『JAWS』 ブログ⑥
いよいよクイントを雇って、サメ狩りをすることに。
ただし、クイントは‘雇われ船長’になる気はありません(^^ゞ
クイントは堅物な感じがありながらも、意外に冗談を言ったりするところがいいですね^^
ロバート・ショウ以外にクイントを演じられそうな俳優が思い浮かびません。
家族との描写はここできっぱりと終る。
前半と後半でメリハリを付けたような構成も見事です。
このシーンと音楽が、これからのオルカ号を暗示してるようで上手いですね~!!
ここからの後半は特に、スティーブン・スピルバーグ監督の演出の上手さに唸るばかりです。
もう、「上手い!」と書くしかないような場面の連続なので、
貼った画像を見て、思い出してもらうだけで充分かもしれませんw
アクが強いクイントに負けてないwフーパーもいいですね~^^
リチャード・ドレイファスをキャスティングしたのも大成功!
伏線の張り方もさすがです。
ここからサメの存在の恐怖を盛り上げる編集が素晴らしい!!
まだ見えない敵の脅威を感じさせるところが怖い。
そんな緊張感の中やからこそ、フーパーのキャラが一層活きます^^
観客も少し気を抜いたようなタイミングでサメのデカい顔が出てくる怖さ(;゚Д゚)
個性が強い俳優二人にはさまれたからこそ、
ロイ・シャイダーの善良な署長のキャラクターがいい中和剤になったと思います。
本来はシャイダーも個性派の俳優さんですけどね^^
観客はサメのデカさはすでに知ってましたが、ブロディが実際に見たことで
サスペンスが一気に高まります!!
(1分50秒くらいからの↑ジョン・ウィリアムズのスコアがとにかく素晴らしい♫)
恐ろしい展開やのに、ウィリアムズの軽快なスコアでワクワクさせられるのが最高!!!
こういうちょっとしたシーンでもドキッとさせられる;^^
完全に鮫ハンターとしてスイッチが入るクイント!
ドレイファスは体での表現も達者なんですよね^^
とにかく、音楽と映像のシンクロが最高♫
タルのスピード感に合わせたウィリアムズのスコアが最高♪
あえてカメラ目線にさせるのも絶妙。
海での撮影は困難を極めたはずですが、本当に素晴らしい映像です。
撮影のビル・バトラーは数多くの作品を手掛けていますが、
文句なしに本作がナンバーワンやと思います!
クイントとしては、戦いがいのあるサメと出会えた、というところでしょうか。
しかし、これからの恐怖を暗示させるような映像の雰囲気に
ボクの緊張感は張り詰めたままでした 。
続きます✑