれが読者に受け入れられる
なんなら読者にも応援される気持ち良さよ。
やっぱり真実の言葉こそが人の心に響くはず。
ボクもこのブログは素直に自分の気持ちを書くようにしているので
ジョジーの記事には凄く共感できました。
だからこそのラストのドキドキ感
ラストシーンがファーストキスって
こんな純粋で素敵なハリウッドのラブストーリーってありますか?
「こんなに待たせて」っていうのは、この時少し遅れたことじゃなくて、
ジョジーの25年間の人生を踏まえて言っていると思うとグッときた
ジェームズ・フランコの映画デビュー作やったとは(笑)
映画の中の登場人物がみんなハッピーになっただけじゃなくて
それを演じた俳優さんたちの多くが本作後売れたことで
今観ると、映画館で観た時以上にハッピーな気持ちになれました😊
信じる心があれば
いつだって真実のキスと出会えるんです