『X エックス』はホラーとしてだけではなく、映画そのものの面白さを感じられる秀作!! | 【映画とアイドル】

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『007』『スター・ウォーズ』『エヴァンゲリオン』
『魔法にかけられて』

KRD8 菅原未結
叶星のぞみ(五代目KONAMON)
カラフルスクリームゆうか

X エックス公開中カチンコ

 

 

 

 

 

 

この予告編で下矢印分かる範囲のネタバレで書きますメモ

と言っても、けっこうネタバレしてる予告なので(^_^;)

観に行くと決めてる方は、予告を見ずに行くことをオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボクは断片的に情報を入れてたので、

‘老夫婦の殺人鬼’というワードは頭に入ってました。

 

 

『X エックス』というタイトルや、

“エクストリームライド・ホラー”という宣伝文句にノセられて、

ジェットコースター的なスプラッター・ホラーを想像していたんですが、

これが違った。

 

むしろ、特に前半はまったりしてると言っていいほど

ホラー映画として捉えたらユルい感じはします。

 

しかし、だからといってつまらないワケではないのが本作の秀逸なところ。

 

ボクは子供の頃から映画を撮ることに憧れているので、

映画を撮影する面々が主役というところがまずは楽しめました。

 

実は本作を観に行った理由のひとつはそこです。

 

映画の撮影風景を見るだけでワクワクするんですよね。

 

 

 

 

このテの設定で観客を引き込もうと思ったら

劇中で撮影されている映画も魅力的であるべきですが

本作のそれは下世話なポルノ映画。

しかし、1979年という時代設定から

ポルノ映画で一発当ててやる(!)という作り手の意気込みに説得力があるし、

考えたら、今やホラー映画のマスターピースとも言える『13日の金曜日』だって

そんなやましい根性で作られた映画やったはず(笑)

 

家でビデオで映画を観ることが普通になりつつあった時代に

芸術性のあるポルノ映画で当てようとする主人公たちの野心に説得力があるから

その撮影風景自体が面白い。

しかも演じる役者がみんな個性的でキャラが立ってて

ホラー的な見せ場がなくても観てて飽きない面白さ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は観たかった一番の理由は『スクリーム』の新作に出てるジェナ・オルテガちゃんを観てみたかった(『スクリーム』は残念ながら配信スルーみたいなので)、ってコトやったんですが^^

 

(一作目におけるドリュー・バリモアの立ち位置に見える↑)

 

 

 

 

『アダムス・ファミリー』のウェンズデーもやるんや(!)^^

 

 

 

可愛らしいルックスと声でありながら、

予想外に体当たり的な演技も見せてくれて、絶叫シーンも見事でした!!

 

オルテガちゃんにはこのまま新世代のスクリームヒロインになってほしいですね叫び

 

 

 

 

 

 

 

 

70年代のアメリカテキサス州を舞台にしているということは

『悪魔のいけにえ』を意識していて、冒頭から不穏な空気を醸し出しますが、

本作はそういうオマージュ的なサービス精神に自らが埋没することなく、

先にあげた劇中劇的な面白さを加えることで

むしろホラー映画の枠に捉われない

映画そのものの面白さを感じましたね!

 

 

タイ・ウェスト監督のインタビュー読んで↓なるほど(!)と納得。

 

 

 

 

 

 

そして、大きくフューチャーされている“最高齢の殺人夫婦”というポイントですが、

二人ともヨボヨボなのでw そういう点では恐怖感は薄いんですが、

凶行に至るきっかけがなんとも…。

 

このテのスラッシャーものの殺人鬼って常人には理解できない狂気があったりするもんやけど、

この老夫婦が狂気に至った過程がなんとなく理解できてしまうから

かえって居心地が悪くなってしまう‥。

これは脚本も書いた監督の意図的な仕掛けなのは間違いない。

 

田舎でつつましやかに暮らしている仲は良い老夫婦。

普通なら平和な光景になるはずが、

世間から忘れられたような老夫婦に見えた時、

長年の蓄積があるからこその狂気が見えた時、

もはやこの世界には誰もが狂気に陥る可能性があることが見えてしまう。

 

その恐ろしさは特に今の日本人なら他人事じゃないような気がするし

少なくともボクは恐ろしく感じた。

 

治安はいいし、一見平和な国である日本で度々起こる

世界的にも類を見ないような狂気的な犯罪の数々。

 

 

ボクは悶々としたからといって人を傷付けるなんて発想はないし、

ほとんどの人がそうでしょうが、

本作を観ると、人間誰しも狂信的になり得る危険性があると感じられるのが

本作の一番怖いところ。

 

 

お客さん思ったより入ってましたが、

遅い時間のレイトショーだったにもかかわらず

エンドタイトルが終わるまで誰一人席を立たず

明るくなってからの場内の重苦しい空気感ったらなかった。

 

つまり、みんな胸の中に重いものを感じたんじゃないかと思う。

 

それでいながらラストの鮮やかさは特筆すべきものがあって

少なくとも3回以上は快感を感じました。

ココがエクストリームホラーたるゆえんか?!!^^

 

 

 

ウェスト監督は編集も手掛けていて これまた素晴らしいんですが、

あざとさを感じる編集もあって、

でもそれもラストで納得させる手際の良さ!!

 

映画ファンとしては ウェスト監督の才能を観に行く価値があると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“決してデートでは観ないで下さい!!”不安←←タラータラー

 

 

 

 

 

 

 

 

アメブロがバグってたみたいでパソコン汗 見て一瞬ビビったあせる(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

X エックス公開中カチンコ

 

 

 

 

 

 

この予告編で下矢印分かる範囲のネタバレで書きますメモ

と言っても、けっこうネタバレしてる予告なので(^_^;)

観に行くと決めてる方は、予告を見ずに行くことをオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボクは断片的に情報を入れてたので、

‘老夫婦の殺人鬼’というワードは頭に入ってました。

 

 

『X エックス』というタイトルや、

“エクストリームライド・ホラー”という宣伝文句にノセられて、

ジェットコースター的なスプラッター・ホラーを想像していたんですが、

これが違った。

 

むしろ、特に前半はまったりしてると言っていいほど

ホラー映画として捉えたらユルい感じはします。

 

しかし、だからといってつまらないワケではないのが本作の秀逸なところ。

 

ボクは子供の頃から映画を撮ることに憧れているので、

映画を撮影する面々が主役というところがまずは楽しめました。

 

実は本作を観に行った理由のひとつはそこです。

 

映画の撮影風景を見るだけでワクワクするんですよね。

 

 

 

 

このテの設定で観客を引き込もうと思ったら

劇中で撮影されている映画も魅力的であるべきですが

本作のそれは下世話なポルノ映画。

しかし、1979年という時代設定から

ポルノ映画で一発当ててやる(!)という作り手の意気込みに説得力があるし、

考えたら、今やホラー映画のマスターピースとも言える『13日の金曜日』だって

そんなやましい根性で作られた映画やったはず(笑)

 

家でビデオで映画を観ることが普通になりつつあった時代に

芸術性のあるポルノ映画で当てようとする主人公たちの野心に説得力があるから

その撮影風景自体が面白い。

しかも演じる役者がみんな個性的でキャラが立ってて

ホラー的な見せ場がなくても観てて飽きない面白さ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は観たかった一番の理由は『スクリーム』の新作に出てるジェナ・オルテガちゃんを観てみたかった(『スクリーム』は残念ながら配信スルーみたいなので)、ってコトやったんですが^^

 

(一作目におけるドリュー・バリモアの立ち位置に見える↑)

 

 

 

 

『アダムス・ファミリー』のウェンズデーもやるんや(!)^^

 

 

 

可愛らしいルックスと声でありながら、

予想外に体当たり的な演技も見せてくれて、絶叫シーンも見事でした!!

 

オルテガちゃんにはこのまま新世代のスクリームヒロインになってほしいですね叫び

 

 

 

 

 

 

 

 

70年代のアメリカテキサス州を舞台にしているということは

『悪魔のいけにえ』を意識していて、冒頭から不穏な空気を醸し出しますが、

本作はそういうオマージュ的なサービス精神に自らが埋没することなく、

先にあげた劇中劇的な面白さを加えることで

むしろホラー映画の枠に捉われない

映画そのものの面白さを感じましたね!

 

 

タイ・ウェスト監督のインタビュー読んで↓なるほど(!)と納得。

 

 

 

 

 

 

そして、大きくフューチャーされている“最高齢の殺人夫婦”というポイントですが、

二人ともヨボヨボなのでw そういう点では恐怖感は薄いんですが、

凶行に至るきっかけがなんとも…。

 

このテのスラッシャーものの殺人鬼って常人には理解できない狂気があったりするもんやけど、

この老夫婦が狂気に至った過程がなんとなく理解できてしまうから

かえって居心地が悪くなってしまう‥。

これは脚本も書いた監督の意図的な仕掛けなのは間違いない。

 

田舎でつつましやかに暮らしている仲は良い老夫婦。

普通なら平和な光景になるはずが、

世間から忘れられたような老夫婦に見えた時、

長年の蓄積があるからこその狂気が見えた時、

もはやこの世界には誰もが狂気に陥る可能性があることが見えてしまう。

 

その恐ろしさは特に今の日本人なら他人事じゃないような気がするし

少なくともボクは恐ろしく感じた。

 

治安はいいし、一見平和な国である日本で度々起こる

世界的にも類を見ないような狂気的な犯罪の数々。

 

 

ボクは悶々としたからといって人を傷付けるなんて発想はないし、

ほとんどの人がそうでしょうが、

本作を観ると、人間誰しも狂信的になり得る危険性があると感じられるのが

本作の一番怖いところ。

 

 

お客さん思ったより入ってましたが、

遅い時間のレイトショーだったにもかかわらず

エンドタイトルが終わるまで誰一人席を立たず

明るくなってからの場内の重苦しい空気感ったらなかった。

 

つまり、みんな胸の中に重いものを感じたんじゃないかと思う。

 

それでいながらラストの鮮やかさは特筆すべきものがあって

少なくとも3回以上は快感を感じました。

ココがエクストリームホラーたるゆえんか?!!^^

 

 

 

ウェスト監督は編集も手掛けていて これまた素晴らしいんですが、

あざとさを感じる編集もあって、

でもそれもラストで納得させる手際の良さ!!

 

映画ファンとしては ウェスト監督の才能を観に行く価値があると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“決してデートでは観ないで下さい!!”不安←←タラータラー

 

 

 

 

 

 

 

 

アメブロがバグってたみたいでパソコン汗 見て一瞬ビビったあせる(笑)