CLOVERFIELD PARADOX (2018)
JJ・エイブラムス製作による『クローバーフィールド』シリーズの第3弾で、
1作目の『クローバーフィールド/HAKAISHA』と2作目の『10 クローバーフィールド・レーン』は映画館で観てて、前作が凄く面白かったので本作の公開を楽しみにしていたら、
なんと劇場では公開されず、Netflix独占配信という形での公開になってしまいましたが、
こうやってソフトを出してくれるのは有り難いです^^
1作目のブログ✑ JJ・エイブラムスの【クローバーフィールド/HAKAISHA】
2作目のブログ✑ 『10 クローバーフィールド・レーン』のウィンステッドちゃんに惚れた!!!
ちなみに前作の『10クローバー~』は大好きなメアリー・エリザベス・ウィンステッドちゃん主演なので、
彼女のテーマのところにガッツリブログを何本か書いてます^^
前二作を御覧になった方はお分かりでしょうが、このシリーズは 劇中で起こっていることが何なのかよく分からない、つまり、‘地球で何かのっぴきならないコトが起こっているけど、それが何による、何のためのコトかが分からない’という状況設定になっているところがミソ。
だから観ている側は最後まで引き込まれることになります。
1作目は最後まで観ても釈然としませんでしたが、2作目のラストは素晴らしかった!!
だから本作を楽しみにしていたんですが、
ポスターから分かる情報は‘宇宙ステーションを舞台にした話’ということだけで、
ストーリーの情報は全く仕入れずに観ました。
【ネタバレ含みます】
エネルギー資源が枯渇した近未来が舞台で、
舞台になる国際宇宙ステーションは、エネルギーの新技術を開発するための実験を行っている設定。
その実験中に事故が発生し、それによって不可解な出来事の数々が起こるという展開なんですが、
その不可解な出来事の数々がボクの想像力を超えてて、
思わず(ウエッ)となるようなビジュアルもあって🤮
目を離せない、気を許せない展開が続きます(;・∀・)
キワモノ的な見せ場があっても、決して安易なB級映画には見えないのは、
宇宙ステーションのセットやCGのクオリティーが高いから!
宇宙ステーションのデザインがエンタープライズ号っぽくて!?かっこいい!
本シリーズとしては高額な4500万ドルの製作費は伊達じゃありません。
製作費が高額になったからNetflixでの配信にしたそうですが、
お金を掛けてしっかり作ったからこそ劇場で勝負してほしかったです。
でも、配信の方がたくさんの人に観てもらえるでしょうから、
このシリーズの面白さを広めるには有効やったのかもしれません(^^ゞ
一見、前二作と関係ないようでありながら、地球上の描写では1作目の怪獣を連想させる描写があったり、2作目に出てきたようなシェルターのシーンもあったりと、内容うんぬんよりまず映像的記憶で前二作とリンクさせる演出が上手いです。
そして、まさにパラドックスのような【PARADOX=逆説・矛盾・定説に逆らうもの】本作の展開を見ていると、(この事故がそもそものきっかけなんじゃ?)と思えてきて、さらにその展開にのめり込むこと必至です。
実は同じくエイブラムス製作の『オーヴァーロード』も本シリーズの新作なんじゃないか?と噂されていたそうなんですが、
つまり、【この世の中で起こる摩訶不思議なこと=クローバーフィールド世界】として描くのが可能と思う
ので、
エイブラムスが敬愛するスピルバーグ監督もリメイクした『トワイライト・ゾーン』の現代版シリーズみたいなノリで、これからもシリーズを続けてくれた面白いのに(!!)と思いますね^^