『007 ダイヤモンドは永遠に』~粋でカッコいいボンドを最後まで体現したショーン・コネリー! | 【映画とアイドル】

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実はこの『ダイヤモンドは永遠に』がボクのワースト007やったんですが(^^;)

『ノー・タイム・トゥ・ダイ』が自分からすればご法度な掟破りをやらかした今、

今が苦手な過去作を克服するチャンスや(!!)と思って久しぶりに観たら^^

やっぱり前より全然楽しめました(^^♪

 

 

『NTTD』に関するネタバレも含みます】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱりこの決めゼリフはこういう風に美女の前か、

もしくは悪玉に対してキメてほしいですよね。

間違っても受け付けのオッサンに気合い入れて言うセリフじゃありません。

アレってギャグのつもり?

 

 

 

ブロフェルドが登場したのに風貌が変わってることもあってか

前作からの復讐劇って感じにはならない。

っていうか、本作は前作の『女王陛下の007』が不評を買ってしまったせいか

明らかに軽いノリで作られてて、

出だしのカット割りとか編集とかがいきなりボクにはドタバタコメディみたいに見えて

ノレなかったんですよね。

 

 

このドロドロした液体のなんとも気持ち悪い色合いもノレなかった理由w

もうちっとマシな色にできんかったんか?ww

 

 

 

シリーズ二回目の登場となったシャーリー・バッシーの主題歌は

さすがの王道ぶり♫

合成かと思ったら、

実際に猫ちゃんがヒザの下から出てきたのが

アナログな時代らしい遊び心でマル〇

 

 

 

 

 

ここのマネーペニーの笑顔がなんとも優しくていい。

 

 

 

 

やっぱりボンドはこうでないとね!

 

 

 

 

フィリックスはボンドと同じく 役者を変えてずっと引き継いできた大切なキャラクター。

ダニクレがボンドの死を望んだ気持ちは役者の思いとしては理解できなくもないけど、

フィリックスまで殺したフクナガ監督とバーバラは本当に許せない。

まぁクレイグも許せんけど。

 

 

 

 

こういうシーンも欲しいし、

 

 

カジノのシーンももちろん欲しい。

 

 

もちろん大人のアバンチュールも必須です♡

 

 

 

 

ボンドは自信満々なくらいでいい。

 

 

 

侵入も堂々とw

 

 

 

 

月面車のチェイスはゆるゆるやけど、

月面車やからこそ逃げおおせた展開も007らしい^^

 

現実のアポロ計画と同じタイミングで月面車を登場させたのも007らしい。

007映画はいつも時代の先を行ってたんです。昔はねw

 

こういうベタなシーン、好きです(笑)

 

 

 

 

昔はTVでカー・アクション特集とかやってたもんですが、

それで必ず登場したのが本作のラスベガスでのカー・アクション⤵

真っ赤なマスタングが派手なラスベガスの街にはよく似合う!

 

ここもゆるいですが、今観ると

70年代カー・アクションの雰囲気が懐かしくて嬉しくなります(^.^)

 

 

007といえばアッと驚くアクションですが

当時は片輪走行に驚いたもんです^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガイ・ハミルトン監督は映像派ではなく、職人肌な監督さんやと思いますが、

このシーンはなかなか美しいです。

 

 

 

 

ボンドにはこんな優雅さがやっぱり欲しい。

それでこそ憧れの存在になれる。

 

実はボクは子供の頃はコネリー=ボンドは好きじゃありませんでした。

ムーア=ボンドから入った世代でロジャー・ムーアのことが大好きやったから

当時の ‘007といえばやっぱりコネリー’という風潮に腹が立ってたんですよね。

でも、大人になってから観るとコネリー=ボンドの良さも分かったし、

今観るとなおさら良いです。

 

 

やっぱこれぞボンドでしょ!!

 

 

 

 

これでも任務中ですからw

 

 

 

 

最初観た時はこの女装したブロフェルドに嫌悪感すら覚えましたが、

『NTTD』の後ではこれも許せます。

 

そういえば、最初は嫌いやった殺し屋二人組も今回は許せたんですが、

個人的には語るほどのキャラクターでもないので敢えてカットしています。

(お好きな方スイマセン)

 

 

 

 

終盤の重要なシークエンスとは思えないボンドの表情w

 

 

 

 

人工衛星で地球をピンポイントで破壊するのはボンド映画の悪玉らしい悪事でいいんですが、

その映像処理がチャチ過ぎるのは今観ても残念。

コネリーにギャラ払い過ぎて製作費なかったんかな?(笑)

 

 

 

これぞボンド映画の悪玉でしょう。

 

 

 

 

敵の本丸にも堂々と乗り込むのがボンド流。

 

 

 

ゴンドラにここまでカッコよく乗れる男が他にいますか?^^

 

 

 

 

本物のヘリコプターを何機も登場させる007らしいクライマックス!

 

衣装も仕草も古き良きボンドガールって感じですが^^

本作のティファニーはなかなか気の強い女性で

ボンドガールと呼べるのがティファニー1人なのにラブストーリーの雰囲気は皆無。

まぁ結婚した前作の後やし、

軽いノリにしようと思ったらそこもライトにして正解。

いくらドラマに振ったからって

ボンドに子供ができる展開なんて問題外ですよ。

 

 

 

ここらへんの本物感もさすがです。

 

 

 

 

やっぱりボンド映画のラストシーンはこうでないと♡♡

 

 

 

当時は前作の『女王陛下の007』が不評だったために本作は意図的に軽いノリにしたんでしょうが、

『NTTD』はユーザーレビューで評価が高いんですよね。

コロナ禍以降では最大の興行収入を上げています。

まともな環境で公開されてたら勝てるハズがなかったと思われる『ワイルド・スピード』にも勝る興収です。

ワイスピシリーズがかっての007のように娯楽アクションの王道を極める中、

そのワイスピに勝ったことで007のプロデューサーが勘違いしないか心配です。

 

もし次の世代のボンドでも同じようなことをやったらシリーズそのものが死んでいくと思います。

 

ボンド映画こそ娯楽アクションであるべきです。

そして、そこらへんのアクション映画が到達できないものを魅せるべきなんです。

誰も見たことがないようなアクションを魅せるのが007!

それこそがボンド映画や!とボクは思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

007は先駆者たれ!!!!!!!