『スカイウォーカーの夜明け』鑑賞1回目の感想。 | 【映画とアイドル】

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『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 ブログメモ

 

 

 

 

 

‘鑑賞1回目の感想’と書いたのは、

また映画館に観に行くと思うし、ソフトを買ったら何回も観るのが『スター・ウォーズ』^^

何回か観ていくうちに感想が変わることもあるので、そう書きました。

 

 

 

 

ボクは先行上映の前夜祭で観ることができたんですが、

とりあえず、その1回目の鑑賞で感じたことを書いておきたいと思います。

極力自分自身の言葉で書きたいので、他のレビューはあえて見ていません。

情報はウィキペディアと、監督とデイジー・リドリーのインタビュー記事を読んだくらいかな。

 

 

 

 

 

 

注意ネタバレ含みます】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お約束のオープニングタイトルが出たところで場内拍手。

エンドタイトルが流れたところでも拍手。

ボクも一緒に拍手してました。

 

そして、最後の最後、エンドタイトルが終ったところでまた場内では拍手が起こりました。

場内割れんばかりというワケではない、ボクの感覚では4分の3くらいのお客さんの拍手でした。

ボクはその最後の拍手は一緒にできませんでした。

 

ラストシーンには感動したので、その直後は素直に拍手できたんですが、

SWならではの長いエンドタイトルを見ている間、本作のことを考えた時、

正直、期待外れという気持ちの方が大きかったからです。

 

シリーズ全9作で、観終わった後で明らかに‘期待外れ’と思ってしまったのは『ジェダイの帰還』以来な気がします。

ただし、期待が異様に膨らんでいた『帰還』の時ほどの落胆はなかったです。

 

期待外れというより、正確には(やっぱ無理やったか‥)という気持ちやったと思います。

 

それは、SWファンならご存知の通り 本シリーズは当初の計画では3作とも監督が変わる予定になってて、1作目のJJ・エイブラムスから2作目はライアン・ジョンソンにバトンタッチ、しかし、最終作を監督する予定やったコリン・トレヴォロウが降板したので、またエイブラムスに出番が回ってきたという経緯があったからです。

これだけの大作を二年スパンで公開したこと自体が今となっては無理があった気もしなくはないですが、

今思うと、監督が交代した時点で公開を延期してでもじっくり作った方がよかったと思います。

ただ、これだけの大作やからこそ、公開をそうそうズラせないってこともあるんでしょうね。

 

エイブラムスが『フォースの覚醒』以降のストーリーをどこまで考えていたのかは知りませんが、

『最後のジェダイ』ができた以上、その設定を踏まえて作らなければならないので、もし以前からあたためていたアイデアがあったとしても、それをそのまま使えなかったのは間違いないでしょう。

でも、本作は『最後のジェダイ』の設定を上手く引き継いでいたと思うし、むしろその設定を上手く活用できていたと思います。フォースの効力について。

ただし、『最後のジェダイ』の時点で、‘フォースはなんでもありか?’っていう感じになってたのに、

今回さらに‘そこまでできるんか!’というフォースの力が描写されて、

『最後の~』フォースの使い方を許容できたボクでさえ、今回は引っかかるフォースの効力がありました。

具体的に書くのは次回以降にしておきます。

 

 

 

 

 

おそらく本作最大の議論を呼ぶであろうポイントは、ポスターなどで既に復活を示唆されていたとはいえ

“パルパティーンの復活”に対する是非が、本作への評価に大きく影響すると思われます。

 

オープニングタイトルでパルパティーンの名前が出てきた時、分かっちゃいたけど、

カイロ・レンがパルパティーンを倒そうとしているというあらすじに(おっ!)となりました。

しかし、レンはパルパティーンの相手にはならなかった感じで、

圧倒的な強さを見せつけるパルパティーンを見た時、

(旧三部作の戦いは何やったんや‥)という思いが頭をもたげたのは事実です。

(結局同じ敵か‥)と。

 

パルパティーンの登場にはもう一つ、最大のサプライズというか、キモになる設定がありましたが、

これも今度書こうと思います。

 

細かい設定を書きだしたらキリがないので、今回は感覚的な感想を書いておきます(前振り?長いw)。

 

 

 

本作を観ていて感じたのは(せわしない)ということです。

それは、捉え方を変えれば、退屈するヒマもないくらい面白い、とも言えるかもしれませんが、

ボクからすれば せわしない印象でした。

 

そもそも、142分という『最後のジェダイ』より短い上映時間がアナウンスされた時点で不安はありました。ボクは長い映画が大嫌いですが、スター・ウォーズ・サーガ全9作、しかも、いったんは自分の手を離れた作品をエイブラムスがまとめるのに、142分では足らないんじゃないか?と思ってましたが、

正にその通りになってしまった印象でした。

 

 

あと、根本的なところに敢えて戻るなら、本作にはボクはワクワクできませんでした。

『フォースの覚醒』はあんなにワクワクしたのに。

でも、これは仕方ない部分も大きいのは分かります。この壮大なドラマをまとめ上げるのに

エイブラムスは腐心するあまり、おそらく自分自身が楽しむ余裕が無く、それが画面を通して伝わってきてしまってる感じがしました。

 

言っちゃなんですが、結果的には同じことの繰り返しで‘壮大なドラマ’とは言えない気もしますが、

シリーズものにおいては、それも方法論のひとつではあると思います。

 

 

 

そして、個人的に一番肝心なポイント―。

 

ボクは、スター・ウォーズは‘子供でも楽しめる映画’やと思ってきたし、そうあるべきやと思っています。

実際、10歳の時に初めて観た『新たなる希望』には心底ワクワクしました。

まっさらな1作目と、前8作を背負った本作を比べるのは酷というものでしょうが、

ボクはそれでもやはり‘子供が見てもワクワクできる’映画にしてほしかったです。

もしボクが10歳でこの作品と出会ってもハマらなかったと思います。

(なんでジジイがあんな強いねん)で終わったかもしれません。

 

エイブラムスはすこぶる魅力的な新キャラクターを『フォースの覚醒』で登場させて、

初めて観る世代でも楽しめるSWをせっかく作り上げたのに、

最後の最後に、トリロジー時代にあっけなく死んだと思われた悪玉を復活させてしまったんです。

今の子供が見ても全く魅力のない悪役なんじゃないでしょうか?

 

そもそもアナキンが命懸けで皇帝を倒した意味が…。

 

パルパティーンの復活には先に書いたように、キモになる理由があるので、

エイブラムスはパルパティーンを復活させることそのものより、そちらの設定のために

わざわざ死んだはずの皇帝を復活させたとも思えますが、

このもう一つの重要な設定も議論を呼ぶ可能性は大きいです。

 

ボクは実はその設定については、今の時点では納得できている方なんですが、

これは2回目以降の鑑賞で捉え方が変わるかもしれません。

 

とにかく本作はせわしなかったので、内容を把握した上でもう一回観たら

また見えてくるところも多々あるんじゃないかと思います。

 

でも、もう一回言います。

 

「ボクは本作にはワクワクしなかった」

 

それこそが一番残念なところでした。

 

 

 

これからパンフレットとかを読もうと思うので、

ここで書かなかったことも含めてまた感想を書きたいと思います。

 

最後にフォローするわけではないですが、

本作には素晴らしいシーンもたくさんあります。

ただし、そこはほぼ予告編で出してしまってたのも失敗やと思いますね。

 

 

 

本作に満足された方には申し訳ない感想になってしまいましたが、

ボクはもちろん本作が嫌いなわけではありません。

 

 

 

続きます✑