『シン・エヴァンゲリオン劇場版』二回目鑑賞【TOHOシネマズ梅田スクリーン2】 | 【映画とアイドル】

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大阪梅田のTOHOシネマズにて

『シン・エヴァンゲリオン 劇場版』二回目を3月15日に観て来ました!

 

今回は前回よりだいぶ大きいスクリーンで観れました。

 

 

 

 

グッズは軒並み売り切れ状態汗

 

 

 

 

でも、ふすまは残ってました(笑)

 

 

 

 

 

 

順調にヒットしていて余裕で『Q』の興行収入を超えてシリーズ最大のヒット!

 

 

 

 

今回も鷺巣(さぎす)詩郎さんの音楽が素晴らしいのでサントラ買いました♪

もちろん聴きながら書いてますCDヘッドフォン

 

 

【今回は内容に触れていますのでネタバレ注意注意

 

 

 

 

 

 

 

 

オープニンタイトルの音楽をサントラで初めて聴いた時は鳥肌立ちました。

映像を思い出しながら。

もう、まるで実写映画のようなオープニングタイトルでした。それも昭和の日本映画のような。

前作『Q』ではタイトルを出すタイミングが今風というか、意表を突いていましたが、

本作のオープニングタイトルはまさに王道。

アニメという枠の中で捉える必要のない、まさに‘堂々たる映画作品’としての格調をボクはオープニングタイトルで感じました。

そして、ここからの物語展開が正に本作のキモといっていいと思います。

 

 

 

 

 

 

この 第3村パートの展開に驚いた方がほとんどじゃないでしょうか?

 

 

もう登場することもないやろうと思っていたトウジにケンスケ、ヒカリまでもが登場。

TV版・旧版を久しく観てないボクの中では正直ケンスケとヒカリはもはや記憶の彼方でした;^^

 

トウジはTV版では衝撃的な展開があったし、『Q』ではトウジの妹のサクラが登場するし、

トウジを思い出さずにはいられないカットもあったので、

本作でトウジが登場した時は(へ~!)と驚きました。

 

 

さっき書いたように、ケンスケもヒカリも(そういえばおったな)くらいの認識で最初は観てたんですが、

特にケンスケのキャラクターが素晴らしく成長していたのには感動を覚えました。

だってケンスケは完全に脇役としての印象しかなかったというか、印象に残ってなかった。

トウジやヒカリはいい意味でイメージはそのままな感じでしたが、

ケンスケは明らかに成長していました。

いや、医者になったトウジ、トウジとの子供を立派に育てているヒカリと比べたら実はそんなに成長していないかもしれない。

しかし、昔はちょっとしたお飾り的なキャラにしか見えてなかったケンスケに今回は凄く感情移入できました。

医者になったトウジはボクみたいな凡人の感覚では偉くなり過ぎていた感じがしましたが(悪い意味ではない)、その点ケンスケは凄く共感しやすいキャラクターになっていました。

 

シンジがこの旧友たちと再会するこのシークエンスで、

『Q』の時は最初は戸惑いしかなかった14年後という物語設定が最高に活きてくる素晴らしさ!!

 

 

 

 

 

大人として日々の生活を一生懸命に生きているトウジたちと、

まさに大人になれないシンジとの対比が見事というか、

この作品の核であるシンジの立ち位置が非常にわかりやすい構図で見えてくるのが本当に見事です。

 

 

 

 

この第3村の描写がすこぶる昭和的なのも印象深いところ。

先日『Q』を久しぶりに観て、その昭和っぽい部分に今さら気づいたんですが

本作ではビジュアルも含めてモロにそういう世界観を庵野監督が見せているところが興味深いです。

庵野監督がもう60歳であることを思えば、それはごく自然なアプローチでもあるワケですが、

レイ(実際はレイではないですがレイと呼びますね)が村人たちに仕事を教えてもらうくだりに顕著ですが、

庵野監督は昔・昭和を描くことで、人間としてシンプルに大切なものを非常にわかりやすく提示してくれます。

 

 

 

この第3村の心がほっこりするエピソードを観て、

『Q』で一度は破壊されてしまったと思った『破』の世界観が復活し、

望んでいた“『破』の続き”をやっと観れたような気持ちになって

本当に幸せな気持ちになれました。

でも、そんな気持ちになればなるほど、ここから終盤にかけての展開がどうなるか?

不安にもなったんですけどね(^^ゞ

 

 

 

続きは三回目を観てから書きますメモ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アスカのこのシーンがたまらなく好きです!!!!